家のリフォームなんか自分でやっちゃえやっちゃえ

Top>Daiku>自宅温泉化

自宅温泉化

近くに無料の温泉給湯所が……汲みに行かない手はない

tank

 我が家のすぐ近くに町が掘り出した温泉があり、そこには例によって温泉の水を持ち帰る設備があります。それが誰でも持ち帰ることができ、また無料なので、これは我が家を温泉化しない手はない考え、そのために楽な方法を工夫してみました。
 幸い我が家には軽トラがあるので、それを使うとして、普通こういう場合使われることの多い灯油用のポリタンでは、持ち帰ってから運ぶのが大変です。そこで農作業用の200リットルのタンク(ローリータンク)(楽天) を使うことにしました。

どうやって浴槽に水を汲み入れるか

 難題はどうやってそれをうちの中に入れるかです。窓の網戸が簡単に開くのならば何も苦労しなくても済むのですが、私のうちは網戸がはめ殺しになっていてはずれません。そこに穴を開ければ簡単ですが、それではそこから蚊が入ってくるので問題です。そこで思い切って、壁に穴を開けることにしました。

取り入れ口内 取り入れ口外

 タンクから浴槽への給水は、ホームセンターで1万円程度で売っている電動のポンプを使えば全部を5分ほどで給水します。なるべく汲んで帰ってから楽に浴槽へ給水したくて、いろいろ継ぎ手を物色して回りましたが、使わないときにきちんと穴が閉じて、なおかつ外から悪さをされないようなアイデアがなかなか浮かびませんでした。普通の水道管の径では給水に時間がかかりすぎます。そこで、とりあえず浴室の内と外壁の外とを水道用の内径5センチのパイプを通して、ホースをその中に通せるようにし、それに内外ともにふたをするのが一番簡単だという結論になりました。ふたについては本当は内か外かだけで十分のはずですが、外から悪さされず、なおかつ保温の観点からも、内外両方にあった方がよいだろうと思ってそうしてあります。
 我が家は大昔のセキスイハイムのマッチ箱のような家なので、浴室は内壁・外壁ともに金属でした。電気ドリルで、円に沿うように何個も穴を開け、最後にヤスリをかけて円形の穴を開けています。電気ドリルに付けるヤスリの先端は100円ショップに売っているもので十分です。中に細い木の桟(さん)のようなものがあって少々びびりましたが、気にせずにがりがり切り取って、パイプを通しました。

壁の内側の配管・配線には注意

 壁の内には、水道管や電気線を通した管などが埋めてあります。それに当たらないように注意して穴を開けます。私の場合よほど注意したつもりが、内側の穴を開けたとき、電気のコードを通した管がかかるかかからないか微妙なところにあり、少々あわてました。それに絶対かからないように外の穴を開けたので、パイプが少々ゆがんでしまいました。(しょうがない。あいきょう。あいきょう。)
 なお、このような管を屋外から屋内に通すときには、必ず外の方を下にします。そうしないと管に水が入ったとき、すべて中に入ってきて大変なことになります。温泉化でなくても、無線やテレビのアンテナ線を引くときには注意しましょう。我が家は結果的にそうなっていました。(終わりよければすべてよし。なんといい加減な。)

隙間埋め、異材の固定に重宝する「エポキシパテ水中用」

エポキシパテ水中用

 パイプと壁の隙間を埋めるのには、セメダインの「エポキシパテ水中用(楽天) 」を使いました。この製品は、練って使います。固まると耐水性・対薬品性があり、たいそう重宝します。(別項で紹介しましたが、写真の現像タンクにパイプを接続する際にもこれを使っています。)
 我が家は、前住人が、風呂の水を庭木にやるのにホースを浴室から庭に出すための穴をあけていました。その穴もこれを使ってきれいに埋めることができました。その穴を埋めるときには、「壁に穴ばかり開けてなんてことを」とぶつくさ言っていましたが、後から考えてみると、ちょっと工作がきれいなぐらいで、自分もやっていることは全く同じなのでした。あるいは前所有者の所行が、私のやることの参考になったのかもしれません。

ポンプは電気式の水中用が手軽、洗濯用は非力

tank

 ポンプ(楽天) については、エンジンのポンプを使っている人もいます。私は、前記のように、能力の高い電気のポンプを使っています。洗濯機用のポンプではおそらく時間がかかりすぎるでしょう。電気は電工リールを屋外配線から引っ張ってくればすむことです。しかし人間というのは楽をすればもっと楽をしたくなるもので、私は車を横付けするところまで電気を引っ張ってきています。それだけでは電気プラグが水に濡れてしまうし、誰でもすぐ見えるところにプラグが露出しているのは物騒なので、ポリタンク3・4個を保存する入れ物を買ってきて、その内部に電気線が来るように細工して、ポンプもそこに収納しています。こうすることで、軽トラにはタンクしか積まないですむので、他の用途にもすぐに使用することが可能となっています。

収納ボックスの水抜き

 なお、この場合入れ物の底に左右二カ所ほど水抜き用の穴を開けてあります。その一つから、電気のコードが入ってくるようになっていて、よその家に温泉を汲んであげるときには、箱ごと移動できるようにしてあります。

電気取り入れ 電気保護ボックス

温泉を日常的に汲みに行っている人も何人かいる

 私が汲みに行っている温泉には、同じようなことをしている人が何人かいて、中には普通の軽自動車の後ろにくだんの200リットルのタンク(楽天) を積んで汲みに来ている女の人もいます。パン焼き器などと同じで、いつもやっているときにはそれほど苦になりませんが、ぶりが止まるとなかなか重い腰があがらなくなってしまいます。また、普段それほど必要でもない軽トラがやっぱり手放せいないと思ってしまったりもしますが、上記のような自宅を温泉化する計画はいかがでしょうか。お金をほとんど使わず、少しの労力で温泉を楽しむことができます。労力は少々かかりますが、温泉の水にするとやはり湯上がりは比べものになりません。
 最近足が遠のきがちな自宅温泉化の話でした。 

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional