2点式シートベルトにチャイルドシート
2点式シートベルトへのチャイルドシート取り付け
2点式フリーのシートベルトにチャイルドシートはつけられない
今の一般的な車には、後席でも三点式のシートベルトがついているでしょうから、チャイルドシートの取り付けに困ることは、一部スポーツタイプの車でない限りないはずです。しかし、私ような古いデリカでは、座席の二列目は二点式フリー、三列目は、二点式固定のシートベルトです。
ご存じのように、現在市販のチャイルドシートは金具を使って三点式のシートベルトに固定するようになっていますが、これは基本的に金具で、三点式シートベルトの腰の部分だけを伸び縮みしないようにし、固定二点式のシートベルトのようにして使うものです。(言葉で説明すると、よけいわかりにくい説明になってしまいますが。)そのため、固定式の二点式のシートベルトなら全く問題なく固定できますが、しかし、二点式でしかも衝撃があったときだけ固定するような伸び縮みするシートベルトには付きません。
荷締めベルトで強力に固定
よって私も三列目にチャイルドシートを付けていたのですが、とにかく不便です。そこである時ふとひらめきました。何もシートベルトを使わなくても、二点式のシートベルトと同等以上の強度で固定できればよいのです。そこでホームセンターなどでトラックの荷造りに使うために売っている、ラチェット式ベルト荷締機(楽天)
で固定することに思い至りました。ちょうどトラックにオートバイを固定するためのベルトが二本あります。一本でも十分のはずですが、念のため二本を使って固定しています。これによって、チャイルドシートを二列目に取り付けることができ、きわめて快適になりました。
未だに二点式シートベルトしかついていないトラックなどがありましたら試してみられたらいかがでしょうか。
お試しは自己責任で
ただし、チャイルドシートの適応表には書かれていない使い方ですから、何か事故があったときには、対象外になるでしょうから、自己責任で試してみてください。
置くだけのジュニアシートはどうしようもない
なお、チャイルドシートの固定の仕方には本当は二通り(もっとあるかもしれないけれど)あります。12Kg以上になってから使う形式のチャイルドシート(ジュニアシート)では、シート自体は全く固定せず、椅子に置いておくだけで、シートベルトも車に付いているベルトを、子供の首をつらないように寄せるようにして使うようになっています。
このようなものは三点式のシートベルトでないとつきません。うちのデリカでは、三点式は前席しかないので、助手席に着けるしかなく困っています。