深タンク自作によるカラー自家現像

フィルム現像/自家現像の利点

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フィルム自家現像の利点は微妙

 現像時に特別な処理をしないのであれば、フィルム現像ではオリジナリティーを追求するようなところはあまりありません。自分の好みの濃度のネガを手に入れることができるといったことを別にすれば、純粋に、なるべく条件を一定するべき化学反応の領域ですから、後は経済性の問題と、そのフィルムを他人に見られたくないかどうか(他人がしてくれない)、また特殊な現像処理をしたいかどうかといった問題になるでしょう。

経済性は

 まず経済性の面では、ポジの場合薬品がかなり高価な上、前項のように処理液の疲労から条件を均一にすることが難しいことを考えると、あえて面倒をおかして挑戦するメリットはないように思います。(あくまでしたことのない人間の想像です。)
 ネガの場合は、処理本数と求めるものによって経済性が変わってきます。
 フィルムの現像液は許容本数までかなり現像できますが、一回溶いてしまうとそれをほど長持ちはしません。(このことについての詳しい記述は、経験の少ない今の私にはちょっと荷が重いので、そのうち正確に書きたいと思います。ここではとりあえずナニワカラーキットNを想定しています。)
 そのため許容本数になるまでフィルムをためて現像するか、かなりの本数を短期間のうちに撮影する人でない限り、必ずしも経済的だとは言えないかもしれません。
 フィルム現像液の中で、比較的安価で、しかも手軽に手に入れることができるナニワカラーキットNの定価がかなり上がってしまった現在では、一回の処理で15本まとめて現像するとして、1本200円弱の経費になります。
 0円プリントの場合、プリントが付いてきますから、そのことを考えれば、それほど自家現像しても安上がりとはいえないかもしれません。
 デジタル時代になって、フィルムの0円プリントが無くなってしまってきていること、35mmフィルム以外のブローニー版などを現像する場合、また、全ショットのサービス判プリントが必要かどうか、現像がすぐに必要かどうかということを考えて、自家現像するかどうかを判断すればいいでしょう。

自家現像すれば、まとめ取りも気にならない、特殊現像もできる

 撮りためて現像する場合、自家現像に切り替えると、「何本現像しても経費は同じだ」と思えるようになるため、バシャバシャいくらでもフィルムを使ってもあまり気にならなくなります。ただこれも、「一枚一枚を大切に」といった異論も出てくるかもしれません。
 また、特別な処理としては、増感現像やクロスプロセス(ポジフィルムのネガ現像)などがあります。私はまだ挑戦していませんが、これらをしたいときは、自家現像をするメリットがあるでしょう。私もいずれ挑戦してみたいと思っています。

自家現像の方が発色がいいような気も

 上記の他にも、私としては自家処理に切り替えた方が、0円プリントよりネガの発色が鮮やかになったような気がしているのですが、気のせいでしょうか。他の人の意見も聞いてみたいところです。

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