深タンク自作によるカラー自家現像

印画紙現像/現像用機材

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印画紙現像用機材

引伸機

 写真の現像をする上で、自動現像機やよほど高価なカラーアナライザーを買わない限り、一番の大物です。長く使えますから、しっかりしたものを選ぶべきでしょう。引き伸ばし器に着いている電圧安定装置でもよいのか、他に装置をつけた方がいいのか私には分かりませんが、電圧の安定には何らかの手だてを考えるべきでしょう。どちらがよいか経験のある方がいらっしゃれば教えていただきたいと思います。白黒用でもできるでしょうが、カラーフィルター内蔵の専用機の方が断然楽だと思います。あまり急がないのなら、中級器ならオークションで安く手に入ります。

引伸レンズ

 現像の要(かなめ)となるものです。カメラのレンズほど高価ではないので、なるべくよいものを手に入れましょう。35mフィルムなら50m、645~67なら75~80mの焦点距離のレンズを選びます。保存中にかびないように防湿庫に入れます。

引伸タイマー

 露光時間の管理のために、引伸タイマーも用意したいところです。
 光量を記録しておいて、同じ光量になるように露光時間を調整できるAEタイマーというのもあります。これは主に白黒用の機材のようですが、メーカーに問い合わせてもらったところ、ラッキーのもLPLのもカラーで使えないことはないということでした。実際使ってみると、グレーなどでも色が付いた部分は、絞りを解放ぐらいに明るくしないと使えません。あくまで髪のように黒いところ、すなわちネガでは光を一番よく通すところに合わせて使う機械のようです。
 LPLのものはフットスイッチがつきますが、ラッキーのものはつきません。
 絶版商品では、ラッキーのカラーアナリタイマーⅡのような、AEタイマーの機能の他にさらにカラーアナライザーがついたものもかつてはありました。

暗室ランプ

 指定のW数の白熱球(たぶん20W)をつけて、カラープリント(印画紙)用のセーフライトガラスを入れて使います。白黒のランプに慣れている人の感覚で見ると、非常に暗く何も見えないような気がしますが、そんなもんだと思って見ていると、目が慣れてくればそれなりには見えます。
 kingのガラスは、カタログでは印画紙面から最低1m離すように書いてありますが、商品の箱には、カラー・白黒・白黒多階調用とも最低50cmと書いてあります。
 一つでは使いにくいので、引伸機の所に一つ、現像タンクの上に一つ設置します。
 なお余談ですが、白黒でも、Nationalから出ていた暗室用電球(赤色のランプだけ)がなくなったので、この形式のランプを付けるしかなくなったようです。

色評価用蛍光管

東芝ライテック(TOSHIBA) [FL20SN-SDL] ランプ演色改善形蛍光ランプ ネオラインデラックス FL20SNSDL

 色の見え方は、光源によって違ってくるそうです。したがって、プリントの色の仕上がりを正確に評価するためには、部屋の蛍光灯にこの蛍光管をつける必要があるそうです。
 ただし実際にNationanのものを購入してみると、明かりを消しても、光が残ってぼんやり光るので、暗室にはこれをつけない方が無難だと思いました。どこか別の部屋に20Wのまっすぐな蛍光管を取り付けられる蛍光灯を取りつけ、その部屋で色を評価するしかないようです。無駄な蛍光灯を一つ買ってしまいました。
 National、TOSHIBAともに、直管スタータ形20形の商品はFL20S・N-EDLという品番の商品です。電気店で注文します。(希望小売価格一本1,050円、2012年5月現在)
 (東芝ライテック(TOSHIBA) [FL20SN-SDL] ランプ演色改善形蛍光ランプ ネオラインデラックス FL20SNSDL

布団乾燥機

 専用のプリントドライヤーは、現在市販されているものは、大4切りまでのものしかない上、非常に高価です。スポンジで水を切った印画紙をバスケットに入れたまま、乾燥用のタンクに入れて、これで乾かします。白黒と違い、カラーは印画紙が乾燥してからでないと色の評価ができないので、自然乾燥など待ってはいられません。なんらかのフィルム乾燥のための手だてが絶対に必要です。布団乾燥機は、ヘアドライヤーよりもはるかに強力なので、かなり使い勝手がよいと思います。
 きちんとした現像をするためには、バスケットをきちんと乾燥させなければならない(ぬれたままだと現像むらができる)ので、この方式は印画紙とバスケットを同時に乾燥することができ、非常に合理的です。

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