深タンク自作によるカラー自家現像

フィルム現像/一般的な方法

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フィルム現像の一般的な方法

 一番簡単にするなら、前述したように、白黒でも使う普通の現像タンクを使い、一度試しのフィルムを使って、温度を測り、現像の初めと終わりの温度の真ん中が現像の適温になるように最初に入れる現像液の温度を調整して現像します。現像液の説明書を読んでいただければ分かるように、現像結果に最も敏感に反応するのは発色現像液の温度なので、発色現像液の温度にだけは十分すぎるほど気を遣います。
 上とどちらがよいか分かりませんが、もっと温度変化を少なくするためには、ステンレスタンクを使い、撹拌以外の時は、適温の湯につけておくという方法もあります。この場合は、プランターの水抜き穴をふさいで、恒温漕として使うのが手軽でしょう。
 ただ、それでも保温、各液を入れるタイミングと時間、撹拌の仕方、大気温による撹拌したときの液温の下がり方を一定にするのはかなり骨が折れるでしょうから、いっそのこと、私は一つのタンクに液を入れ替えるのではなく、タンクを使用液の数分用意して、それを保温した湯につけ、そこにフィルムホルダーごと漬け直す方法をとっています。各液を入れたタンクを漬けた水槽の水をサーモスタット付きのヒーターで温め、温度むらをなくすためにポンプで撹拌します。こうすると、現像中にフィルムを各タンクに入れ替える作業を伴うので完全な暗室が必要にはなりますが、たっぷりとある液の中で撹拌を行うので、条件をかなり一定にでき、保温は機械任せで、使用後液を他の容器に入れ替えるという作業もなくなります。
 暗室については、印画紙現像の時どうせ必要になるので、それほどデメリットにはならないはずです。
 他に特別な用具を使うものとして、LPLの簡易プロセッサ用の現像タンクなどもあります。これは保温用の装置も付いており、新鮮な液を少量使い捨てにするので、現像管理は既存の用具を使うよりは簡単かも知れません。ただし、用具が高価で、現像液の使い回しができない、用具の手入れに手間がかかりそうだという理由で、私は採用しませんでした。(用具の実物を見たことがなく、もちろん使ったこともないので、これ以上の意見は慎みます。)

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