シルビアのホーンパッド修理
シルビアのホーンパッド修理
久しぶりに妻のシルビアに乗って、何かの拍子にホーンを鳴らそうとして押してみれば、すかすかです。よくよく見てみると、普段丸く盛り上がっているところがぺったんこで、へっこんでいます。
分解してみると、なんと、ホーンを押すところのプラスチックが割れて、全くありません。それで、表面の皮だけが残っているので、上述のように、外見はそれほど壊れては見えないのに、ホーンが全く鳴らないのです。
シルビア君、12歳の時のことです。
割れたプラスチックの所だけ部品がうまくあればいいのですが、ホーン部分のASSYでしか販売が無く、たかがホーンのスイッチを押すプラスチックが割れただけなのに、ホーン部分全部を交換してしまわなければならないので、とっても修理が高くつきます。
それで、日産部品から部品を手に入れないまま、すごすごと帰ってきてしまいました。
壊れた部分をよくよく見ていると、ホーンを鳴らす×の金属の爪の先さえ、ボタンを押したときに接触するようにできればいいことが分かりました。それで、割り箸と、木の切れ端を加工して、プラスチック部品の代用を作ります。
それをカバーの中に組み込んで、ハンドルを取り付けてみれば、誰もこれが壊れたホーンボタンの割り箸修理だとは気が付きません。
組み込むとき、どこをどうヘマしたのか、少しホーンのところがはずれやすくなっています。しかし、何とかすぐにはずれることもなく、原形をとどめているので、これで良しとします。
もちろん、車検には何の問題もなく通ります。