ヘッドライトの黄ばみ取り
ヘッドライトの黄ばみ取り
ヘッドライトスチーマー
24歳のハイゼットですが、R6年6月の車検で、取り替えてない左側のヘッドライトの方が、車検で不合格になってしまいました。
元々カットオフラインがはっきりしていないHIDを付けていたこともあるのですが、この車が生まれたときからついているライトのレンズが、2年前に取り替えた右側と比べてかなり黄ばんでいて、それが光量を大幅に制限していることも分かりました。
とは言っても、下にシルビアの所で紹介したような方法では、1ヶ月ももたないくらいなので、やる意味がありません。一番良いのは、水研ぎのペーパーで研磨して、ヘッドライト用の2液性シリコン塗料を吹き付ける方法なのでしょうが、それもよだちます。
そうこうしていると、ヘッドライトスチーマーなるものを見つけたので、それがどれほど有効で、耐久性がどれほどのものか知りたくて、中国から取り寄せてみました。
これは、耐水ペーパーでレンズを磨いた後、左のステンポットのようなものをカープラグ接続で温めて、40度ほどで蒸気になった中の薬品を、フタに取り付けた吹出口からレンズに吹き付けて、汚れ取りとコーティングをするようなものです。
下からコーティングしていって、約半分作業したところです。コーティングすると、とっても透明に変化するのがよく分かると思います。
上の施工後の写真を見ても、新品ほどにはきれいになっていないですが、以前よりはだいぶんクリアーです。
最初施工したときには、あまりヘッドライトを傷つけるのが嫌で、いきなり1,500番で研いだ後、2,000番でちょっと仕上げをしただけだったのが、ちょっと下準備の手抜きすぎだったのかもしれません。
そこでやはりセオリー通り、360番から初めて、600番、800番、1200番、1500番、2,000番ともう一度やり直してみたのが3枚目です。順々に磨いていくと、さほど時間を掛けなくても、表面がツルツルになっていくのが、作業をしていても分かります。作業結果も、やはり360番くらいから磨いていくほうが、良好なようです。
これでどれほどの期間、クリアーさが持続してくれるでしょうか。
なお、入れる紫色の薬品は、かなりやばいもののようです。ネット上には、防毒マスクを付けるや、ビニール手袋をした方がいいといった記述もあります。
私は、膝の上で薬品の缶を開けようとして、いきなりズボンの上から腿(もも)のあたりにかけてかなり薬品をこぼしてしまいました。なにか皮膚を刺すような気配がして、かなりやばい気がしました。実際には何事もなかったですが、施工には充分気をつけないといけません。
スチームして余った薬品は、保存用のアルミ缶に戻しても良いみたいです。そんなに薬品を使う処理でもないので、付属薬品でも、かなりな量が施工できます。
シルビアのヘッドライトの黄ばみ取り
HIDなどを付けて久々にシルビアをいじっていると、ヘッドライトがかなり黄ばんでいるのが気になります。17年目の車ですから、このようになっても、致し方ないのかもしれません。
しかし、レンズが黄ばんでいるのに、6000Kですから、青白い光です。
聞いてみると、車屋でも、カー用品店に売っているようなヘッドライトの黄ばみ取りというのを使うようなので、買ってきてやってみました。
作業は簡単で、ライトは付いたまま、ワックスのようなものを塗り込むだけです。結果は、写真の通りです。液を塗り込んでいる最中は、「それほど黄ばみが取れないじゃあないの」というような気分でしたが、よく見てみると黄ばみが少し取れているような気がしてきます。
いくらか作業をして離れてよくよく見てみると、まあまあ白味が戻っているようなので、この辺で作業を終了しました。
洗車・ワックスを塗って、写真を撮ろうと、改めて前側からよくよく見てみると、かなり白さが戻ってきているのが分かります。
でも、こんな方法では、クリアーさは結局1ヶ月ほどのものでした。
よほどの車好きならいざ知らず、洗車もまともにしない様な人間が、期待してやってみるようなものではなかったです。