深タンク自作によるカラー自家現像

印画紙現像/装置(バスケット)

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印画紙現像の装置の自作(バスケット)

印画紙用バスケット

 これは、印画紙を現像液につけて上下するためのものです。今回の現像装置自作においてはこれの製作が一番大変です。
 マコト写真館では外形13cmのアクリルリングと、ステンレスの針金を使って自作しています。『COLOR PRINTING だれでもできるカラープリント入門』(参考文献・リンク欄参照)では、温度の影響を受けにくい素材で作る方がよいのでそのような素材で作ったと書いてあるのですが、どう見ても写真に写っているバスケットはステンレス製のようです。私は、温度の影響を受けにくい適当な素材が見つからなかったので、とりあえず4mmと3mmのステンレスの針金をハンダづけして作ってみました。輪と心棒が4mmで他が3mmです。そんなことはやったことがなかったので、やる前はどうなることかと思っていましたが、「案ずるより産むが安し」で、やってみるとなんとかなりました。
 ステンレス線を切るには、ボルトクリッパを使います。なるべく深くくわえ込んで、ねじったりしないようにすると刃こぼれしません。
 ハンダごては中学生が使うような安物で、ステンレス専用のハンダとフラックスを使います。このとき、100円ショップに売っている小さいバイスグリップを数個用意していたのがとても役に立ちました。これはくわえてしまうときっちりと挟んだままゆるまないので、この作業をするには必需品だと思います。
 縦のステンレスをとめるのに途中は仕方ないですが、端は折ってしっかり固定する場所を確保するべきだったと途中から気づきました。
 私はとりあえず、六切り・四つ切り3枚用のバスケットと、キャビネ・試し焼き6枚用のバスケットを作っています。全紙をするときには、何とかこのタンクで1枚焼けるようなバスケットを考えなければならないと思っています。その時は、印画紙を横に向けて入れないといけないようなので、ちょっと工夫が必要です。試し焼き用の底には、ステンレスの網を張ってみました。
 中にステンレスのパイプを入れておいたので、バスケットを上下する針金は一本だけ作って、どちらのバスケットの時にも差し替えて使っています。ステンレスのパイプは、ジスクグラインダーで切断しました。これでけがをしないように切り口を丸めておきます。あらかじめ長さが分かっていれば、たぶんホームセンターでも切ってくれるはずです。(以前もっと太いものを、押入のハンガー用に切ってもらったことがあります。)
 私のバスケットの問題点は、水につけた印画紙は柔らかくなっているので、ステンレスの枠と当たったところがどうしても少しへこんでしまうところです。これはほんの少しなので、余白を多く取るような写真では全く気になりませんが、余白なしのキャビネなどでは少し気になるかも知れません。

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