自作コンデンサチューン
ハイゼットに自作コンデンサチューン
ハイゼットに自作コンデンサチューンをしました。
作り方は、4輪バギーの所に書いたのでそちらをご覧ください。
回路の中でコンデンサ同士をつなぐ線が、コンデンサの足だけなので、回路の外に出ている足だけを前回のように太くしてもしようがない気がしたので、今回はちょっと太めの普通の電線で、箱から外に出しました。
軽トラの運転席の下に両面テープで設置することになるので、雨が多少かかるかもしれず、今回はコーキング材をおごって、コンデンサと半田付けした部分を全部コーキング材で埋めてみました。
設置は、前回フォグランプを設置したときに、常時電源をフォグの所まで引っ張るのに、ちょっと太めの電源線を前に持ってきているので、それに分岐して取り付けることにしました。
アース線は、同じ太さの線でもよかったのですが、作業をしているとき、たまたま以前買っていた編み目銅線が目に付いたので、これを座席下までバッテリーから持ってきてアーシングとし、それにコンデンサの箱から出した線をつなぎました。
前回のフォグランプ取り付け作業では、きちんとコルゲートチューブで綺麗に仕上げたのに、今回は夜にあわてて作業をした関係で、その横に露出でタイラップ止めしただけです。
結果は、とってもいいです。これまで市販のコンデンサチューンの用品を買ってもそれほど劇的な体感はしませんでしたが、今回は、違います。トルクがとっても太くなって、乗りやすくなった実感があります。
ただ、今回は、コンデンサの購入元を変えた関係で、信用買いをしたら、結果コンデンサが前回よりもかなり高く付きました。
でも、つつがなくできて、パワーアップを実感できたので、まあいいや。
今回の自作コンデンサチューンは失敗
このチューンをやってから、何年か経過していますが、ある時、高速道路で雨の中、車が急に吹かなくなって失速して止まってしまったことがあります。何度か空ぶかししたり、何やかややって動くようになって、それ以後普通に走っていたのですが、後日高速道路を走っていると同じような症状がまた出ます。
この間、一般道を普通に走る分には何も問題はないし、何軒かの車屋に持って行って、テスターにかけたりしても、不調の原因はさっぱりわかりませんでした。
症状が現れている時でないと、原因を特定できないのだそうです。
それで、どうしようもなく、どうしようかなあと考えて、気持ちが悪いままどんどん時間が過ぎていたのですが、ある時とうとう一般道でも失速状態が起こりました。今度は症状が出ていますから、原因がわかるだろうと思っていたのに、1週間ほど車屋に置いて見てもらっても、やっぱり原因がわかりません。
「もうどうしようもないからとりあえず引き取って」と言われて家に持って帰ろうとした時に、今度はとうとう車が失速して本当に動かなくなってしまいました。それでまたエンジンをかけて空ぶかし。少し動くようになったら、走り出すが、また失速。何度か空ぶかしをしながらまた走り出したり止まったりを繰り返して、やっとのことで家に帰ってきました。
それでもうどうにもならなくなって、最後の手段としてやってみたのが、この自作コンデンサチューンを取り外すということです。
取り外してみたら、あら不思議。さっきまであんなに調子が悪かったのに、それがぴたりと止まって絶好調。
やっぱりこの自作コンデンサチューンが悪さをしてショートでもするようになっていたのでしょう。
こんな原因は、車屋には口が裂けても言えませんから、「なぜだかわからないけれど、最近は調子が悪くはなりません」と言って、ごまかすことにしています。