室内灯・ホジション灯LED化

室内灯・ポジション灯LED化 デリカD5

 デリカD:5 (H31年2月以降)クリーンディーゼル車専用 LEDルームランプセット 三菱 DELICA ルームランプ LED 室内灯 光量調整機能付き! カスタム パーツ アクセサリ[2]というのを見つけて、写真で見る限り、結構良さそうな気がしたので、取り付けてみることにしました。
 取り付けは、このホームページでわざわざ取り上げなければならないほどのものではありません。ルームランプの覆いを取り外して、電球のソケットを取り付けるだけ。
 取り寄せてみれば、専用とはいうものの大した仕組みではありませんでした。形状が考慮されているのかと思いきや、デリカD5用にLEDの基盤を取り付けるのにちょうどよい高さの両面テープが付属しているだけの簡単なものです。でも、これが付属しているお陰で、「ソケットを差し込んで、両面テープで基盤を貼り付けたら取り付け完了」と、何も迷うことなく、取り付けることができます。私が買った当時は、取り消し線の様でしたが、現在の商品は、写真で見る限り、形状も車種別に少しは変えてあるようです。

取り付け時の注意

 LED電球は、よく知られているとおり、極性があります。とりあえず取り付けてみて、電球が点かなければ、方向を反対にして取り付けてみましょう。それで電球が点灯するはずです。
 また、接点が2重になっている純正のT10電球に比べ、LEDの電球は、接点が1重でひ弱な感じになっています。極性を反対にしても点灯しない場合は、電極を少し広げてみるなどの対策をする必要があるかもしれません。

カバーの取り外しには方向がある

 室内灯のカバーを取り外すには、力を掛ける方向があります。車の取り扱い説明書に取り外し方の解説がありますから、それをよく見てから作業に取りかかりましょう。作業の際、マスキングテープなどで養生することを忘れないようにします。
 力を掛ける方向さえ間違えなければ、取りはずしは簡単です。取り付け所要時間も極めて短くてすみます。
 取り付けてみて、写真でLEDの並びを見る限り、もっと均一な光を発するのかと思っていましたが、やっぱり一つ一つのLEDのつぶつぶがはっきり見える発光なのはちょっと期待通りにはいきませんでした。
 ハイゼットの室内灯に取り付けていたのが、電球がまばらに配置されている従来型の汎用品LEDなので、光の粒が目立ってしまうのかと思っていましたが、そうではないようです。LEDは単体の発光が比較的明るく、数を取り付てあるので、どうしてもこんなものになってしまうのかもしれません。
 でも、黄色っぽい純正から純白色になり、明るさは明るいですし、消費電力も少しは少ないでしょうから、取り替えてみる価値は十分にあると思います。

ポジション灯は結構明るくなった

 このキットには、ポジション・ライセンス灯用に9連のLEDが4つ付いてきます。これは結構明るかったので、取り付けた甲斐がありました。ライセンス灯はあまり明るくしてもありがたくはないので、私はポジション灯だけをこれに取り替えることにして節約し、ライセンス灯にはヘッドライトをHIDにしたときにおまけで付いてきた安物のT10LED電球を取り付け付けることにしました。
 それで余った2つは、ハイゼットのポジション灯に使うことにしました。これでハイゼットもいい感じです。
 光度・光量の問題で、車検の時文句を付けられるかどうか、やってみなければ分かりませんが、文句を付けられなければ(車検OKでした)、使い勝手はとってもいいと思います。
 LEDは、今回取り付けた車種専用のキットの様な商品でなくても、様々な種類がカー用品店などでも手に入ります。でも、一つ一つを別々に購入すると結構高くつくので、必要な電球がキットになっている今回のような商品を購入するのも、手軽ですし、割安でいいのではないでしょうか。

ドアカーテシーランプもLEDに

 見てみると、デリカD5の室内には、この他にドアカーテシーランプがあります。HIDにした時のおまけがもう2つほどあるので、これも取り替えてみます。
 元々の光が黄色いのに対し、LEDの光は青白いので、これも取り替えるととってもおしゃれになりました。
 結構お勧めのプチチューンです。

LED電球ってどうしてそんなに不良品が出るんだろう

 今回購入したキットには関係ありませんが、HIDを購入したときにおまけで付いてきたT10のLED電球は、6つの内、結局1つが不良品でした。ハイゼットのサイドウインカー、デリカD5のライセンス灯にそれぞれ2つずつ使ったので、ドアカーテシーランプ用には、結局、1つしか残りませんでした。
 T10のLED電球は、様々なところに使われているので、たくさん買っておいてもいずれ使うでしょうから、別途10個セットの安物を購入することにします。
 それにしても、車用のLED電球は、どこで買えばいいのでしょうか。車用品店などで売っているべらぼうに高い商品なら、少しは信頼性があるのでしょうが、ネットショップなどでの評価を見ていると、どの会社のでも、何個の内のいくらかは不良品が含まれていることが多いようです。通常の電球なら100円ショップで売られているものでも、ほとんど不良品などはありません。LEDというのは、そんなに作るのが難しいのでしょうかね。
 10個の内の1つ2つといえば、大変な不良率です。そんなものが平気で製品として売られている世界っていうのは、やっぱりまともな世界ではないのかもしれません。
(2024年現在、中国から取り寄せるものでも、不良品はかなーり少なくなっています。上記のような不良率の高さは、やはり製品製造が普及するまでの過渡期の現象だったようです。)

ナンバー灯も交換してみた

 車検の時に、どの車だったか、以前もナンバー灯が切れているという指摘を受けた気がするので、ナンバー灯もLED化してみました。車検時そのままスルーしてくれるかどうか。暗いと文句を言われそうな気がするので、少し明るめのT10球にしておきました。
 この取り外しは、フォルダーをマイナスドライバーなどで少し左に寄せてやればよいようです。こんな外し方、マニュアルを持っていかないと絶対にその場では分かりません。

ウインカーのLED化は要注意 ハイゼット

 後日ハイゼットを車検に持っていって、ウインカーが黄色く光りすぎることを指摘され、不合格になってしまいました。ウインカーは、オレンジ色に発光しなければいけないそうです。
 ハイゼットのウインカーには、元々T10ウエッジ球が取り付けられていて、カバーの覆いでオレンジ色に着色されるようになっています。LED電球はウエッジ球より白い光りを放ち、光りの拡散性もなく、直線的に強く発光するため、球の前方面だけが明るく光りすぎて黄色く感じられるようです。
 それで車検に通してもらえないのなら、元のウエッジ球に戻すしかありません。T10のウエッジ球など、車のどこやかしこやを全部LEDに替えているので、家に帰れば腐るほどあります。でも、家に取りに帰る時間的なゆとりなどはありません。それで嫌々ながら、ホームセンターに買いに走ります。
 このようなことがありますから、元々電球を使用している車の場合、ウインカーのLED化はしない方が無難のようです。
 2024年、ハイゼットのサイドウインカーにもう一度、今度は黄色のLEDT10球を取り付けてみました。球の覆いとしてオレンジ色のカバーが付いているので、私の目には普通のオレンジ色に見えますが、検査官は認めてくれるでしょうか。T10の球にオレンジというのは見かけないので、取り替えることができるとすれば、この黄色の球なのですが。
 この場合、ハイフラは発生しませんでした。

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