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リモコンの修理

 コムテック の4チュ-ナ-x4アンテナ車載用地上デジタルチュ-ナー(WGA8000A)のリモコンが効かなくなって、これを修理したことがあります。
 この場合は、基盤の内の配線の2本が、のりか何かの影響で、通電しなくなっていたためでした。
 ここを細い線をはんだ付けして通電してやることで、何とかリモコンが復活しました。
 今回は、SANYOのビデオデッキ(世の中では、多分もう死語になっているんだろうなあ)のリモコンが、あまり使いもしていないのに、なぜか光らなくなってしまっていたので、これを分解してみました。

リモコン不調の確認

 リモコン使用の機器が不調の場合、リモコンが不調なのか、本体の機器が不調なのかの問題を切り分けないといけません。
 リモコンの赤外線は、目では見えませんが、デジカメの液晶ではきちんととらえることができるので、カメラの液晶でLEDを映してリモコンを操作してみて、LEDの発光が確認できなければ、リモコンが壊れていることが分かります。

リモコンの分解

 外から確認できるところにねじがなければ、上下のプラスチック部分で挟まっているだけなので、ドライバーか何かで傷つけないように隙間をこじって少しずつ開いていくと、中が開きます。
 ところが、今回のリモコンの場合は、これをしようとしても、こじったところが傷になるだけで、うまいこと開くことができませんでした。
 どうせ開くことができなければ、ゴミ箱に直行するしかありませんから、ネットに書いてあった最終手段として、一番下角の所を糸鋸でドライバーが入るだけの隙間を切って、そこにドライバーを押し込んで、ねじってみました。
 結論から言えば、このリモコンも、プラスチック部分が挟まっているだけでした。無理やり開いたので、ところどころかみ合わせの部分が折れて壊れた部分もありますが、組み合わせて元に戻してみると、何とか元に戻って、勝手に分解することはないようです。

リモコン修理

 中を開いてはみたものの、どこが悪くてLEDが光らないのか、皆目見当がつきません。
 ネット情報などによると、接点が汚れて導通不良を起こしていることがあるそうです。それで、オキシフルと綿棒などで掃除をしてみますが、全く効果はありません。
 コンデンサーなども、壊れてはいないような気がします。
 配線がどうなっているのかよくわからないので、正確なことは言えませんが、マイナス端子や、一部のプラス端子などを確認してみても、前回の導通不良のような個所も発見できません。
 万事休すで、「もう捨てるしかないか」とあきらめかけて、「どうせ捨てるのなら」ということで、ICの足のうち、片方は光沢あるハンダの色なのに、片方がくすんでいるので、そちらの方をダメもとで、ハンダを付け直してみました。ICのハンダ付けなど初めてなので、恐る恐るです。細いこて先を使い、足の筋に沿って内から外方向になぞるようにこて先をゆっくり移動させていきます。左右がくっついたら、それをくっつかないように取ります。
 「たぶんだめだろうな」と思いながら、電池を入れてみると、あら不思議、LEDが点灯するようになっているではありませんか。
 私のビデオデッキは、リモコンがないと入力切替など、使えない機能がたくさんあるので、この修理のお陰で、デッキをまだ捨てないで済みます。