Top  >   > 車ブログ  > 車種別 >  三菱 >  デリカD5 >  動いているときに映らないテレビなんて

 <  フルフラットにならない ショック!!  |  車ブログ Top  |  ラルゴの一時抹消をしてきた  > 

2011年7月27日

動いているときに映らないテレビなんて

 デリカD5に付いてきたMMCSのテレビはよく映ります。
 ポータブルナビや、アンテナが一つしか付いていない地デジチューナーだと、町中から少しはずれると、すぐに映らなくなります。昔ラルゴに付けていたアナログテレビもそうでしたので、車載のテレビなど、所詮その程度のものだろうと思っておりました。
 ところが、意に反して、D5についているテレビは、かなり町からはずれても、テレビを表示し続けてくれます。これだけの範囲でテレビを映し続けてくれれば、見ようと思ったときにテレビを見ることができる確率はかなりあがります。

 でも、最近のテレビは、走行中は、画像が出ないようになっています。車は乗って移動する手段なのに、その本来の目的を果たしている間はテレビを表示できません。これじゃあ、車にテレビが付いている意味がない。

 それで、走行中もテレビを表示できるというキットを納車時に取り付けてもらうように頼んでおいたのですが、これが、予想以上に「とほと」な製品でした。


 はじめから、信頼していたわけじゃあないが

 この手のテレビキットというのは、眉唾物だと、かねてから思っていました。ちょっと分かっている人だと、簡単に配線をいじってすませてしまえるようなところを、もっともらしく製品にして、べらぼうな代金を要求するイメージです。
 でも、新車に対して、今まで自分がやってきたようにパネルをばらしてナビを取り出したりするのは、傷が付くのが怖くて、どうしても弱気になってしまいます。高い製品に頼り、業者にお任せすれば、この不安から逃れることができますから、自分ではなるべくいじらないですむ方向に逃げよう逃げようとしたくなります。
 それで、「それだけのお金をかけるほどのものではないだろう」と思いつつも、納車時に取り付けてもらうようにお願いしていたのです。
 そうすれば、お金はかかっても、普通にテレビとナビが切り替えて使えると思っていたからです。
 ところがどっこいでした。


簡単にナビをだませればよいが

 最近のナビは、車が動いているときに画像が出ないように自主規制しています。社外のナビなら、このような仕様になっていても、本来パーキングブレーキのところにつなぐコードを、アースに落とすだけで、だますことができるようになっているものが以前は結構ありました。最近の社外ナビは、どうなっているんでしょうか。あいかわらず、このような仕様のものが多いのではないでしょうか。
 ラルゴに付けていたナビはこのような仕様のものでしたので、テレビを表示していても、ナビはナビで裏で働いているので、音声案内だけはきちんときくことができました。

 でも、最近の純正品のナビは、上述のように、パーキングブレーキのところだけアースにつないでおけばテレビも映るような簡単な仕様では無いものが多いようです。
 パーキング情報の他、車速情報なども参考にしながら、表示の可否をきめているようです。
 そのため、純正品のナビをだまして走行中でもテレビを映すようにする簡単接続キットが販売されているのですが、これが、とんだ食わせ物です。


テレビが映ってもナビが動かないんじゃあただの高いテレビ

 そんなに何社からも製品が出ていることを知らないもんだから、製品名を指定せず、ディーラーに付けておいて、と頼んで、納車時に付いてきたのが、この手の商品ではよく売れているPata SystemのTV-KITです。
 これは、テレビを見る、元に戻すの切り替えをスイッチでやるんですが、スイッチを入れてテレビを見る設定にしたままだと、MMCS側でテレビを切ってナビ画面に切り替えても、ナビの現在地表示が変わりません。
 最初はナビが自車の位置を正確に表示しないので、結構あわてました。でも、よく考えてみると、ナビが表示したまま動かない位置は、結局、TV-KITのスイッチを入れたところだったのです。
 つまり、このテレビキットというのは、ナビに送る車速情報を送らないようにして、停車状態であるかのようにナビをだまして、テレビを映るようにするだけの装置のようです。
 このようなやり方だと、ナビが車速を関知しないわけですから、ナビの表示がでたらめになります。
 
 いくらテレビが映るといっても、社外のナビにアースを落としただけのものなら、テレビ表示中でも、目的地へのナビゲーションだけはしっかりしてくれます。しかし、このような作りでは、テレビを見るか、ナビを使うか、二者択一で、見知らぬところに、テレビを表示したまま、ナビの音声案内を頼りにして移動していくなんて芸当がまったくできません。

 テレビは受信感度がよくてかなりの地域でも映るので、その面では快適です。ですが、これをテレビ専用機として使わなければならないというのでは、とっても高い高いテレビになってしまいます。


これだけの回路に1万円以上もかかるとは思えない

 私は、ナビの構造まで正確に把握しているわけでもなく、自分の車で実験をしたわけではないので、確かなことはいえませんが、こんな回路に2万円近くする定価が付けられるのが信じられません。
 どうせ、ナビかテレビかどちらかをスイッチで選択するだけなら、パーキング信号が来ているところに、アースをつないで、車速の信号を切ってやれば、それだけでテレビは映るのではないでしょうか。
 最近の車速パルスというものは、どのような構造になっているのでしょうか。昔車速パルスを車から取り出すことができないパジェロに付けたデンソーの車速パルス発生器は、スピードメーターのケーブルの回転に合わせて、アースへの接続が定期的に発生するだけのものでした。つまり、アースにつながったときだけ電気が流れるわけですから、この信号線を通って何回電気が流れるかで、車速を測っているようなものでした。今でも車速信号がこのようなものであるならただ、ここの電気を一切流れないようにしてしまえば、車速0の停止状態を装えるわけです。
 もしこれだけのことでよいなら、簡単に自分で結線を出来そうな感じがします。
 私はTV-KITを買ってしまったので、この試行錯誤をするような状況にはありませんし、ネットでもこのような実験をなさった方の報告を発見できなかったので、私の憶測が正しいのかどうか、確かめようがありませんが。


ナビの中には移動中かどうかをGPSで判断しているものがある

 ナビの中には移動中かどうかをGPSで判断しているものもあります。たとえばSONYのnav-uや、最近のゴリラなどは、パーキング線につなぐコードがありません。(もしくは、つなぐ必要がありません。)それで一定の速度になるときちんと?テレビの表示をしなくなります。このようなものは、移動しているかどうかを、GPSの情報から判断して制御しているわけですから、TV-Kitのような結線だけをどうこうしてごまかせるようなものではないはずです。
 ただ、このような社外のナビには、結構、抜け道が用意されていたりします。
 私の持っているnav-u、NV-U3Vでは、車載用の台座であるクレードルに止める信号端子の一つをセロテープで絶縁してやれば、走行中のナビ操作やテレビ表示が可能になりました。
 また、SANYO Gorilla 【 NV-SD741DT 】 7型大画面 16GBSSDポータブルナビゲーション  ワンセグチューナー FM-VICS内蔵でも、パーキングブレーキコードをつなぐか、もしくはそんなことをしなくても、ブレーキ端子の所に、100円ショップで買ってきたモノラルのイヤホンの端子部分から2本の線をちょっとだけ残して切断し、その2本の線を結線したものを挿すだけでも、走行中のナビ操作が可能になります。
 このような抜け道が、社外品の場合、割合あるのですが、そんなことがない限り、GPS信号で車の移動の制御を行っているとしたら、TV-KITのように、結線にちょっとコードを割り込ませるぐらいで、ナビをだますことなど出来るはずがありません。


初めから増設モニタを付けておけばよかった

 TV-Kitのようなしようもないものを大金を払って付けるよりも、もっといい抜け道がありました。それが、増設もモニターを付けるという方法です。
 もともと、テレビ表示中に、ナビが動いても、ナビ画面まで見られるわけではないので、どちらも同時に使いたいときのために、補助の意味で、性能が悪いものでもよいので、ナビかテレビか、どちらかを増設しようかと思っていたところでした。
 しかし、それも、取り付けたナビ・テレビの性能が劣っていた場合、それを使用するときには、性能を我慢しながら使うことになってしまいます。
 このような、走行中のテレビ表示と、ナビ・テレビの同時操作という2つの要求を一度にかなえてしまうスマートな方法が、モニターを増設するという手でした。
 MMCSには、後部座席用にディスプレイを増設するための外部出力端子が用意されています。これに増設ディスプレイをつなぐと、走行中でも、テレビ表示が可能で、当然ナビはナビで表示することができます。
 この増設テレビを、前席から見えるところに設置すればよかったのです。

 先ほどにも書いたように、D5のテレビをそのまま使うことができれば、かなり受信範囲が広いので、下手に違うものを増設するよりも、使い勝手がよいはずです。
 それに、テレビのチューナーは、機械ごとに映像や音声が出てくるまでのタイムラグが違うため、別のチューナーを使うと、映像や音声出力が微妙にずれて出力されます。上述のように一つのチューナーからディスプレイだけを増設する場合、このようなタイムラグは発生しませんから、その点でも利点があります。
 しかも、たぶん、これだけの機器を増設しても、安物を調達すれば、ディスプレイも含めて、ちょっとコードの細工をした使い勝手の悪いテレビキット+取り付け代と同程度でできますから、初めからこうしない手はなかったのです。


増設ディスプレイを付ける場所が割合無い

クリックすると拡大画像を表示します デリカD5もですが、最近の車はエアバックが付いているので、何か増設品を取り付けようとすると、意外に適当な場所がありません。本当なら、7インチも5インチもそれほど値段が変わらないので、大きいディスプレイを付けたいところですが、たぶん7インチのディスプレイを付けてしまうと、かなり邪魔になるでしょう。


車検の時大変なことにならないように

 増設ナビやディスプレイを設置する場合、一つだけ注意しなければならないことがあります。それは、車検を受ける際に、要らぬ手間をかけないですむように設置することです。
 運転席から視界をじゃまするところに余計なものがあると車検には通らないそうです。7インチどころか、私が設置した5,8インチのディスプレイでも、ディスプレイが視界から窓枠にかかってしまうので、そのままでは車検に通らないかも知れません。
 その場合、車検の度にディスプレイをはずさなければならないことになりますから、インパネなどをはずさなくても簡単に取り外しができるようにセット方法を考えておいたほうがよいでしょう。
 取り付けの実際については、別項で詳しく書きました。

 <  フルフラットにならない ショック!!  |  車ブログ Top  |  ラルゴの一時抹消をしてきた  > 

         


https://www.neko01.com/car/blog/syasyubetu/mitubisi/delicad5/post-54.php 
このページのトップへ↑
このページについて

 このページは「Nekoの車とぼちぼちつきあうさ」の記事のひとつです。
 ユーザー車検や、ナビの取り付けなど、DIYで取り組む日々の取り組みを記事にしています。

メールマガジン
スポンサードリンク
リンクについて
 本ホームページのリンクには、楽天アフィリエイト、他のアフィリエイトリンクが含まれています。