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ハイゼットの社外オートライト化

 ハイゼットの純正用品カタログを見ていると、オートライトシステム、一金29.400円也、というのがあります。
 なんか面白そうですが、高すぎて手が出ません。
 実際にデリカD5のオートライトを使っていると、ライトスイッチに全く触る必要がなくなって、かなり便利です。コムエンタープライズという会社から、安価な12V用車速連動オートライトキット Ver1.1というのが出ていることを知って、取り付けてみることにしました。


車速連動にしないほうがよかったかも

 この会社からは、500円の違いで、車速に対応してヘッドライトをON,OFFする車速対応型と、車速には対応しない方の2製品が出ています。たった500円の違いで後から後悔するのは嫌なので、私は車速連動型の方を選びました。
 こちらの商品は、車が走りだすと点灯し、車が止まると数秒後に自動でスモールランプだけになる優れものです。普段からヘッドライトを停車時にこまめにON,OFFしている方には、とっても重宝するでしょう。
 でも実際私が使ってみて、後ろに まだ車がいない暗い交差点で、スモールライトだけで止まっているのは、やっぱり怖いような気がします。
 それと、もう一つ、これも後から調べていて気づいたのですが、HIDヘッドライトはON,OFFを繰り返すと極端に寿命が短くなってしまうそうです。私はヘッドライトをHIDにしているので、この面からも却って車速連動でなかったほうが良かったようです。(今販売中の商品は、取り付け後、車速連動にするかしないかを選べるように改良されています。)


車速信号の取り出し

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 ハイゼットS200Pの車速信号は、センターコンソール下のECU(Engine Control Unit)から取るか、スピードメーター裏からも取ることができます。
 ECUはセンターコンソールではなくて、その下、プラスチックのカバーで覆われた床側のほうに付いています。
 マニュアル車の場合、シフトノブはぐるぐるねじ込んでいるだけなので、それをはずせば、後は、このカバーを外せるようにネジを外していきます。
 多分、左右の椅子も取り外してしまった方が、作業がやりやすいと思います。
 カバーを外すと、そこにある弁当箱状のものがECUです。これに、Gpという31ピンのカプラーと、Cpという24ピンのカプラーがついています。車速は右側の小さい24ピンカプラーCpの30番、真ん中の段の端から4番目、草赤色のコードです。
 ついでに言うと、その隣の3番目、29番赤黄が回転です。こんなに簡単に信号線が分かるなら、私は回転計も取り付けてみたいので、車速取り出しのついでに、回転信号も分岐して取り出しておくことにします。
 ちなみに、回転信号だけなら、ハンドル下、クラッチ上に露出して取り付けてある故障診断ソケットBy(一番端の8番ピン、赤黄)からも取ることができます。
 コードの分岐には注意が必要です。ECUから出ているコードはかなり細いので、コードを分岐しようとして、私は一本ちぎってしまいました。ギボシ端子で繋ぎ直して事なきを得ましたが、こういうことがないよう十分注意しましょう。


プラスコントロールかマイナスコントロールか

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 キットの配線は、プラスコントロールかマイナスコントロールかによって、繋ぎ方が異なります。この違いは、リンクのページを見てください。
 スモールは、プラスコントロールです。
 しかし、ハイゼットS200Pのヘッドライトの場合は、簡単にプラスコントロール・マイナスコントロールと言ってしまえないところがあります。
 どういうことかというと、ヘッドライトの電源のON,OFFを一度プラス側で制御しておいて、Hi,Loの切り替えはマイナス側で行っているのです。
 マイナス側のスイッチは常時HiかLoかのどちらかにつながっていて、プラス側のスイッチが入った時だけ、マイナス側のスイッチが切り替わっている方に電気が流れていくようになっています。
 ですから、このオートライトキットをどこにつなぐかによって、プラスコントロールかマイナスコントロールかというのも変わってきます。
 実際の繋ぎ方は、最初のプラス側のスイッチの直後にヘッドライトの制御線を入れることで、Hi,Loどちらへも切り替えて使うことができるようにします。マイナス側に制御線を入れると、Hi,Loの線が別々になっているので、そのどちらかでしか使えないことになります。


配線しよう

 ハイゼットのヘッドライトの電源の仕組みがわかったところで、キットの配線をします。ヘッドライト・スモール共にプラスコントロールの配線をします。具体的には、白(スモール)・橙白(ヘッドライト)を赤線に接続します。
 ハイゼットの場合、ヘッドライトの系統とは別に、スモールライトは、バックランプの系統に入っています。
 スモールは、Hi,Lo切替スイッチの裏にある10ピンコネクタDsの8番ピン(黄)に繋ぎます。
 ヘッドライトは、リレーから出てきた出力線を、4ピンコネクタDtの2番ピン(赤)に繋ぎます。


リレーのつなぎ方説明がない

 私が買ったキットには、リレーがついてくるのに、その具体的な結線方法の説明がありません。「パワーリレーの内部回路」「パワーリレーの応用例」の図があるので、結線の仕組みはわかるのですが、それでは、いざどの線がどの番号の線かというのがさっぱり分かりません。リレー本体にも同様な回路図が載っているだけで、その番号の線が実際どこに出てきているのかということまでは書いてありません。
 実際に配線作業をする時には、理屈も必要ですが、具体的にどの線をどこにつなぐのかという手順の説明が不可欠です。キットを手にするごく一般的なユーザーは、リレーの回路を普通どの様に結線するのかなど知らない人たちが多いはずですから、部品をキットに付属させながら、その具体的な説明を一切記述していないのは不親切なことこの上ありません。
 仕方がないので、腹を立てながら、ネットでリレーの結線について調べるしか方法がありません。ちょっと調べていると、30,85,86.87.87aなどの記号の書き方は決まりがありそうなので、その具体的な配線がどうなっているのかを説明したページを探します。
 リンクしたページは分かりやすいですね。
クリックすると拡大画像を表示します
 キット付属のリレーは、配線の繋ぎ方を書いてある方を上にして、三つ縦に並んでいるのが上から87(紫),87a(緑上),30(緑下)、横に並んだコードが、左86(黄),真ん中は87a(緑上),右85(白)になっています。
 85.86が入力線で、85をキットの緑(ヘッドライト線)、86は車のアースに繋ぎます。
 87,87a,30が出力線で、通常は87aと30が導通しています。しかし、85.86の入力線に電気が流れると、87,30が導通します。
 ですから、30に、バッテリーから直接引っ張ってきた電源線を結線します。87aは接続せずビニールテープで絶縁し、87から出ている線を、上で説明したヘッドライト線接続箇所である4ピンコネクタDtの2番ピン(赤)に繋ぎます。


配線の引き回しに失敗

クリックすると拡大画像を表示します 私は、コントロールユニットを、ECUなどが隠してある床側のカバーの下に隠しました。カバーを外して、テストをやってみて、いざ組み立ててみると光りません。そういう失敗を何度かやりました。
 カバーを外して配線の引き回しをする時には、運転の時なるべく邪魔にならないようにしようとして、ハンドルのところから、コントロールユニットのところに真上に落ちてくる様に配線しました。ところが実際には上からカバーをかぶせるので、カバーがかなり前の方にまでかぶさってきます。それを計算に入れずに、真上から配線を引き回したのが失敗の原因でした。カバーをかぶせる際、一番短い線が引っ張られて、ギボシ端子が知らないうちに抜けてしまっていたのです。
クリックすると拡大画像を表示します ですから、配線の引き回しをする際には、カバーがかぶさってくることを計算に入れて、かなり前の方から、線がコントロールユニットの方に向いて伸びてくるように施工する必要があります。  
 分かってみれば、当たり前のことですが、そこが素人の悲しさ、原因がわかるまで、本当に右往左往してしまいます。


車速連動の場合はヘッドライトが停車中光らない

クリックすると拡大画像を表示します 当然のことながら、車速連動の場合は、暗くしても停車中はヘッドライトは光りません。昼間に作業をしていると、ヘッドライトが光っているのかどうか、自分一人では確かめ様もありません。
 「つかないつかない」とやっているうちに、「車速連動の場合、停車中は点かない」というごく当たり前のことも忘れ、余計焦りの泥沼にはまりこんでいくことになりました。
 ヘッドライト線とリレーの接続の良否がありますから、一概には言えませんが、停車時に光センサーユニットを覆って、点灯・消灯すれば、一応ユニットの接続自体はうまくいっていると判断して良いようです。


電源はバッテリーから直接取る

 当たり前のことですが、電源はバッテリーから直に取りましょう。
 私は何を血迷ったか、フォグランプ用にバッテリーから直に取った電源もすぐ取れるのに、オーディオのところにも電源を取れるようにしてあるので、「近いほうから取らないとブサイク」とついつい思ってしまい、そこから電源を取ってしまいました。
 結果は、キットを取り外してもヘッドライトやスモールライトも全く点灯しなくなくなってしまいました。
 「接続ミスによってライトのスイッチを壊した」などという記事を事前にホームページで見ていたこともあり、リレーの接続がわからなくて右往左往していた時だったので、車両のスイッチか、ヘッドライト関係のどこかを壊したかと、相当に焦りました。
 本当に壊してしまっていたら、お金もかかるし、最悪の場合、恥を忍んで、車屋に直してもらわなければなりません。
 それで、原因究明にかかります。ヘッドライトもスモールライトも点灯しなくなりましたから、とりあえずその大元のところです。それで7.5アンペアのヒューズ(今となってはどこのだったか忘れてしまいました)を見てみると、それが断線していました。
 手持ちのヒューズを取り替えてみると、元通りヘッドライトが点灯して、やれやれです。


スイッチ用の穴がちょっと大きくなりすぎた

クリックすると拡大画像を表示します 写真下中央に写っている付属のスイッチは、穴経15mmで、穴を覆っている隠しの部分の余裕がほとんどありません。手持ちに15mmちょうどのドリルビットが無かったので、大きさを調整できるビットで適当にあけたら、ちょっと穴が大きくなりすぎました。
 こんなに穴径に余裕がないと、穴を開けるのは難しいです。
 オートライトは、通常スイッチを入れっぱなしで、車検の時以外おそらくスイッチをさわることはないので、下左側の目立たない黒いスイッチを使うことにして、下真ん中のオレンジ色のスイッチは、ゴリラへのテレビチューナからの信号線を入・切するのに使うことにしました。下右は間欠ワイパーのボリュームです。
 上左は、フォグランプです。このスイッチは、スモールが点灯するとパイロットランプが点灯するようになっているので、オートライトによって、スモールが点灯したかどうかが、このランプによってわかります。 


受光センサの取り付け位置は微妙

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 私は、まだスモールやヘッドライトの点灯時期調整用の配線をしていません。その段階で使った限り、ヘッドライトの点灯タイミングは、受光センサをどこに取り付けるかによってかなり変わってきます。。
 私はどちらかというと早めに点灯するのが好きな方なので、遅過ぎると、点けたくて点けたくて、じりじりしているとやっと点灯します。ダッシュボード上に室内向きに受光ユニットを取り付けるとこんな具合なので、「そんなら、こんなキットなど付けずに自分でスイッチを回せよ」という感じです。
 反対に早すぎると、かなり明るい段階から点灯してしまいます。
 どこに貼り付けるのがいいのか試行錯誤して、とりあえず、今のところは、ピラーに下向きに取り付けるのがいいのかなというところに落ち着いています。スモールの点灯は若干早めですが、ヘッドライトはバッチリのタイミングです。
 早いといっても、10分か20分ぐらいのことなので、そのあたりは誤差の範囲でしょう。
 点灯タイミング用にスイッチをつけても、バッテリーを外すごとに再調整する必要がありますし、スイッチをつけると、どうしても誤操作をしてしまいそうで、それが鬱陶しいので、しばらくスイッチは付けないことにします。

 このオートライト、点灯タイミングの微妙さはありますが、ライトの消し忘れが絶対にないことや、トンネルの点灯などでは、とても便利です。
 Hi,Lo切替以外で、ライトスイッチに触ることもなくなりました。 

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