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テレビキットからモニターの増設へ

 今まで、ナビの他にも安価なテレビを別に付けて、テレビを付けながら、テレビ側の音声は消し、ナビ側の音声はラジオ、画面はナビというような使い方を野球中継などでしてきました。
 車の運転中はテレビ画面など本気で見られないので、ラジオで内容を把握し、必要なときだけ画面を見るというような使い方です。
 ナビのテレビが付いているのに、あえてテレビを別に付ける利点は、ナビ画面を常時表示しながら、テレビを見ることができ、必要なら、さらに音声はラジオにまでできてしまうという点でした。


走行中映らないテレビ テレビとナビを同時に使えない

 今回デリカD5を新車で購入するに当たって、純正品の高価なナビが標準で付いてくるので、その機能を最大限に生かしたいところです。
 そこで、単体ではナビ画面とテレビ画面が同時に使えない不便さはとりあえず我慢することにして、純正ナビのテレビが走行中表示可能なように、テレビKITなるものを、納車時に付けてもらうことにしました。
 ナビのテレビを走行中映すことができれば、遠出をするときなど必要に応じて、別にこれまで使ってきたポータブルナビのテレビ側を使うかナビ側を使うか、それを純正ナビの補助にすればよいと考えていたのです。
 これまで、ナビも含め後付の電装品はほとんど自分で取り付けてきた私ではありますが、やはり新車に対しては、一歩引いてしまいます。納車早々傷物にしてしまってはあわれなので、お金がかかっても、業者に取り付けてもらおうと気の弱いことを考えてしまいました。

 走行中テレビを映るようにする製品にも色々あることを知らず、「付けておいてね」と業者に頼んで付いてきたのがこの手の商品ではよく売れているPata SystemのTV-KIT(楽天)というやつでした。
 ところがこれは、テレビを見る、元に戻すの切り替えをスイッチでやるんですが、スイッチを入れてテレビを見る設定にしたままだと、MMCS側でテレビを切ってナビ画面に切り替えても、ナビの現在地表示が変わりません。
 最初はナビが自車の位置を正確に表示しないので、結構あわてました。結局この製品は、TV-KIT側のスイッチをテレビにすると、ナビに行く車速情報などを車が止まっているようにだましてテレビを表示するようになっているようです。ですから、TV-KIT側のスイッチをテレビにしたままでは、ナビの位置情報が全く切り替わりません。
 普通の社外ナビなどは、パーキングブレーキの情報を、走行中のテレビを映さないために使っていることが多く、その場合は、パーキングブレーキ信号を取るケーブルを、アース線につないでおけば、走行中もテレビを視聴でき、テレビを見ていても、裏ではきちんとナビが動いていますから、ルートの音声案内だけは、テレビ視聴中もしてくれます。
 ところが、このPata SystemのTV-KITだと、テレビ視聴中はナビが働きませんから、純正ナビが本当に高い高い高級テレビになってしまいます。


最初から増設モニターを付けとけばよかった

 デリカD5のナビには、後部座席用にディスプレイを増設するための外部出力端子が用意されています。これに増設ディスプレイをつなぐと、走行中でも、テレビ表示が可能で、当然ナビはナビで表示することができます。 それを、前席から見えるところに設置すればよかったのです。
 デリカD5純正のMMCSのナビはとてもよく映ります。画像がきれいなだけではなく、受信範囲が、従来のアナログテレビや、アンテナ・チューナーが一つしかない製品に較べ、圧倒的によく、かなり田舎に行っても電波を拾ってくれます。
 このチューナーを使ってモニターを増設すれば、その受信性能をそのまま生かすことができ、一つのチューナーの画像を分けて表示するだけですから、別のチューナーを増設する場合のように、表示や音声が微妙にずれるなどといったことも起こりません。
 このあたりの経緯については、ブログの方に詳しく書きました。


増設モニターを付けるには

 増設モニターを付けるには、純正部品の映像出力コード(MZ608434 2,000円)を使うか、Pata Systemのビデオ出力ハーネスVHO-M22(楽天)(メーカー別にハーネスが用意されています)を使います。
 違いは、純正品は一つのビデオ出力だけですが、Pata Systemの方は、同時に2つのビデオ出力ができる点です。値段もそれほど変わらないので私はPata Systemの方を使うことにしました。


増設モニター取り付けの実際

 増設モニターを取り付けるとなると、結局ナビの裏にハーネスを差し込まなければならないので、ナビを取り外すのと同じ作業をしないと行けません。
 当然TV-KITの取り付けも同じ事です。
 納車時には、大枚払ってTV-KIT取り付けを依頼した私でしたが、もう事ここに至っては、腹をくくるより他ありません。
 三菱に行って、ばらし方をよくよく聞いてから作業に入ります。以前のデリカD5は、ナビの上側のパネルをはずすと、すぐにナビの裏にアプローチできたようで、それなら簡単なのですが、11型はそうはいきません。
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 まず、シフトレバーの銀色のわっかを素手で押し下げ、そこに出てくるねじをはずしてシフトレバーを取ります。
 あとは下からパネルをはずしていきます。
 最初が、エアコンや4WD切り替えの付いているパネルです。これは、パネルはずしか、なければマイナスのドライバーなどをあて布をして傷が付かないように当てながら、上に引き上げてやればすぐにはずれます。エアコンなどのつまみをはずす必要はありません。
 ただ、この作業中で一番大変なのがこのパネルの取り外しで、裏に付いている配線をまとめたコネクターを一つはずさないと、本体がはずれません。コードが短いため、このコネクターをはずすのに右往左往していると、すぐにパネルに傷が付いてしまいそうです。
 このコネクターが、結構変な方向に固定されているので、素手ではどうにもなりませんでした。そこで、右往左往。結局L字に曲がった6角レンチを使ってコネクターの爪を押し下げることでなんとかこのコネクターがはずれました。
 後は上に上に、パネルをはずすと出てくるねじをはずしながら、パネルをはずしていきます。
 最初のパネルが大変なだけで、それ以降はそれほど大変な箇所はありません。
 パネルをあけてしまうと、ナビの後ろに余裕がかなりあるので、少々の増設など、追加機器を隠すスペースは結構ありそうです。
 取り付ける上で一つ注意する点は、ハーネスの説明書に付いてくる電源の位置と、実際の位置とが一つずれていたことでした。図では真ん中から一つずれた位置のケーブルがアクセサリー電源のようになっていますが、実際は真ん中の線でした。
 テスターなどであらかじめ確かめておく必要がありそうです。


とにかく、養生・養生・養生

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 作業をする上での注意点は、とにかく養生を徹底的にすることです。今回は三菱のサービスマンの指示に従って、建築用の養生テープを使って、パネルの、外、内、こすりそうなところを徹底的に養生しました。
 特に、一番下の4WDなどの駆動切り替えスイッチが付いているパネルの上部左右が細くなっている部分などは、傷つけてしまいやすいので、細心の注意を払わなければならないそうです。
 あらかじめ、注意点を聞いていたおかげで、何とか致命的な傷を付けることも無く作業を終えることができました。
 それでも作業終了間際、ラジオペンチが勢い余って養生していないプラスチック部分に当たり、小さな傷をつけてしまいました。
 プロとアマチュアとの差は、この養生の段取りの差にあると実感した作業でした。


スイッチの取り付け

 スイッチはエーモンのロッカスイッチ(楽天)を使いました。運転席右下にあるスイッチ増設穴の楕円になっているところを、長方形になるようにカッターで少し上下成型してやるだけで、結構きれいに収まります。
  このスイッチを使うには、コードには平型端子の雌(楽天)を接続します。


車検の時煩わしくならないようにしようと思っていたのに

クリックすると拡大画像を表示します 穴など開けてモニターを固定してしまうと、車検の時、モニターをはずさなければならないと、またパネルをはずして取り付け作業一式を繰り返さなければならないので、少々不格好でも、そんな事はしなくてすむようにしようと決めて作業に取りかかったのでした。
 ところが勢いというのは恐ろしいもので、「何か穴を開けるのをためらう理由があったよなあ」とひっかかりながら、「ええい、やっちゃえ、やっちゃえ」と思わずパネルに穴を開けて、モニターにコードをつなげてしまいました。
 あとから、「そうだった」と思いだしても後の祭り。切ったものは元には戻りません。
 結局、内に差し込んだコードを引き伸ばしてやれば、車検の時は、ダッシュの小物入れのところまでモニタを隠すことができたので、車検の時にも、結果オーライで何とかなりそうです。
 穴の開け方は、穴とはいうものの、パネルに下から逆Uの字に切れ込みを入れています。金切り鋸で、コードの太さにごしごし切って、穴として見える部分は最小限になるように、丸ヤスリで整形します。パネルの下の部分が、合わさって下の部品に被さってしまうので、できあがったところが最小限にあけた穴のように見えます。
 モニタのケーブルには、部品が色々付いているので、本当の穴では、それらが通りません。逆Uの字に切れ込みを入れてはさんでしまうことで、このケーブルをパネルの外に簡単・きれいに出してくることができるのです。


増設モニターはあえて5インチに

クリックすると拡大画像を表示します ネットで見ていると、増設モニターは安いものなら7インチ(楽天)でも5,000円程度からあります。でも、デリカD5の場合、7インチを付けてしまうと、前方の視界が、かなり妨げられそうです。そこであえて、以前の車で使っていた安物の5.8インチを付けることにしました。
 これでも、運転席の視界から一切邪魔にならないところまでとはいかないので、おそらく車検の時は取り外さなければならなくなるのでしょう。でも、運転するときには、さほど気にはなりません。


TV-KITを取り付けた意味がないこともない

 私は、増設モニタを取り付ける前にTV-KIT(楽天)を取り付けていました。
 ですが、これはこれで増設モニタを付けても、取り付けた意味がないこともありません。ナビ使用時には全く役に立ちませんが、近場を移動中のように、ナビを使う必要がないときには、純正ナビの画面にテレビを映すことができるからです。
 私のように増設を5インチにした場合は、ナビの画面の方が大きいですから、ナビが必要ないときには、これにテレビ画像を映して見る方がやっぱり見やすいです。

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