エンジン不調修理

ハイゼット O2センサ交換

 高速道路を走行中、パーキングエリアから出ようとした時に、突然アクセルが吹かなくなり、アクセルを踏み踏みしても、次第に失速していって遂には止まってしまいました。何分か停止していて、エンジンをかけ直すと、また何事もなかったように普通に走ります。
 それから普通に走っていても、忘れたころに失速するということがまた突然起こります。
 旅先の京都のダイハツで診断してもらったところ、シリンダーヘッドのカバーの所からオイルがかなり漏れているのと、コンピューターでは異常は確認できないけれど、かなり漏れたオイルがかかっているから、こういう症状なら、O2センサーが一番怪しいということでした。それを交換して、完全に治るのなら修理する手もあるのですが、原因が確定していないのに、憶測で「それぐらいかな-」と言っているだけなので、直る保証もない修理のためにセンサー交換代4万円を出費するのには、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
 それで、どうせ家に帰ってからでも修理しなければならないオイル漏れの方を8,000円ほどで修理してもらって、O2センサーの方は掃除をしてもらうだけで様子を見ることにしました。
 それにしても、シリンダーヘッドのオイル漏れの方は、シリンダーヘッド自体はプラスチック製で、それのゴム製シールの交換でした。どうりで修理費用が安いはずです。
 この修理の後、200Km近く高速を快調に走ってきて、これでよいかと思っていたのに、家の近くのインターを降りようとした時に、また失速して、今度は完全にエンジンを止めて様子を見なかったせいか、家に帰るまでずっとこの調子でした。
 これは、もうどうにか修理をしないことには、危なくて乗れません。我が家のぼうずが最近京都に進学したので、その引っ越し荷物を運ぶために、すぐにでもまた京都まで何回も行く必要があるので、早急に対策を講じる必要があります。
 このような症状は、自作コンデンサチューンをした時に、電源がショートしていて、何度修理に出しても、結局原因が分からずに車屋から匙を投げられた時と同じなので、今回も根本的な原因がわかるのはとっても時間がかかりそうですが、それでは困ります。
 とりあえず、前回と同じような原因があるとすれば、以前取り付けた中華製のホーンが、すぐにヒューズケースが溶けてダメになるなど調子が悪いので、もしかしたら、これを取り外してみればどうにかなるかもしれません。
 でも、それだけでは治らない可能性も高いので、あてずっぽうで言われていたO2センサーも交換してみることにします。
 O2センサーは純正品は3万もするのに、ネットなどで売られている代用部品は、送料を入れても4,200円です。本当はNTK(日本特殊陶業)製の16,000円のやつの方がずいぶんと信頼性は高いような気がしますが、これを変えて直るかどうかも分からないのに、16,000円の出費をするのもどうかなーというところです。ということで、海のものとも、山のものとも分からない安い方にしてみます。
 同じS200Pと書いてあっても、ソケットの取り付け形状などが違う場合もあるかもしれないので、注文の際には、必ず適合確認をすることをお勧めします。以前スピードメーターケーブルが短すぎて取り付けられなかったことがありました。
 イグニッションコイルなども、同じS200P用でも、2種類あるようです。

必要工具は22mmのスパナだけ

 O2センサー交換のための専用工具としては、コードを逃がすところがあるソケットがあるようですが、私のハイゼットでは、そんな工具は必要ありませんでした。センサーがむき出しで取り付けてあるので、22mmのスパナが普通に使えます。
 このO2センサーは、高温になるエンジンに直接取り付けるので、焼き付き防止のグリースを塗らなければならないようです。私が買ったセンサーには、あらかじめこれが塗ってありました。再取り付けの際には、気を付けないといけませんかね。
 これの取り外しの時、焼き付いてものすごく固く張り付いていて、回すのに苦労したという人もいるようですが、私の場合は、京都でダイハツに見てもらったときにおそらく取り外して点検してもらっていたのでしょう、簡単に回りました。
 また、これの締め付けトルクも本当は規定があるようです。あまり強く締め付けない方が良いようです。
 ネットなどでは、電源を外して、コンピュータをリセットしてから取り付けると書いてあります。私はついうっかりしていて忘れてしまいましたが、その方が良いのでしょう。取り付けてからしばらくアイドリングをしていると、一度エンジンが止まってしまったことがあったので、やはりこれをするべきだったのかもしれません。今度やってみます。
 02センサーを取り換えてみて、アイドリング時の回転数調整がこれまでよりもきめ細かく行われているような気がするので交換して正解だったのでしょう。その後京都に2回往復しても、不調の症状はまだ現れてはいません。
 02センサーは消耗品らしいですし、私のハイゼットは、もう19年目で、12万キロは走っているので、そろそろ交換時期だったのかもしれません。

今度はアイドリングがおかしい

 上記の修理で、直ったかと思っていたのに、今度は、エアコンをつけるようになると、アイドリングが思いついたように時々急に上昇し、とても変になってしまいました。直前に交換したのが中華製の02センサーですから、これを疑いながらも、車屋にもそのことを言って、見てもらいました。
 ところが、車屋は、コンピューター診断で異常が出たのか、コンピューター(ECU)を変えて、それ以外手の打ちようもなく、これで様子を見るように言ったものの、帰ってきた車を見ると、やはり、症状は全く改善していませんでした。
 何万円も直らない修理に費やして、結局車屋も恐らくお手上げ状態なので、これはもう自分で手を打つしかありません。孤立無援の状態の中、一番疑わしいのは、やはり02センサーなので、これをもう一度変えてみることにします。

 純正に交換しておけばいいのに、今回も米国NTK製というソケットの付いていないいかがわしいやつにしてしまいました。
 これでアイドリング異常は出なくなったものの、今度は、異常に燃費が悪くなったような気が。
 何をやっているんだか。
 

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