ヒューズ全交換

ヒューズ全交換

とりあえずハイゼットのヒューズ交換

 ヒューズにも10年ぐらいという寿命があるそうで、長年使った車は、ヒューズを交換すると、アーシングをするのと同じような効果があるという情報をネットで得たので、とりあえず22年経っているハイゼットS200P前期のヒューズを全交換してみます。
 ヒューズ交換は、バッテリーを外してからやった方がよいそうです。
 ヒューズは、運転席ハンドル左下と、運転席の座席下との2箇所にあります。
 エンジンに関係がありそうなのは、主に座席下のヒューズの方だとは思いますが、行きがかりついでに、全部交換してしまうことにします。ただし、電源を分岐しているオーディオ関係のヒューズともう一つの常時電源のは、部品がもったいないので、そのままにしてあります。
 ヒューズは通常サイズの平型ヒューズと、四角くて大きなスローブローヒューズ30A3個、40A1個、60A1個があります。
 スローブローヒューズ30A、40Aは、純正で注文して297円なのに対して、60Aのものは、880円と高く、30A、40Aの「フューズ」とは別名の「フューザブル,リンク」という呼称になっています。もしかしたらこれは普通のスローブローヒューズとは違うのかも知れません。(おそらく普通の箱型のヒューズです。)
 標準のヒューズは、とりあえず【アストロプロダクツ】AP 平型ヒューズ 70個セット を使いました。それでも10Aはもう少し足りないので、もう5個ほど追加して10Aを買っておけば良いと思います。
 ただ、このアストロプロダクツのヒューズは、アンペア表示の文字に色が入っていないので、表示がちょっと見にくいです。
 大型のスローブローヒューズは、注文したものがまだ届いてはいないので、標準品のヒューズだけを全交換してみての感想は、心なしかエンジンの吹け上がりが良くなったかなという程度です。でも、特に高速時に、伸びがよくなったのか、運転していてとても楽しくなりました。
 後からの大型のスローブローヒューズ交換は、違いがさほど判りませんでした。
 全ヒューズを交換しても、合計3,500円ほどの出費だけですから、この交換はしてみてもよいと思います。
 なお、ヒューズの足には、HBの鉛筆を塗っておくと導通が良くなるということなので、念のため鉛筆をこすりつけておきました。

デリカD5のヒューズ交換

   

 デリカD5とバサラはミニヒューズなので、両方合わせると、10A 15A 20A は、結構な数が必要です。写真の太平洋精工のなら、30個入りでさほど高くなく、国産のブランド品ですし、セット品に含まれている2A 3A 4A 5A などが不必要に多くなっても仕方がないので、10A 15A 20A はそちらを注文して、その他、7.5A 25A 30A は、アストロプロダクツのAP 100PC ミニオートヒューズセットで済ませることにします。
 10A は、2台分となると、30+10=40個でもまだ足りないので、もう少し追加が必要です。
 デリカD5のヒューズボックスは、運転席左グローブボックス下と、エンジンルーム左とにあります。運転席左グローブボックスの取り外し方は独特で、グローブボックスの左右にあるボタンを外側からうちに向かって押すとこれが中に引っ込むので、ボックスを前に引き出すことができます。そうなると下側の支点になっているところを手前に引っ張れば、外すことができます。
 これは取扱説明書に詳しい解説があります。ヒューズの位置や用途なども、取扱説明書に説明してあります。この車も、追加電装品の電源をヒューズボックスから取っているので、電源引き出し用に使っているヒューズは交換せずにそのまま使っています。
 エンジンルームの方は、左真ん中あたりにある大きな箱状のものが、ヒューズボックスになっていました。
 12×14.1×27のスローブローヒューズ 30A 40A は、上述のダイハツのものが安いので、それを注文して、40Aの大型のやつは、近くの用品卸店で割安だったので、購入しました。
 12×14.2×16 のロープロファイルスローブローヒューズが、デリカにはたくさん使われていますが、ネットでもなかなか個数売りしてくれるようなものが見つかりませんでした。上述の近くの用品卸店では、店頭在庫はないものの、注文で、一個170円で手に入れることができました
 これらを、三菱の純正品で注文しようとすると、目の玉が飛び出るほど高いです。
 デリカは、さすがにまだ11年目なので、ヒューズを全交換しても、体感的に目立った効果が感じられるほどではありません。「そう言われれば心持そうなのかも」という程度です。しかし、やはり、40Kmぐらいからは以前よりとても気持ちよくエンジンが伸びていくような気がします。
 11年とはいえ、やはりヒューズの足は結構汚れています。20年目の車で、効果がはっきりと実感できるということは、できればその間の10年目くらいで交換をしておくと、劣化が著しくない程々なところでの交換になるのではないでしょうか。

バサラのヒューズ交換

 バサラのヒューズボックスは、運転席右側小物入れの奥と、ボンネット内左側にあります。運転席の小物入れは、支点がはさがっているだけなので、手前に引っぱってやればすぐに外れます。
 この車も新車登録から20年経っているので、ヒューズの足の部分がかなり汚れています。
 この車もヒューズを全交換して、エンジンのふけ上りがとてもよくなり、スムーズに加速してくれるようになりました。

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