ハイゼット ホーン取替え
ハイゼットへのホーン取替え
ディーラーマジック
ハイゼットのホーンがある時鳴らなくなったことがありました。いつも鳴らすものではないだけに、いざというときに鳴らそうとして鳴らないとあわてます。
それで試しに何度か鳴らしてみようとしても鳴りません。ホームセンターなどでホーンを安く売っているので、それを取り付けるしかないかとは思ったものの、ダイハツに行くと簡単にどうにかならないかと思って一応行ってみました。
すると純正ホーンは、バンパーの隙間からこちょこちょといじれる位置にあるそうで、前からある程度つついて鳴るようになったということです。
こういう車種固有の対応策については、やっぱり餅は餅屋で、ディーラーがよく知っています。
ホーンを一つだけ取り付ける
それからは、まだ鳴っていたのですが、一度鳴らなくなることがあった以上、またそのうちすぐに鳴らなくなる確率が高いので、安売り店で格安のホーンを手に入れていました。でも、まだ鳴るホーンを、わざわざ取り替える気にはなかなかなっていませんでした。今回HIDを取り付けると同時にフォグランプを取り付けるため、バンパーをはずしたので、ホーンがむき出しになっています。そこでついでに、ホーンも取り替えておくことにしました。
純正ホーンは薄型であるのに対して、購入したホーンは結構厚みがあります。これを左右2つも取り付けるのはかなりしんどいものがあるので、もともとのホーン取り付けボルトのところに、無理をして1つだけねじ止めしてしまいました。
結構斜めになりながら、ようやっとついている状態なので、あまりスマートとはいえませんが、とりあずこれでも用は足りるでしょう。
水が入りにくい位置を考えてこのような向きにしたのですが、やはり下向きにするのが一般的なようなので、いずれ下向きにしようかと思います。(下向きにしました)
1年も経たずにホーンがおかしい
上記のようにして、一つだけ変えたホーンですが、1年も経たずして早くもおかしくなりました。ボタンを押すと、ブゥオーブゥオーとくぐまった音がして、続けて鳴らしているとちょっとはましな音になってきます。
こんなにすぐにダメになってしまうようなら、わざわざホーンを変えた意味が全くありません。
仕方がないので、分解してみました。分解してみると、やっぱり中が少しさびています。どこが悪かったのか結局よく分かりませんでしたが、さびを少しぬぐい、可動部分をばこばこやって動きやすくしてからもう一度組み立てると、きちんと鳴るようになりました。
これで取り付けても、またすぐに同じ状態になることは明らかなので、今度は少しコーキングをしてみることにしました。
分解してみると、コーキングなどの防水は一切無く、油紙のようなものが2枚、部品の間に挟んであるだけでした。これじゃあいくら何でも、少しずつ雨が入ってきても不思議ではありません。
写真の中央と右の部品のネジ止めが最後の蓋になるので、この部分の周りにシリコンボンドを盛って組み立てました。
ホーンって2つセットで音を調整してあるのね
もう一つ残してあるホーンと、修理したホーンとを鳴らしてみると、音が違います。このような2つのホーンがセットになっている商品は、どうも高音と低音とで、セットになっているようです。
たぶん常識なのでしょうね。うかつながら知りませんでした。
どうせ1つがおかしくなっていることもあるし、今度はどうにかして、2つとも取り付ける方向で考えます。
とりあえず、「これぐらいならバンパーに干渉しないかな」と思って付けたのでは、思いっきりバンパーに干渉し、全く取り付けることができませんでした。
しかたがありません。またやり直し。
ということで、なんとかバンパーに当たらないように工夫して、またやっと組み上げました。
これで、おかしくならずに末永くきちんと動いてくれればいいんですが。
どれくらいもってくれるでしょうか。
これでダメなら、今度は、もう少しましな、「防水有り」と注記してあるやつを買うことにします。
ホーン取り換え2
上のものを取り付けて数年が経過し、ちょっと鳴りがおかしくなってきた時に、ぶつけてしまって、接点が破損してしまったので、これをいい機会として、同じ形状の新しいものに取り換えました。
今度のやつは、中国様から900円ほどで送られてくる安物です。分解してみると、やはり防水などかけらもないので、使用する前にコーキングをしておいた方がいいようです。部品店でいくつか見てみましたが、防水がどの程度してあるかがわかる商品が、高価なものでもありません。
これを手に入れて、自宅で5Wほどの電源に接続しても、ちっとも鳴りません。車の純正ホーンハーネスに接続しても、1つなら何とか鳴るのに、2つ接続すると、うんともすんとも言いません。これはどうもリレーをかまして、ホーン専用の電源を別に引っ張ってこないと鳴らなかったようです。別途電源を引っ張ってきて、やっと2つとも鳴るようになりました。
振り返って以前の商品の説明を見てみると、「リレー不要」と明記してありました。ホーンは意外と電気を食うようなので、こう明記されていない商品を購入する場合は、別途リレーを追加する覚悟をしておいた方がいいかもしれません。
写真は5ピンのリレーですが、この用途なら4ピンのもので十分です。このリレーの使い方は、バックカメラの所で。
ホーンへの電気の繋がり方
ホーンがどうしても時々鳴らなくなります。今回は、結果的に言えば、ヘッドライト裏に隠した端子が何故か一つ抜けていただけでしたが、今までとは違い、リレーの所に電気を流すとホーンは鳴るし、リレーの所に引っ張ってきている元々のホーンの電源の内、アース線だけが導通していないので、どうしてなんだろうと思っていたところでした。
ホーンの所まで電気が行く仕組みは、ハイゼットの場合、プラス側は、電源からシート下のヒューズボックスに行って、そこからホーンに赤黒線でつながっています。
マイナス側は、ハンドルの内側でホーンボタンがアースとつながっていて、ホーンボタンを押すと、ハンドルのボスとハンドル受けとが擦れながら導通した所を通して、ハンドルすぐ下左側の12ピンDr端子の7ピンある下側の左端6番、緑黒の線から、ホーンの所につながっています。
これらの要所の導通をそれぞれ調べることで、配線のどこに問題があるのかを、特定することができます。
私のハイゼットは、HIDやオートロックを入れたり、ホーンのリレーがあったり、その配線が全部ヘッドライト裏にごちゃごちゃと集中してあるので、修理に出した際、今回は業者が配線を間違えていたのかもしれません。調べ始めた時には、ホーンの配線は全部一応どこかにつながっていたような気がするので。