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ライトを自動点灯させよう

 家庭用の照明のいくらかを人感センサー付きにすると、かなり生活のし易さが変わってきます。今までいちいちスイッチを押しに行くのが真っ先だった生活から、自分が移動したところに勝手にライトが点いていく生活に変わるからです。
 この人感センサーライト化には、現在色々な方法があります。
 第一は、電球そのものを人感センサー付きに変える方法です。これが一番手軽です。電球型にも、直管蛍光灯型にも、センサー付きの商品が出ています。
 電球型には、マイクロ波センサーのものもあって、これなら、ガラスなどのカバー付き器具の中にセットしても、人感センサーが働きます。
 第二は、壁に取り付けてある従来からのスイッチを人感センサー付きに変える方法です。これはスイッチがかなり高価ですが、スイッチを交換するだけで人感センサーにできる手軽さがあります。それにこれは三路スイッチにも対応しているので、階段の上下のスイッチを変えることで、人感センサー付きにするようなこともできます。
 第三の方法は、壁のスイッチとは別に、もしくは、従来の壁スイッチなどは使わずに、天井や壁の上部に人感センサー付きのスイッチを取り付けてしまう方法です。病院や大きなビルのトイレなど、これを使う場合が多いです。
 ただし、既存の器具をこのスイッチで働かせようとすると、工作は結構大変です。
 第四の方法は、器具そのものを人感センサー付きに交換してしまう方法です。これは器具の選択肢が少なかったり、高価であったりしますが、交換自体は割合手軽です。

センサー付き電球に取り換え

センサー付きLED電球

 階段の電球を右の写真のセンサー付きLED電球に替えてみました。先っぽがちょこっとだけ出っ張っているので、その分は不格好ですが、これを取り付けると、人が近づくと自動点灯し、離れると2分後に自動消灯してくれるようになります。明かりセンサーも付いているので、明るいところでは点灯しません。
 移動の時、いちいちスイッチを探す手間がかからないので、ちょっと高価ですが、階段やトイレ、玄関などに使うと手間いらずになります。
 LED電球ですから、40型の消費電力が6Wというのもいいですね。それに既存の電球と取り替えるだけですから、全く工事の必要がありません。
 ただ、電球をカバーしている密閉型や調光機能がついた器具には取り付けできませんのでご注意を。
 この商品、自宅の階段に付けて、具合がいいので実家のトイレにも付けてみたら、同じだと思っていたのに、自動点灯時間が5分のやつでした。同じメーカーの商品でも点灯時間が2分であったり、5分であったり、色々あるようですね。
 トイレで5分はちょっと長いです。洗面所ならそれぐらいでもいいかもしれませんが。

 また、この手の照明器具の特徴として、人が動かずにじっとしていると、設定時間には消えてしまう特性があります。
 玄関での宅急便受け取り時の立ち話や、トイレで動かずにじっとしているときなど、人が居ても消えてしまいます。その時は、ちょっとごそごそと動いて、人が居ることを器具に知らせてやるという手間はいります。
 そのようなことを避けるために、この電球の場合、どうしても常時点灯させたいときにはスイッチの入り切りを素早く2度することで常時点灯になる機能もあります。
 また、下の壁取り付け型スイッチなどでは常時点灯の切り替えが付いています。

マイクロ波センサーの電球

 球そのものにセンサーが付いている商品として、上のような赤外線式のものしかないと思っていましたが、マイクロ波センサーの電球というのもあるようです。
 これだと、感度が高いため、約10cmぐらい以内の厚さの障害物(例えばガラス、木の板、壁など)を透き通ることができるので、密閉型セード内の使用にも問題ないようです。ガラスカバーがかかっていて電球交換では対応できなかったところにも使えます。
 ただし、私が買った電球は、感度が良すぎました。玄関に取り付けると板の引き戸を隔てた隣の和室の隅に居てあげた足をちょっと振っただけで反応してしまうし、洗面所では、閉めたドアの1mくらい前で反応し、その時にはその奥の風呂まで点灯してしまいます。
 このセンサーは、明かりにも反応するようで、部屋の電気が明るく光っている窓のすぐ外の野外照明などでも、点灯しっぱなしになってしまいます。
 洗面所の奥の風呂の電灯までが洗面所と同時に点灯するのも、洗面所が光ったのをマイクロ波センサーの電球が感知しているからのようです。
 これだけ感度が良すぎると、人がいるとかなりの時間点きっぱなしになるので、使用場所はかなり限定されます。
 我が家は、庭に面した照明の一部にこれを使うことにしました。
 もう少し感度が悪ければ、面白い利用方法が色々あるのに残念です。

壁取り付けスイッチの交換

玄関スイッチを人感スイッチに替える手も有り

 我が家は、上の様なLED電球が発売される前にリフォームしたので、玄関にはWTK18115WK パナソニック コスモシリーズワイド21 壁取付熱線センサ付自動スイッチ ホワイト を取り付けてあります。これはコスモシリーズという、普通のスイッチよりスイッチパネルが少し大きいシリーズの人感スイッチです。
 もちろんこれの普通のスイッチパネル版WN5622K パナソニック フルカラー配線器具・電材 かってにスイッチ 熱線センサ付自動スイッチ (2線式・3路配線対応形) あす楽対応 もあります。
 これを既設の玄関スイッチと取り替えると、外から帰ってきた時、ドアを開けただけで電灯が点きます。外から帰って、暗い中自分で電灯を点けるのはとってもわびしい気分になるので、これを付けた満足度はとても高いです。
 電球取り替えではなく、あえてこのスイッチを使う利点は、上のセンサー付きLED電球では使えない密閉型や多灯式の照明、電球の口金が小さい場合などでも、人感スイッチでの点灯が可能になることです。
 このスイッチの上部にはもう一つ別のスイッチを付けるスペースがあるので、スイッチパネルに、門灯など玄関灯以外のスイッチが付いているような場合でも取り替えができます。

階段は人感センサー付きのスイッチに換える手も

 私の家は、階段のスイッチが4カ所あるため、4路スイッチを間に挟んで使っており、スイッチ交換で自動照明化するのは大変でした。そこで、電球がむき出しの簡単な照明器具だったことを幸いとして、上述のような赤外線センサー付き電球への交換で対応しました。
 このような手法が使えれば、工事の手間も要らず、電球交換だけで手軽です。
 でも、階段の照明は、電球がむき出しになっていない場合や、中にはシャンデリアのように多灯式の場合などもありますよね。そのような場合は、上で紹介した人感スイッチが3路配線にも対応しているので、階段の上下スイッチをこれに換えると、階段を通るときスイッチに触れることもなく自動で入り切りすることが出来るようになります。
 階段灯のために使用しているスイッチが2カ所までで、4路スイッチまでの必要がなければ、既存の3路スイッチを、これに変えるだけで、配線を一切変更する必要はありません。
 実家の改装にあたってはこれを使いました。
 たとえば、部屋から出てすぐに階段・廊下があり、その前にトイレのドアがあるような場合には、廊下のスイッチに触らなくても、階段の人感センサーでトイレの前のドア付近が明るくなりますから、とてもトイレに行きやすくなります。
 トイレ内の明かりも、人感センサー付きにしてしまえば、トイレに行くまで、照明スイッチに触る必要がなくなります。
 ただ、このスイッチは、センサー部分が二つ分のスイッチスペースを取るため、別スイッチは、もう一つしか付けられませんから、スイッチ枠に3つのスイッチが付いているような場合は、そのまますぐには取り替えられません。
 その場合は、スイッチ枠をもう一つ増設するなど、何らかの対応が必要です。

人感用センサーを別途設置する

壁側面に取り付け

 母の家の勝手口は、夜暗く、段差もあるので、外に向けた照明をつけていないときには、懐中電灯がないと怖くて歩けない状態でした。
 それで、ホームセンターなどで人感センサー付き照明を物色していたのですが、乾電池式のものは、電池交換が煩わしいしい、100Vの電源を使うものは、それもどこから電源を取るのか悩ましいのと、外観があまりスマートではないのとで、どうするべきか悩んでいました。
 そこに、写真のような中国製の安価なスイッチを見つけたので、それを取り付けてみることにしました。これなら、勝手口に外を向けて付けた照明をそのままで人感センサー付きにできそうですし、勝手口外はかなり広いスペースで感知してほしいので、取り付け位置を工夫すれば、感度も期待できそうです。
 取り付けは、元々照明が付いていたところから、3芯のケーブルをセンサー取り付け部分まで引っ張ってきて、照明器具裏側の所で、元々来ていた電源線と、照明器具に接続する新設電源線とをつなぎ合わせます。
 既存の家にケーブルを這わすのは、自由にケーブルを取り廻せないので、あまり配線を露出させずにきれいに取り付けようとすると、結構大変です。
 私が注文した商品は、AliExpressで注文した6ドルほどのもので、写真のamazonのものとは違います。説明書が一切付属していなかったので、ちょっと戸惑いましたが、下の天井取付型のスイッチと同じ色のコードだったので、同じように結線しました。
 中国製は、赤・青・茶の3本線が結構ポピュラーなのかもしれません。青が接地で、電源からと機器への白、茶が電源からくる黒、赤が照明器具に行く黒を結線します。
 これの取り付けによって、勝手口へ夜近づくのがとっても楽になりました。
 ただし、このような部品は、本来日本で使うには、PSEマークの付いたものを使わなければなりません。amazonやAliExpressで安価に売られている製品にはPSEマークなどあるはずがありませんから、取り付けは、自己責任でということになります。
 この手の商品を購入する場合、特に気を付けるべきことは、中国では200vでの使用を前提にした商品が多いため、日本で使うためには、100Vで使用可能な商品を選んで購入しなければならないことです。

1か月で壊れた?

 上のスイッチを付けて1か月ほどした頃、センサーが働かなくなってしまいました。
 「さすが中国製!」と思っていたのですが、時間がある時に落ち着いて調べてみると、スイッチが壊れたのではなくて、明るさセンサーのボリュームの調整不良でした。
 原因は、母が入院していて家に居ないときにボリュームを合わせていたので、設置時には、自分が帰る時に常に部屋の電気が消えている状態だったのに、母が入院から帰ってきて、部屋に電気がついている状態では、明るさセンサーが働いて、スイッチが入らないままになっていたのでした。
 明るさセンサーを調整して、もっと明るいうちからスイッチが点灯するように直すと、きちんとまた点灯するようになりました。
 壊れてなくて、やれやれ。

天井取付

 母の家のトイレや玄関の照明は、球が2つ付いていたり、ガラスカバーがあったりするので、写真のような人感センサースイッチを天井に着けてみました。
 既存の電源線は、梁の木の真ん中を通してあるので、これ用に3芯のケーブルと、機器用に新設する2芯のケーブルとを天井に通そうとすると往生します。
 結構やけくそになって、ホルソーを使ってがりがりやって、何とか結線をします。結線の仕方は、一つ上に書いたセンサー取り付けと同じです。青が接地で、電源からと機器への白、茶が電源からくる黒、赤が照明器具に行く黒を結線します。
 これ、玄関やトイレなどではうまく機能していますが、細長い廊下などでは、感度が方向によって多少異なるようで、長い廊下になると、端から端まで前後で素早く感知するという所までは、期待できないようです。
 また、これを取り付けて、概(おおむ)ねの場所ではうまく動いてくれるのに、パイロットスイッチを取り付けた、我が家の洗面所だけは、取り付け直後は反応するのに、数時間経つとなぜか反応しなくなるという不具合が発生しました。個体を変えても変わらないし、不具合を起こす個体でも、別の場所では問題なく使えるので、パイロットスイッチとの相性が良くないようです。
 結局、このパイロットスイッチを普通の片切りスイッチに変えることできちんと動作するようになりました。
 パイロットスイッチは、スイッチを切っていても電流が流れるので、工事をする時も気をつけないといけません。スイッチを切っていることで安心して作業をしていて、バチっと火花を飛ばして、高いVVFストリッパーをwの形に刃こぼれさせてしまいました。これで人生で3度目。
 やれやれ。
 なお、この商品にもPSEマークはありません。取り付けは、自己責任でお願いします。

器具交換

トイレの照明はセンサー付き器具に

家の全景

 私の家のトイレの照明は、電球取り付けのソケット部分に簡単な覆いがあるだけの安物で、そこにボール型の大きな電球がついておりました。
 これを電球取り替えで自動点灯にすると、天井から裸電球がぶら下がっているような格好になり、昭和40年代までの家の雰囲気を醸し出すことになります。
 それではあまりにもわびしいので思案していましたが、コイズミのセンサー付き器具が現品特価で裸で売られていたのを機に、思い切って器具そのものを取り替えてしまうことにしました。
 普通に人感センサー付きの照明器具を買おうとすると、ちょっと割高になるので、あまり面白い方法でもないかもしれません。
 ただ、これで自動照明にはなるものの、LED電球に取り替えようとすると、ちょっと困ったこともありました。
 この器具は、照明が強弱2段階に切り替えられるようになっているため、結局調光器がついている照明器具と同じになるようです。そうすると普通売られている安価なLED電球が使えない。調光可の表示があるLED電球はとっても高価なため、LEDに替える経済的なメリットが消えてしまいます。
 今回は、元の器具用に買ったボール型の安価なLED電球がたまたま調光可だったため、それを取り付けました。器具に覆いがあるため、本来ボール型の大きな電球など取り付ける必要はないのですが、背に腹は替えられません。電球がちょっと大きすぎますが、これで我慢をすることにします。
 普通の形のLED電球は安価な調光可のものがないのに、ボール型はなんでそれがあるんですかね。(現在は、ダイソーに500円ほどの調光可のLED電球があります)
 ちなみに上記の器具に普通のLED電球を付けてみると、スイッチの入り切りに関係なく常時薄く点灯した状態になります。