オドメーター交換 ハイゼット
メーター交換後のオドメーター数値調整(ハイゼット)
距離が4万キロも増えた
前頁のようにハイゼットS200Pに、ムーブのメーターが取り付けられることが分かって、やっぱり気になるのは、オドメーターの距離です。
もともとのメーターでは5万キロしか走っていないのに、取り替えたメーターは9万キロです。
自分で乗り潰すつもりなので、距離を気にしなければ、これでもなんの問題もありません。
でもやっぱり気になるんですよね。しかし、せっかく取り付けることができたメーターを、小さなことを気にして壊してしまっては、これまでの努力が無になってしまいます。
そのまま我慢するか。距離をいじる細工をしてみるか。迷うところでした。
距離計を分解
やっぱり距離が実際以上に増えすぎるのは納得がいかないので、分解して距離計の細工をしてみることにします。
まず、距離を表示しているドラムを外します。この軸を支えているプラスチックは、熱成型してあるので、その部分を壊して取ります。そうすると、距離計を細工したことが一目瞭然なので、メーターに手を加えたことが分かるようになっています。
私は、手放す気はないので、自分で納得していればいいので、気にしないことにします。
軸を支えている片方をちょっと削って外せば反対側はすぐに外れるのだろうと思っていたのですが、外そうとすると、反対側も割れて、不正改造をしないように考えられています。
メータードラムが外れたところで、積算の数字のドラムを回そうとしてみます。下から支えているプラスチックを外して」などと解説してくれているホームページなども参考にしたのですが、結局私は、どうやってもこのドラムを回すことができませんでした。
仕方がないので、ハイゼットのメーターも壊してドラムを軸ごと取り、それをムーブのメーターに移植することにしました。
これで、ハイゼットのメーターをオークションででも売ろうかと思っていた目論見(もくろみ)も、パーになってしまいました。
メータードラムを固定して組立
メータードラムは同じ形状なので、メーターを位置決めしてはめ込みます。それから壊した軸受のところをホットボンドで固定します。軸そのものは回るわけではないので、軸は固定さえできれば十分です。
ところが、組み立てて、実際車を動かしていると、メーターの数字の位置がなんかずれています。
もう一度分解してみると、軸をはめ込むのにもうひと押ししておかなければならなかったようです。
ハイゼットのメーターも9万キロの方で一応組み立てていたのも、やっぱり押し込み不足でした。この作業をなさる方は、軸はしっかりと奥までちょっと力を入れて押し込むことが必要なようです。
トリップメーターがついて燃費がそれほど良くないことに気づいた
メータードラムの固定が不十分だったので、走行距離が伸びないのかと思っていたのですが、きっちり取り付けてみても、やっぱり走行距離が伸びません。これまでトリップメーターがついていなかったので、なんとなく燃費が普通車より良いような気がしていたのですが、そうとも言えないようです。
トリップメーターがついて、実際どれほどの燃費で走っているのか、これからもう少し確かめていきたいと思います。