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Capillary Hoop サイドバーナーの制作

 前項でCapillary Hoop Stove(内炎式)を作りました。この項では、同じ作り方で、サイドバーナー式を作ってみることにします。
 内炎式の場合、火力が強く、使い勝手はいいものの、高価なJBウェルド オートウェルド(Yahoo) というパテが必要です。
 サイドバーナー式の場合、そういう特殊な用品は必要ありません。それで、副室加圧加圧式ストーブよりは、火力を強くしたり、燃費を良くしたり出来、しかも五徳が不要なので、これを作るメリットはあると思います。

 以下の説明は、Capillary Hoop Stove(内炎式)と違う点だけを説明します。作業の細かいやり方の説明は前項を参考にしてください。

梅ジュースアルミ缶
1: 使用する缶は、ビール缶などより一回り小さい190mlのアルミ缶です。(このページの写真はダブルクリックすると拡大できます)
 これを上と下から、それぞれ同じ高さに切ります。
 つまり、缶の上と下とを合わせることで、空き缶1つから、アルコールストーブ1つを作れます。


2: 飲み口の所に穴を開けます。プルトップで出来た穴がかなりでかいので、それにかからないように、出来るだけ小さい穴を開けます。

副室加圧式ストーブ 副室加圧式ストーブ

外ジェット孔
3: 缶の上側部分を使って、側壁(Capillary)を作ります。
 定規用の帯を使って、24折りもしくは16折りの溝をつけます。私は先の細いラジオペンチを使って折り目を付けています。
 折り数を増やす方が、上がってくるアルコールの量が増えるため、火力は強くなりますが、燃料消費が増えます。
 これには、内炎式のようにジェット孔を開ける必要はありません。
 下側は、外の缶底の斜め部分に沿うように、数ミリの切れ込みを入れて内に曲げます。

外ジェット孔
4: ジェット孔用の穴を開けます。上側の缶外側にある丸いくびれ部分(Hoop)にアルコールが側壁の溝を伝って上がってくるので、そのくびれ部分にちょうどジェット孔の穴が来るように、高さを調整して穴を開けます。私は12穴が好みです。
 穴の大きさは、1.5mmにしました。この穴開けにも、定規用の帯を使います。

5: こうやって出来た部品を上側を下側に差し込んで、外缶上部を内に折り込めば完成です。

外ジェット孔  外ジェット孔  

 写真左は、側壁24折り、右の写真は、左が16折り、右が24折りです。

6: 性能です。

外ジェット孔
 中央からアルコールを入れて火を付けると、ジェット孔からの燃焼は6,7秒で始まるので、そこからすぐに鍋をじかにストーブ上に載せることが出来ます。
 20mlのアルコール、400ccの水で、側壁を24折り、ジェット孔1.5mmにしたとき、6分10秒ほどで沸騰し、8分20秒まで沸騰が続きます。
 一般的な副室加圧式ストーブと燃焼時間はほぼ同じで、火力はこちらの方が強いようです。
 写真の炎は、これのもので、鍋の底全体に炎がきれいに行き渡るとても気持ちのいい燃え方をします。
 側壁16折り、ジェット孔1.5mmにしたときは、沸騰するまで7分30秒と副室加圧加圧式ストーブより少し時間がかかりますが、10分20秒まで燃焼するので、驚異的な燃費といえます。アルコール20mlだけで、ほぼインスタントラーメンが作れてしまうほどの勢いです。
 どちらを選ぶかは、好みの問題です。ただ、火力を選ぶなら、作るときの費用や手間を考えないなら、私はどちらかと言えば、サイドバーナー式よりも内炎式を選びたい気がします。内炎式の方が、ジェットの勢いが強い分、風に強そうな気がするからです。

7: 16穴、側壁16折り、ジェット孔1.3mmも作ってみました。こちらの方が、炎の隙間がない分見た目はきれいですが、7分40秒で沸騰、10分までの燃焼ですから、12穴、ジェット孔1.5mmの方がいいようですね。

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