ハイゼットに間欠ワイパー
ハイゼットに間欠ワイパーを取り付ける
私のハイゼットS200Pには間欠ワイパーがありません。ちょっとした雨の時など間欠ワイパーがないのは結構不便です。それで、間欠ワイパーを取り付けることにします。
純正品を取り付けるか、社外品にするか
やり方は二つ。ひとつは純正オプショナルパーツです。ダイハツからスイッチのところを付け替えるパーツを販売しています。これは部品を買って取り付けるだけのようですし、純正部品ですから見た目もいいのですが、とりあえず間欠時間の調整はできません。
もしかしたら、ダイハツやトヨタの他車種用のスイッチで、流用できるものがあるのかもしれませんが、私は、まだその情報の確認はできていません。
もうひとつの選択肢は、社外の間欠ワイパーキットです。スイッチ部分がもともとあったスイッチとは別になりますが、これなら新品で、しかも間欠時間の調整ができます。
値段的なメリットはさほどでもありませんが、私はコムエンタープライズの12V用間欠ワイパーキット Ver4.3を取り付けてみることにしました。
車速に連動して、停車中は間欠時間が自動的に倍になるというのが、この商品の売りです。この機能が果たしてどれだけ有効なのかはわかりませんが。
配線をする
車速はオートライト着装時に既に取り出しています。やり方はリンクを見てください。
キットの紫色の配線は、プラスコントロールですから赤に接続します。
ワイーパースイッチから来る低速線は、ハンドルのところのワイパースイッチ下にある12ピンカプラーDrの11番に入っている黒赤線です。これを切って、カプラー側にキットの青、ワイパー側にキットの緑線を繋ぎます。
キットの茶色にはボリュームを繋ぎます。配線図にオプションスイッチも書いてあるので、このスイッチもつけたほうがいいのかと思って、スイッチ用の取り付け穴も開けてしまいました。
でもよく考えてみると、これは必要なかったようです。穴を開けてしまったものは仕方がないので、目隠しにダミーのスイッチを取り付けるしかありません。
結局、このスイッチは後日、ゴリラのナビとテレビ入力との切り替え用に利用することで一件落着しました。
写真のスイッチは、上側から、左がフォグライト、中央がサーキュレーター、右がモニター・テレビチューナーの電源、下側は、左がオートライトで、中央がゴリラのナビ・テレビ切り替え、右が間欠ワイパーのボリュームです。
使い勝手は上々
使い勝手はかなりいいです。間欠スイッチを取り付けても、元からのHi,Loのスイッチを入れると、きちんと元通りの動きをしてくれます。
私はジャンパーピン1を抜いて30秒の設定にしました。30秒の間欠というと、忘れた頃に動くので、本当に動作しているのかと疑うほどです。
でもこれが、夏の朝などエアコンで窓に付いた水滴を拭うような場面で、威力を発揮してくれます。
雨の降り具合によって、間欠の動作時間を微調整できるのもとっても便利になりました。
一つ気になることは、ボリュームを少し回したところが、一番間欠時間が短くて、ボリュームをいっぱいに回すと、時間が長くなる点です。
感覚的には、逆にボリュームを回すほど早くなっていくほうがしっくり来るので、この点は今後改良してくれた方がいいと思います。