永代供養,納得のいく墓作りについて考えます

個人墓を建てる

ゆったりした個人墓はやっぱり魅力だ

8寸個人墓東山
 右の写真は、石豊の東山の事務所裏にある永代供養の墓です。場所が岡山市の中心部にあるだけに、一金180万円也とかなり高いです。しかも事務所裏の薄暗いところにある上、写真のとおり墓の下の土地がブロックで覆われているので、かなり印象を損ねています。
 駐車場は事務所のものを使わせていただけるのですが、そこもそれほど広くはないので、お盆などにはかなり車を置くのに困ることが予想されます。東山は車を置くスペースなどほとんどないので、どこでもそうでしょうが。
 これを見て、それほど食指は動かなかったのですが、もののついでということで、東岡山駅裏近くの「みどりケ丘聖光苑」の方にも行ってみました。墓石は同じ石なのに、こちらの方は開放感があって、かなりよい印象です。
みどりケ丘正面
 田舎だけのことはあって、150万円とお安くなっているだけではなく、墓地の総面積がかなりある上、つくりが全体にゆったりしているので、東山ほどのせせこましい感じがしません。
 墓石は、さすがに中国産で、G654甫田(ほでん)吸水率0.128です。ちょっと石目を見た感じ、安物の石にありがちな荒い目の石粒があまり目立たないのでよい感じに見えます。ただ、ちょっと気になったのは、後からうちが実際に注文してやって来た墓石は、ところどころ金に光る細かい石粒が見えるということでした。青木石や大島石などの青御影石と比べると少し濃い色です。
 さらに、こちらの方は、東山とは違い、土地のかさ上げに、墓石と同じような色・高さの巻き石をきちんと使っているので、本当は2重台の墓なのに、3重台であるかのような雰囲気に作られています。
 墓の大きさ・つくりは、東山もこちらも同じで、土地1㎡、8寸(竿石の横の幅)です。
みどりケ丘洋墓
 私は、「シンプルなのが一番いい」と考える人間なので、本当は座布団や飾りはいらないのですが、ここの墓は、飾りといってもそれほどけばくはないので、そういう点でも好感が持てます。
 花立にはステンレスをおごってあって、これも上に突き出ているような飾りは必要ないのですが、でもプラスチックの安物よりは、お金をかけて作ってある印象になっています。
 石豊の永代供養墓には、同じ1㎡の土地に造る洋風の墓も用意されています。



みどりケ丘聖光苑(石豊)の永代供養の内容

 50年間の永代供養付きで、その間、管理料などは不要です。50年たったら、墓は整理されて、同じ墓地にある納骨堂の方に移されます。
 肝心の供養の内容は、年3度、春秋の彼岸と、お盆に供養してもらえます。どのようなやり方で供養してくださるのか、お坊さんと話をしたわけではないので、今一歩よくわかりません。とりあえずはどれくらいの時間をかけて拝んでくださるのかは不明ですが、まとめて祭壇を作って拝むのではなくて、各墓の前でそれぞれ拝んでくださるようなことをいいます。
 まだ実際に立っている墓が少ないので、もっと墓が多くなってくるとどうなるのかは不確定要素があるような気がしないでもありません。
 拝んでくださるのは、檀家をとらない密教の福野先生という方のようで、真言宗・天台宗に対応しているようです。
 この方は、亡くなった方だけではなく、生身の人間も拝んでいらっしゃるそうです。ちょっと簡単に話を聞いただけでは、よく理解できない方です。
 また、赤磐市桜ヶ丘東にある法慶寺の住職にも依頼することがあるようです。

会社がつぶれたらどうなるか

 ちょっと意地悪ですが、「会社がつぶれたらどうなるの」と聞いてみました。一応宗教法人になっているので、会社がつぶれたからといって、墓を取り上げられるということは無いようです。永代供養の場合、50年間の管理料を先払いしているわけですが、他の契約では、管理料を毎年徴収するので、その収入だけで、かなりの額が宗教法人に入るので心配はないということでした。
 まあしかし、先払いした永代供養料は、会社が倒産したら無駄になるでしょう。会社がつぶれても、宗教法人が、お坊さんを呼ぶところまで肩代わりしてくれるとは、到底思えませんので。
 

今谷浄心苑の永代供養墓

 今谷浄心苑は、同じ東岡山周辺だといっても、百間川の西側、操山のふもとにあるので、場所的にはより岡山市内に近い印象があります。墓地から、百間川が見渡せるのもよい感じです。
 ただどうしても町に近いだけ、東山聖光苑のように花を道沿いに植えるなどといった芸当はしてありません。
 それと、墓地の入り口の道が細く急なので、背の高い車などでは、「ひっくり返りはしないだろうか」と要らぬ心配をしたくなるのは、少しマイナスポイントでしょうか。

今谷個人墓小 個人墓小広告 個人墓小広告

 墓石には、80万円ほどの小さい洋風のものと、130万円ほどの8寸の和墓があります。
 こちらの8寸の和墓の石は、日本に最も早く輸入された中国産墓石材の一つ、AG98、吸水率0.197です。大島石によく似た石目で、西日本の安い墓石にはよく使われています。

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 墓地は1聖地ですから、90cm四方です。1㎡=1.23聖地です。
 デザインは見てのとおりです。ロウソク立て、線香立てに風防が付いているので、風が強い日にはありがたいでしょう。全体に石豊の墓石よりはいろいろ装飾が施してあるので、それをよいと見るのか、少しけばけばしいと見るのかは好みで評価の分かれるところでしょう。
 ちょっと見た感じ、みどりケ丘聖光苑の墓石より全体に建て込んでいる感じがするのは、土地の面積の一聖地と㎡の違いからでしょうか。それとも緑ヶ丘の方がまだ墓石がほとんど立っていないが故の気のせいでしょうか。
 契約は特に33年とか、50年とかいう風に年数を区切ってはいないそうです。
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 供養の方は、年2回、彼岸(春秋どちらかは確かめず)と盆で、真言宗の常福寺がしてくれるそうです。ただ、これは、墓をお守りする子孫が絶えてから始まるそうで、今現在のところ、お寺さんが永代供養をしている墓はないということでした。
 永代供養の墓が増えてくれば、墓の前に祭壇を作って拝むことになるだろうという話でした。
 話を聞いた全体の印象としては、33年とか、50年とかにかかわりなくずっと永久に墓を置いておくと決めているというよりも、永代供養について詳しい確定的なことは、今後考えていくといったスタンスのようです。

墓を作って四十九日に納骨はかなり苦しい

 先祖墓がもうすでにあるならいざ知らず、これから新たに墓を作って四十九日に納骨しようとするとかなり苦しいです。
 大手石材店のように、同じ規格のものを大量に作って売っているようなところでは、在庫のものに文字を堀ればどうにかなるでしょう。しかし、そのために一から墓石を刻んでいくようなところでは本当に大変だと思います。
 伯母は普通に真言宗のお寺によって先祖の祭りをしてきた人間なので、今回は私の家の先祖墓のように、「デザインを一から考えてみるか」というような発想はしてはいけません。
 ですから、出来合いの石の中からあまりごてごてしていないシンプルなデザインのものであればよいのです。
 石豊は、契約後、注文にあわせて墓石を中国で加工し、日本に送っているそうです。ですが、今回は、デザインの変更が不要ならば、「本当にぎりぎりだけれどもなんとかしよう」と幸いなことにいってくれています。今谷の方は、見本がすでに墓地に何基か置いてあるので、それに文字を彫って、移動すれば間に合いそうです。

どれにするか迷った永代供養

 ここまでのところで候補に挙がってきたのは、法界院の永代供養のほかは、下の表のとおりです。
 先祖からの祭りを優先して、法界院の永代供養塔にするのか、花がいつも植えてあって落ち着いた雰囲気のみどりヶ岡にするのか、それとも、伯母の住まいであったところから一番近い今谷にするのか、本当に悩むところです。
 特に伯母は、「赤磐市のような田舎にはさらさら住む気はない」と言っていたような人間ですから、「みどりケ丘のような山の上をどう考えるか」というようなことを考えると、今谷の「場所の魅力」というのはかなり強力です。
 ですが、最終的には、やはりそこからなんとなく感じ取られる場所の雰囲気のよさを優先して、うちは「みどりケ丘聖光苑」に墓を建てることにしました。
 結果的には、実際ここにお墓を建ててみて、冬でも日当たりのよいのは本当によかったと思います。
 お墓を建てた後でいろいろな墓地に改めて行ってみると、日当たりがよくない墓地は多いです。墓地を探しているときには、土地の利便性とか、墓石などに目がいきがちで、この日あたりというところなどまでには、なかなか気が回りません。ですが、この善し悪しは、結果的には体感的にとても大きな要素であったと、後からしみじみ実感します。

 さて、どんなお墓ができたのかは、次の8寸規格墓の文字堀りでご紹介します。

東山聖光苑石豊岡山市門田本町2丁目1-30120-379481
みどりケ丘聖光苑石豊岡山市藤井838-32他0120-379481
今谷浄心苑東山石材岡山市中区今谷434086-279-3019

 石豊の墓地・墓石に関しては、「Neko Fumioのホームページを見てきたよ」といってもらえば、いいことがあるように交渉しておきました。「ここにしようかなあ。」と思ったら、交渉の時、カードの一つに使ってみてくださいね。

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