携帯車載ハンズフリーキット

Bluetooth車載ハンズフリーキット

 サンワサプライのBluetooth車載ハンズフリーキットを購入しました。実際に製品を手にしてみると、大変薄くて意外でした。これならサンバイザーにつけても、それほど邪魔にはなりません。
 以前にも書いたように、私が購入した11型のデリカD:5 CHAMONIXには、ハンドルのところに携帯電話のハンズフリー用のスイッチはついているのに、42,000円のメーカーオプションでBluetooth対応ハンズフリーシステムをオーダーしていない場合、スイッチはただの飾りで、その上、このスイッチを生かそうとしても、後からでは、たいそうなお金をかけても、ずいぶん中途半端な形でしか、使えるようにはなりません。
 私は携帯はほとんど使わない人間なので、この無駄に付いているスイッチがなければ、車の中で携帯を便利に使おうなどとはおそらく思うはずがないのですが、使えないスイッチが付いているのはとてもしゃくなので、このスイッチを使わないにしても、何とかうまいこと安上がりに携帯のBluetooth接続をできないものかと考えていたところでした。

取り付けには難がある

 本体は、薄型で、写真で見るよりもずいぶんスマートです。なので、サンバイザーに付けても邪魔にはなりません。
 ただ、サンバイザー取り付け用の金具は、一度取り付けてしまえばしっかり固定されるものの、取り付けようとすると、すぐに本体から金具がはずれてしまって、なかなかうまく取り付けることができずいらいらします。もっときちんと本体と金具とが少々のことでははずれない構造にするべきです。
 しかも、仮に取り付けて使用し、もう一度きちんと設定するために取り外してみると、この金具の取り付け跡が、サンバイザーの表にも裏にも、もうしっかりと付いていました。忌々(いまいま)しいったらありゃあしない。
 サンバイザに取り付ける場合、普通ならUSBで充電するたびに取り外してまた取り付けなければならないのですから、こんな中途半端な取り付け金具は全くやめてほしいものです。

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 それで、正式に使うために、どこにどうやって取り付けようか考えました。
 初めサンバイザーに取り付け、USBのコードをフロントピラーの裏からコードを回して、充電しっぱなしにしてやろうと考えていたのですが、取扱説明書には、「必要以上に長時間の充電はしないでください」と書いてあります。このしようもない取り付け金具のこともありますし、取り外したり取り付けたりすることなく、なるべく簡単にUSBの充電もできるようにしたいところです。
 しかも、デリカD5には、運転席側にバニティーミラーがあるので、USBケーブルをフロントピラーに隠すように取り付けるのにも、結構器具とUSBケーブルとの取り付け部分がかさばって、収まりもよくありません。
 かといって、他に通話音声をよく拾ってくれそうな場所もなかなか見つかりません。
 それで結局、ハンドル左横のメーター下に縦に両面テープで貼り付けることにしました。
 サンバイザーに仮固定して使ってみたとき、上を向きながら通話スイッチを押すのは案外やりにくかったので、この位置なら、少々スイッチがハンドルで隠れても、まだ使い勝手が良いのではないかと考えたからです。
 しかもここなら、充電するときだけケーブルを挿して、カープラグのところから付属のケーブルだけで簡単に充電することができます。

使ってみるとなかなかいい感じ

 人間の出入りを関知して、電源を自動でON・OFFしてくれるのはとてもいい感じです。
 サンバイザーに取り付け、着信してみたところでは、少々声がこもって聞こえるものの、十分実用になります。一度ペアリングをしておけば、携帯を取り出さなくても勝手に接続してくれますから、とても便利です。真ん中にある通話スイッチで「電話に出る・切る」を切り替えるだけなので、安全に車内で使うことができそうです。
 ただ、私が取り付けたメーター下は、サンバイザーよりは少し距離が遠くなる分、送信したときの相手方への通話品質は少し下がるようです。大きな声で、はっきり言わないと聞こえにくいと設置後の通話では言われてしまいました。
 後気になるのは、耐久性でしょうか。どれだけ壊れずに使うことができるのでしょうか。長持ちするなら、ずいぶんと使い勝手のよい製品だと思います。

USBの電源がいまいち

 車載を前提にしているのに、USBの電源しか使えないのはいまいちです。
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最近USBの電源を装備した車もちらほら見受けるとはいえ、まだまだ少数派です。
 一度充電すれば、頻繁に通話しなければ忘れるくらい長く持つ省電力設計になってはいても、車に装備する以上は、コードをつなぎっぱなしにして、いちいち充電するなどという手間は省くようにしてほしかったところです。
 結局、設置場所をハンドル横にしたので、カープラグから、機器までの距離はさほどありません。充電するときだけなら、コードを接続しても、さほど邪魔にはなりません。
 USBのカーブラグは右のようなものが百均に110円でありますのでそれを入手することにしました。

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