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車検の準備

検査は一ヶ月前から、検査の予約は2週間前から

 車検は検査満了の1ヶ月前からなら、いつ受けても、有効期限は同じになります。1ヶ月以上前からでも、検査することはできますが、その場合は、検査の有効期限が、検査を受けた日から起算されますから、短くなります。
 ユーザー車検の予約は、電話か、ホームページから行います。(軽自動車は、こちら
 予約は、受検日の2週間前からできますからなるべく早めに予約しましょう。

予約が必要・3月4月は余裕を持って

 ユーザー車検をするには、上のリンクか電話で、予約をしなければいけません。
 軽自動車は、検査の内容は同じなのですが、軽自動車検査協会というところが車検をするため、予約先が違います。
 普通車の検査の予約は、時間帯が、1日4ラウンドに細分化されています。
   1ラウンド  9:00〜10:15
   2ラウンド 10:30〜12:00
   3ラウンド  13:00〜14:15
   4ラウンド 14:30〜16:00
 どのラウンドでも問題ありませんが、検査で一部不合格であった場合、当日の再検査には費用がかかりませんから、不合格になるかもしれないという不安がある場合は、なるべく早くにしておくと、整備をし直した後で、もう一度検査を受ける余裕があります。再検査は日付が変わっても受け付けてくれますが、1400円程度の検査代がもう一度必要になります。
 各陸運局では、ユーザー車検を受け入れる1日の台数が決められています。3月4月などは車の新規登録が多いので、特に早めに予約を入れましょう。


車検に用意するもの

 その他、車検に対する準備としては、

  1. 車検期間をカバーするする自賠責保険に加入します。
  2. その年の自動車税の納付証明を用意します。(普通車の場合は平成27年4月から必要なくなりました。一部例外あり)
  3. 点検整備記録簿を用意する。(必要ない陸運局もあり
  4. 三文判でもよいので朱肉を使う印鑑を用意します。
  5. ホイールキャップ付きの車ははずして、タイヤの取り付けねじが見えるようにしておく。
  6. シフトノブ、ハンドルなどを取り替えている人は、シフトパターンや、警告器のマークが記入されていない場合、これらを紙に書いてセロテープで貼っておきます。
  7. 重たい荷物などを積んでいる場合は降ろしておきます。
  8. 重量税・検査代金などのお金(自賠責保険に当日加入する人はその代金も)
  9. 期限が切れた12ヶ月点検のシールなどは剥がしておく

 1 については、業者が初回検査をするとき、車検に持って行く日が少々ずれても問題がないように、車検期間より1カ月長い自賠責保険に加入することが普通です。そのため、自賠責保険は、前の車検の時の自賠責保険の有効期間が今回の車検期間に重なっているので、前回の自賠責保険の証書も一緒に必要になります。
 自賠責保険には検査場でも加入できますが、任意保険でつきあいのある保険屋に依頼しておく方が、保険屋としては同じ会社同士の処理で済むので、何かあったときにやりやすいような気がします。ただし強制保険は国が決めた保険ですから、会社が違っていたからといって、実質的な障害はないと思います。
 2 は、普通車の場合、管轄の陸運局で車検をするなら、隣接の施設で無料で再発行できますから、無理に家から探していく必要はありません(他県で車検を受ける場合は必ず忘れずに用意しましょう)。平成27年度4月から必要なくなりました。国と連携して、勝手に調べてくれます。
 ただし、「自動車税の納付後すぐに車検を受ける場合」や、「新規登録した自動車について、翌年度の4月初旬までに車検を受ける場合」は、これまでと同様、県が発行する納税証明書が必要です。
 軽自動車の場合は、従来通り納税証明書が必要です。検査協会でも「軽自動車納税確認書」というのを発行してくれますが、それには400円必要です。市町村役場では納税証明書を無料で再発行してくれますから、何とか検査場へ行く前に用意しておきましょう。何度か車検をやって慣れてしまうと、ついついマンネリ化して、この軽自動車の納税証明書などは用意するのを忘れがちです。(他にも、タイヤのホイールキャップをはずしておくこととか。)忘れないように納税時に(忘れていてもあるように)、すぐ車検証と一緒にしておくのがよいようです。
 3 は、以前は要求されない陸運局もありました。岡山では現在でもそうです。
 しかし、平成26年2月17日から、車検証の備考欄に点検整備実施状況の記載が始まりました。ですから、点検整備記録簿を提出せずに車検証を受けると、車検証に「点検整備記録簿記載なし」と注記が入ります。そして、何か月か後に、「指定工場でしっかり整備をしないと危ないよ」というような警告はがきが届きます。

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 平成26年の車検の時に、車検証を見てびっくりするとともに、後日送られてきた警告はがきを見て、「ここまでするか」と思わずにはいられませんでした。
 名目上は、「ユーザー車検代行の内容を知らずに指定業者と同じだと思って依頼するユーザーから消費者を守る」ということのようです。でも、長年ユーザー車検をやってきた私などからすれば、「そうやってまで、ユーザー車検をするユーザーを脅すか」としか思われません。
 本当に必要なものなら、ユーザー車検だろうが業者だろうが要求すればいいだけの話で、こんな差別をつける必要はありません。元々必要書類の一つだったはずのものなのに、要求されなかっただけなのですから。
 点検整備記録簿は、とりあえず用意して書いてあれば、内容の間違いなどを見られることはありません。悪賢いユーザー車検代行業者が、ユーザーに不安を抱かせないためなら、簡単な手間で用意できる書類を、実際に点検したかどうかは別として、用意しないわけがありません。
 ですから、この書類がないからといって「整備しなさい」と脅すのは、ユーザー車検を不安に思わせる効果しかないのです。
 さらに付け加えれば、このはがきに書いてある2年点検の内容のうち、外から簡単に見て分かる損傷・オイル漏れ全般、動力伝達装置の「ダスト・ブーツの亀裂」、原動機の「排ガステスターを使った点検」などは、車検で点検される項目なので、車検に合格したということは、それだけで、検査して問題がなかったということを意味しています。
 この警告はがきでは、特に、ユーザー車検をする人が自分ではまずできない、排気ガス・テスターを使った点検などをすべきことを強調して不安をあおっている節があります。しかし、これは、前述の通り車検の検査項目ですから、ユーザーがあらかじめ行っておく必要は全くありません。
 点検整備記録簿の用紙は、インターネット上にいくらでもあるので、それを印刷して、用意するのがいいと思います。
 検査場で買える場合もあるようですし(もらえるところもあるらしい?)、車についてきたものでもかまいません。岡山の軽自動車検査協会隣接のテスター場では、光軸を見てもらうついでに、用紙をただでもらったこともあります。
 私のように、ユーザー車検の手引書の用紙をコピーして使う手もあります。
 以前H17年11月に姫路の陸運局で車検を受けた際には、書類を購入したときに点検整備記録簿が付いてきました。岡山では以前からついてきません。
 それどころか、平成28年6月に用紙を売っているところで、点検整備記録簿を購入しようとしたら、協会の加入業者以外には売れませんということでした。これは明らかにユーザー車検への嫌がらせでしかありません。
 ですから、ユーザー車検をする場合には、点検整備記録簿の用紙を一応は必ず用意していきましょう。
 私は前回の件をふまえて用意していっていたのに、検査に不合格で再検査をした際、提出した書類になぜか前回挟んでいたはずの点検整備記録簿がないと言われて、慌ててまた用意しようとして上のような事態が分かったのでした。
 点検整備記録簿の記入の仕方は、車検に受かるためだけなら、以前業者で受けた車検の時の記録簿を参考にそれを写します。自分でまじめに点検した人は、点検した内容に従って記録します。とりあえず記録簿がありさえすれば、中身を詳しく見られたことは私の場合ありません。
 車についている用紙を使う場合にも、排気ガスの測定値などを記入する必要はありません。
 5 はよく忘れるので、注意してはずしておきます。

ホイールカバー付きホイールカバーはずし

 7 は、重たい荷物が積んであるとバランスがくずれ、ヘッドライトの検査の時、光軸が正確に測れない可能性があるためです。

 9 は、どこでもいつでも剥がせといわれるかどうかは分かりません。しかし、岡山県の軽自動車検査協会では、数年前から剥がせといわれだして、剥がさないと検査に受かりません。
 何も道具を持っていないときに、「剥がせ」といわれると、どうやって剥がそうかと途方に暮れますから、心の準備はしておいてくださいね。
 シールはがしのようなものを使わないなら、スクレイパーといわれるへらのようなもので、ガラスを傷つけないようにこすって剥がします。大きめのカッターのようなものでも代用できるでしょう。
 少々のりが付いていて、綺麗にとれていないようなのは、私が経験した範囲では、あまり気にしないようです。



余談 慣れすぎてよくやる間違いは

ホイールキャップをはずしていない!

 上に書いたもののうち、慣れすぎていてよくやる間違いは、ホイールキャップをはずすのを忘れてしまうことですね。
 つい先日も、もう十年以上何台もユーザー車検をしているにもかかわらず、「初めてですか」と声を掛けられました。
 「何で声を掛けたんだろう」と思いながら、「いえ」と答えたのですが、つらつら考えてみると、「ホイールキャップをはずしていない!」
 「それで、教えてやろうと思って、声を掛けてくれたのだ」と気がつきました。
 教えてくれようとしてくれた人に対して、あまりにも素っ気ない返事をしてしまったのに気が付いて、あわてて、「ありがとう!」とお礼を言ったNekoさんでした。

軽自動車の納税証明書を持ってくるのを忘れた

 普通車は、車検場隣接の施設で納税証明書を無料で発行してくれるので、ついつい忘れてしまうのが、軽自動車の納税証明書です。
 軽自動車の場合も、市町村の役所に問い合わせてくれて発行をしてもらうことは出来ますが、数百円の手数料を取られます。
 車検場に来てみると、前回も手数料を納付した領収書が出てきて、毎回同じ間違いをしていることがよく分かります。
 納税証明書は、市町村の役所に行けば、無料で再発行してくれます。
 でも、そんなことがないよう、車検の時に忘れていてもすぐあるように、納税した時点ですぐに車検証のバインダーにはさげておくのが一番いいですね。

自賠責保険を頼んでいない

 最近私はあまりに慣れっこになっていて、「この日に車検に持って行ってやろう」という気持ちだけで、車検の予約を入れればもうすぐにでも持って行けるような気になってしまいがちですが、それでいつもあたふたするのが、前日になって自賠責保険を頼むのを忘れていることです。
 どこの業者でも気にしないのなら、車検場隣接の施設でも加入することが出来ます。しかし、「任意保険と同じ業者にしておこう」とか考えるなら、事前に用意してもらっておくことが必要ですね。
 最近、Nekoさんは、保険屋さんと車検場で朝待ち合わせをすることがどうも多いような。
 そんなに、都合を合わせてくれる保険屋さんばかりではないでしょうから、気をつけてくださいね。

そう言やあ、この前もハンコ忘れとったわあ

 そう言えば、はんこ。前回も100円ショップに買いに走ったなあ。
 親切な車検場隣接の施設のおばさんが、「あそこで買えば、○○円。近所の百円ショップで買えば、100円」と教えてくれたっけ。
 ハンコも忘れるとは、まったく、何も用意していないですねえ。

予約が取れない

 最近車検の予約も、全国一括の申し込みになったので、数少ない予定台数に達すると、はねつけられてしまいます。
 「車検場の混雑をふせぐ」という大義名分のもと、ユーザー車検の人数をとても少なく制限しているので、たかが予約を取るのも大変です。
 特に3月4月のあたりに車検を計画している人は、計画的に動いてくださいね。
 予約は、検査日の2週間前からのようです。

慣れっこになって色々忘れてしまうほど、車検に通すこと自体は簡単だ

 最初に車検場に車を持ち込んで、ユーザー車検をしたときには、「受かるだろうか」とどきどきして、とても緊張しました。
 それが、最近では、上に書いたようにいつも何やかやと忘れることが多いです。それは、それほど、気負わずに普通のことをしておけば、車検など受かること自体はたいしたことではない、ということの裏返しです。
 「ユーザー車検をしている」というと、「すごい!」とか、「器用なんだね」といわれることが多いですが、本当のところはそれほどたいしたことはありません。
 最初は、何をするにしても、たとえ簡単なことであっても、「自分に出来るのだろうか」「大丈夫だろうか」とみんな不安になるものです。私だって、慣れないことをやるときには、いつもそうなります。
 だから、その不安をなるべく遠ざけて、敢えてやってみれば、「悩んでいるだけ、そこが一番大変だった」ということは多いのです。
 あなたも、勇気を出して、チャレンジしてみてくださいね。

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 このページは「ユーザー車検から見た車維持の本質」の記事のひとつです。
 ユーザー車検をすることで、いつも接している車のことがもっとよく分かってきます。
 ユーザー車検にチャレンジしてみましょう。

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