ネオジム磁石

ネオジム磁石

パワーアップグッズに色々手を出してみた

 アーシングでエンジンの体感性能が良くなったことに気をよくしたので、もともとその系統の話に興味が無いことはないので、たちまちちまたで噂のパワーアップグッズにはまってしまいました。
 知らなければそのままで平和に過ごすことができるのですが、燃費一番というHPがあり、これにはいろいろなパワーアップ・省燃費グッズの使用感・人気投票があって、知ってしまうとやってみたいことだらけです。
 その中で特に上のHPの記事から、効果がありそうなものをそれこそ一時期に色々やってみることにしました。
 私が選んだのは、アーシング以外では、

1)ネオジム磁石
2)「Speedex L1 Hybrid」
3)トルマリン(本当はDSE)

とりあえず上の3つです。

 で、表題のネオジム磁石ですが、やはり噂通り効果はあるような気がします。ただ、皆さんご存じの通り、1)や3)は、本当に効果があるのだか、無いのだか、どうやったら効果があるのだかといったことが理論的にはっきりと裏付けられている訳ではないので、これについてお話をするのはかなり難しいです。
 車に燃費計が付いていたり、何か他の測定器具が付いていれば別ですが、何か作業をしていざ試乗して、「さあ感じが違うかどうか」とやってみるわけですが、作業をした後は、良くなったに違いないという期待感があり、それが気のせい(ブラシボー)ではなく、本当に効果があったのだと疑う心を抱かせず有無を言わせない効果を実感できるかとなるとなかなかそうとばかりは自信を持って言い切れないのです。人間の感覚などというものはあてにならないもので、昨日どうであったかなどというのは、どうも正確に思い出せるものではないような気がします。
 その上悪いことには、私の旧式パジェロにはコンピュータが付いているのかいないのか知りませんが、作業をした効果がすぐその場で現れるとは限らない様な気がするのも、上の体感のあやふやさに加えてさらに自分の感覚を頼りなくさせます。
 このような中で、それぞれの効果を色々実験しながらいちいち実証していくだけのこらえ性が私にはありません。あれこれあれこれ色々やって、何の効果か、もしくは効果がないのか、むしろマイナスなのかそういうことがきちんと確認できないままいろいろと作業をしています
 と言うようなわけで、正確な情報を提供することを主眼とする私のホームページの中ではこれらのパワーアップのページはどうもあまり役にたちそうにない歯切れの悪いページになってしまいそうです。 

ネオジム磁石

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 ドクタ-・ルウブの磁石のページや上記の燃費一番を見ても、ディーゼルはガソリンエンジンより効果が出やすいとしても、それでもかなりの数を連装しないと効果は期待できない様です。一個800円として20個買っても1万6,000円になるので、その辺の効果対費用で納得のいく結果が得られると考えるかどうかは車関係の出費に対する考え方により微妙な所だと思います。
 これはかなり強力な磁石です。それを燃料パイプを挟んで2つ配置するか、あるいは三角形に3つ配置するかします。それをNならN、SならS同士を向かい合わせに反発させて、NNNNとすべて反発させる形で連装するのか(一応、SSSSよりはNNNNの方が効果があると書いてあったりします)、NSNSNという形で交互に反発させて連装するのかといったやり方があります。ひょっとしたら二つを向かい合わせに配置する磁石をNSで引き合うようにする組み合わせをしている人も居るのか居ないのか、他の人のHPを通して文字から物事のやり方を読み取ろうとするのは難しいです。もしかしたらそういう組み合わせで効果を上げている人がいるのかもしれません。
 さてこれの取り付けですが、前述の通り磁石がとても強力なので、柔らかい物に両面テープで固定して巻くようなことを考えても、思わぬ所で磁石同士がくっついてうまくいきません。オークションを見ると簡単なステンレス製の留め具を作って磁石とセットで売っている人もあるようですが、それでなくても何か止め方を工夫しないとうまくいきません。(自分で金具を作る場合も、この方の作った金具がどんなものかの写真を見ておくと参考になるでしょう)
 私は、100円ショップに磁性のないステンレスの薄い板があったので(これは金切りばさみで簡単に切れます)、それをコの時に曲げて、それに強力両面テープで磁石をNSNSNSNという形で交互に反発させて貼り付け、(ホームセンターに磁石がくっつくというステンレスの板があったのでそれをコの時に曲げて、それに磁石を全部Nで反発させて)7対連装しました。100円ショップでレジャー用の保温シートを買ってきて二枚あわせにしてそのステンレス金具に両面テープで貼り付け、それをタイラップで燃料パイプに固定して、磁石の熱対策をしました。

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 また、NSNSNとやると当然隣同士はくっつこうとするわけですが、私は何となく隣同士の磁石をくっつけずに間を開けた方が効き目があるような気がしました。なので、割り箸を切った物を間に挟んで、両面テープで留めています。(上の写真の縞に見えている部分がそれです。両面テープにただ間を開けて留めただけでは、磁石が強力なので、いずれ動いてくっついてしまうのは明白なので、このようにしました。)
 なお、先ほどから言っている実験の難しさには、実はNを反発させるのか、Sを反発させるのか、磁石を固定する物に何を使うのか、磁石がよくくっつくものを使った方がいいのか、くっつかないものを使った方がいいのか、またはNSNと配列する場合は、間があった方がいいのか(間があった方がいいと他の方が書いているのなど見たことがないけど)、ない方がいいのかなど、それらの組み合わせによっても効果が違ってくるような気がするということもあります。
 なので、理屈で説明の付かない磁石のようなものを試してみる場合には、施行錯誤を繰り返してみるしかなく、このあたりのこともきちんと色々比較実験をしてみないと、「これだ」とはなかなか言えないのです。それに、当然車種によっての効果の差というのもあるそうです。
 これらの「あやしい?」チューンナップをするのは、手間ばっかりがかかって、やっぱりちょっと疲れます。それでも、これがベストだなどという自信もなかなかもてないし。
 でもやっぱり、効果がありそうだ、となるとやってしまうんだなあ、これが。(写真の下右方向に曲がりながら伸びているのが磁石で、上の左右の二つは、後の項で説明するDSEを巻いたものです。)


DSE(トルマリン)に戻る 

吸気への磁石の装着

 どうせ磁石を付けるのなら、吸気へも磁石を付けた方が良いと私は思います。私はその方が燃料だけの場合より効果が体感できるような気がしました。うちのパジェロにはNを内に向けて、6つ、燃料に付けたのと合わせて20個をとりあえず付けています。(吸気への取り付け写真は、DSE(トルマリン)にあり)

スーパーマグチューンもつけてやれ

 以前物欲しくなっていたときに、マグチューンを車にそれぞれ一つずつ、3つもつけていました。それも効果を体感できもしないのに、よくあんな高価なもをの3つも買ってしまったものだと感心します。
 まあそれはともかくとして、ネオジム磁石で数を付けないと効果が出ないのなら、ひょっとしてこれらを3つまとめて付けたら効果があるかもしれないと思い、シルビアに3つまとめて付けてみました。スーパーマグチューンは、ネオジム磁石より磁力が強くないようなのでそれほど効果は期待できませんが、気休めで付けています。「効果はあるようなないような、やっぱりあるような気がするかな」というところでしょうか。元々シルビアは久しく嫁さんに取られてしまって時々しか乗らないので、余計結果が把握しづらいです。
 なおうちにあるスーパーマグチューンは3つとも内にS極が向いていました。これは今から思えば、小さい磁石4つをプラスチックでうまく燃料ホースに巻き付けることができるようにしただけの商品のようです。これを見るとただの磁石を装着しやすくしているだけなのがよく分かります。)こんな物に大枚はたくよりは、自分で磁石を買ってきてたくさん付ける方が絶対に正味でしょう。

燃費は?

 うちのパジェロは、ディゼルの2500でリッター6.5kmほどと悪すぎます。ネオジム磁石やSpeedex L1 Hybridを付けてみて、力強くなったので運転して楽しさは格段ですが、燃費は結局変わりませんでした。力強く回る分、回しすぎてしまうということでしょうか。燃費が同じでも走りが変わるのですから、それはそれで私は満足しています。
 でもなあ。6.5というのはちょっと悪すぎ。同じエンジンを積んでいるはずのデリカは8はいっていたのに。インタークーラーのあるなしと、オートマチックかマニュアルかの差なんだけど、もっとどうにかなってほしいよなあ。

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