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風呂のドアノブ修理

風呂の内に居る時ドアノブが回らなくなるとパニック

 妻の入浴時、出ようとするとドアノブが回らなくなって、閉じ込められてしまいました。たまたま私が居た時だったので、どうやってドアを開けるかインターネットで検索して、やっと開くことが出来てやれやれでした。
 ドアのノッチの部分が扉を閉じる方向に向かって横に半分に割ったDの様に丸くなっているので、風呂に向かって内側に開く扉なら、ドアの外側の隙間から、プラスチックファイルのようなものを差し込んで、ノッチを押し込むことが出来れば、ドアが開きます。

セキスイハイムの金具は、互換性がない

桐米櫃1

 最初、ホームセンターに行って交換用のドアノブを買ってくれば、すぐに修理が完了するぐらいに思っていましたが、40年以上前のセキスイハイムの初期型の我が家の場合は、そう簡単にはいきませんでした。
 寸法を測ってホームセンターで買ってきた、「バス・トイレ用 WR-221」という、バックセット76mm、フロントサイズ90×23mm、フロントピッチ70mmというやつは、そのまま細工なしには使えませんでした。
 一つには、セキスイハイムのドアノブの場合は、ノブを取り付けるねじの穴が横方向に開けてあって、写真中央の穴のように、ノッチの箱の部分をノブの取り付け穴が貫通するようなマニアックな構造になっている点です。
 もう一つは、ノブの取り付け穴の横幅が、45mmしかなく、買ったものは50mmでした。それで、無駄な買い物をしたということで、新たに適合しそうなカギを求めてネット上をかなり検索しましたが、合いそうなものが無くて、どうしようもなく、そのまま長いこと放置していました。
 かなり長い時間を経過して、一念発起して、「高くてもしょうがない」と観念して、ノッチだけを求めて「ロックセンター」に買いに行ったところ、どうもこの仕様は、セキスイハイム専用の様です。どうりでいくら探しても、適合品がないはずです。
 それで、ノッチだけの送料込みで、約1万円ということでした。普及品なら1000円ほどなのですが。
 一応予約して帰ってきたものの、店員との話でひらめくところがありました。
 穴をそのままにして、すぐに取り付けようとするから、以前購入したものが取り付けられないのであって、ドアノブの取り付け金具のねじの方向を、横ではなく、ノッチに干渉しない縦向きにして、ねじ穴をあけてしまえば、取り付けられることが分かりました。
 以前の穴は、そのままにしておいても、カバーで隠れてしまうので問題ありません。
 それで、上下にノブ取付用に50mmの幅のところに穴をあけ、中央の部分も、購入したものは、大きな出っ張りがあるので、22mmの大きさに広げることで、以前購入したものが無駄にならずに、そのまま取り付けることができました。
 もう長いこと、取り外してから経っていたので、「ラッチだけを購入すれば取り付けられる」と今回勘違いしていたのですが、本当は、取り外す時にねじが緩まなくて、ドリルでねじを全部削り取ってノブを取り外していたので、その時ノブが破壊されていて、ノブの交換も必要なところでした。
 あの時、そのままラッチを注文していれば、後からまたドアノブも再注文しなければならず、大変な出費になるところでした。

穴の拡大にはステップドリル

 中央の穴を、位置をずらさずに22mmに拡大しようとして、どうすればよいか、最初うまくいく自信がありませんでした。
 ホルソーなどでは、真ん中の位置が固定されないと、きちんとした位置に穴をあけることが出来ないからです。
 でもよく考えてみれば、ステップドリルの太いやつを使えば何ということはありませんでした。ステップドリルは、小さい穴から2mmおきぐらいで、順々に穴をずらさずに大きくできるので、こういう場合は、なくてはならない一品です。
 日本で普通に売られているステップドリルはとっても高価ですが、中国から1か月たって送られてくるやつを買えば、比較にならないほど安価で手に入れることができます。

ラッチにはCRC55

 ロックセンターの人の話によると、風呂はどうしても水がかかるのでさびやすくなる。その対策として、鍵穴には駄目だけれども、ラッチの部分にはCRC55を時々吹き付けておけばよいのだそうです。

大手住宅メーカーの専用仕様はやめてほしい

 ドアノブなどは、一般に普及しているものがあるのに、なんで専用仕様品をわざわざカギ専業メーカーに委託製作するんですかね。
 大手住宅メーカーの家は、その他の部分にも、時々専用仕様の部品が使われていることがあります。その結果、壊れると簡単には修理ができない。大金を払ってでも、修理を業者に委託して直ればまだラッキーで、そもそも時が経つと、当のメーカー側にも交換部品が無くなってしまっていることさえあります。
 世間の多くの人の様に、二十数年で壊してしまう家ならともかく、大切に使おうとする場合の不便さに対する配慮が、住宅メーカー側には足りない気がします。
 長く大切に使おうとするユーザーをもっと大切にする家づくりをしてもらいたいものだと思います。

やっぱり取っ手があるのはよい

 ここ何年も取っ手無しで使っていた風呂ですが、取っ手がきちんとついているのは、やっぱりいいですね。
 今回取り付けたのは、元々はついていなかった内側からのカギも、きちんとかかるタイプです。