ハイゼット内張り替え

ハイゼットの内張り張り替え

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 パワーウインドーにするときに、間違えてハイゼットの内張りに少しマジックの跡が残っていたので、当初はどうフォローしようかなどと考えていました。その時に、内張りを張り替えるのはそれほど難しくはなさそうだが、さてどのような張り皮にしたものかと考えていたところでした。
 最近は慣れてしまってそれほど気にはなっていなかったのですが、アストロプロダクツで結構格好のよいカーボンシートを安く売っていたのを見て、やはり内張りを張り替えてみることにしました。

車検を通すには「難燃性」の証明が必要

 ただ、平成30年5月の岡山での車検で、今回初めてこの内張について、「『難燃性』を証明できないなら、オリジナルを加工したものは、はがさないと車検には通さない」と言われました。過去2回の車検では、指摘されたことがなく、初めてのことです。オリジナルのものも、もっとヘラヘラのビニール地ですが、オリジナルはそれで難燃性が証明されているのでよいのだそうです。
 今回このようなことがあったので、車検を考えるなら、難燃性を証明された生地を使わない限り、以下の記事のような内装の張替えはしない方が賢明です。
 せっかく高級感があるようにきれいに貼れていたのになんてこった。何回もやり直していると、ボードを止めているピンの止め部分がボロボロになって使えなくなってしまいます。そうでなくても、オートドアロックのロックモーターの調子がおかしくて付けたり外したりしているのに、全く無駄な手間です。

 令和2年の車検では何も言われなかったものの、令和4年の車検では、やはりこの難燃性を指摘されました。
 しかし今度は、シートを剥がせとは言われなくて、内張りのボードそのものを取ってしまえば、中がむき出しで、パワーウインドーのスイッチなど、ぶらぶらさせておいても大丈夫だそうです。
 難燃性よりも、このブラブラの方が危ないように思いますが、お上の言うことには素直に従うしかありません。
 今探してみると、フェイクレザーに、車内装用に難燃性を証明したものも売っているようなので、今度はそれを買ってみようと思います。車検のたびに、剥がせだの、取り外せだの言われていてはたまりませんから。
 ただしこの場合、難燃性の証明書を付けてもらうことを忘れずに。

作業は簡単 見かけはかなり格好よくなった

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 張り替えは、大した作業ではありません。パワーウインドー化や、リモコンドアロック化の時などでよくやったドアパネルの取り外しです。その後は、パネルの内張りをはがして、カーボンシートを貼り付けるだけ。
 最初の一枚は、保護紙をはがすときに失敗して、のりの方に裏紙をくっつけてしまい、くっついてしまった紙で粘着面がくっつかなくなるという凡ミスをしてしまいました。そこは、ボンドを持ち出してきて、手をべちゃべちゃにしながらなんとか、カバー。
 反対側は、気をつけてそういうこともなく無事終了。
 シートを貼るときには、壁紙を貼るために売っている細長い刷毛を使って、内側から外に向かって空気を抜いていくように伸ばすようにするとうまく貼れます。
 シートの柄を左右逆になるように向きを考えておかないと左右がおそろいにはならないので要注意です。写真ではわかりにくいですが、後ろ上からストライプが斜め下に向かって走っています。左右どちらもそのようにストライプを走らせるには、90°方向を変えて型取りしないとうまくいきません。

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 曲面のところが雑な工作になってしまったり、粘着のりが付いている分、元の張り皮よりは台紙の凹凸がそのままはっきり浮き出て目立ってしまうようになったり、多少気になる部分はありますが、見た目はかなり高級感が出たのではないでしょうか。結構いい線をいっていると思います。

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