深タンク自作によるカラー自家現像

フィルム現像/現像作業

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現像作業

明室

 フィルムピッカーで巻き込んだフィルムのベロを出し、フィルム巻き込み穴をさけて、フィルムの先端を切り、リールに巻き込みやすいように、切ったフィルムの両端を斜めにカットします。
 それをパターソンのリールに少し押し込み、リールの差し込み口の両端の金属製のボール部分にフィルムが挟まるようにします。
 この作業を、一度に現像する本数分しておきます。
 暗室タイマーに、最初の発色現像の時間をセットしておきます。例えば4分30秒の場合は、0から4分左に寄ったところに針をセットします。

暗室

 セットしておいたリールの両端を左右に動かして、フィルムを巻き取ります。フィルムが全部巻き取れたら、一番パトローネの口に近いところで切り、更にフィルムを最後まで巻き取ります。
 リールを撹拌用の棒にセットします。
 棒に最初の発色現像用のタンクのふたをかぶせます。
 これで準備ができたので、タイマーのボタンを押しながら、フィルムを発色現像液につけて、最初にコンコンと底を叩くようにして、フィルムに付いた気泡を取り、続いて現像液の指定通り連続撹拌します。
 以後指定時間になるまで、時間ごとに指定時間撹拌します。
 ふたに細工をして、途中を明室にしてもかまわないようにした場合は、次の液につけ直す準備をするまでの間、途中は明室にできます。
 暗室の中で、発色現像の終了15秒前になったらふたを取り、液を切って、時間が来たら次の液につけます。発色現像と同様、気泡取りをして、時間指定通りに撹拌します。ふたをかぶせたらまた明室にできます。ナニワカラーキットNの場合は、2液なのでこれで終わりですが、コダックの現像液の場合は、漂白液と定着液が分かれているので、それぞれ同様に処理します。

明室

 定着が終わったら、もう明室にしてもかまいません。リールをバットなどで受けて液が漏れないようにして、水洗できるところまで運びます。
 水洗は別に器具を作っても、計量カップの大きいやつでもかまいません。できれば温水を指定時間流しっぱなしにします。
 最後に30秒ほどドライウェルにつけて完成です。これが終わるまでは、フィルムをリールからはずしません。
 フィルムをリールからはずすときには、そのままひねってはずすと、フィルムの最後のコマに無理な力がかかって折れてしまうので、フィルムの端を少しリールからはずして、リールをひねってもフィルムの端がリールのボールで押されないようにしてはずすのがこつです。
 フィルムをはずしたら、下にフィルムクリップを付けて重りとし、洗濯ばさみに挟んで乾燥させます。乾燥させるところが人の出入りが多くてほこりが立つところのような場合は、ほこりよけ覆いを工夫するべきでしょう。
 完全にフィルムが乾燥したら、フィルムに指紋やほこりが付かないようにしてネガアルバムに収納します。

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