Yahooオークションカス出品者

Yahooオークションのカス出品者たち

Yahooオークションで入札を取り消された

 Nikon D200を落札しようとして、入札が成功して、終了間際の時間に、入札が取り消されてしまいました。
 どうやらこれは、予定した金額まで落札価格が上がらなかったために、出品者が入札を全部取り消したようです。落札が確定してからだと悪い評価を受けるし、入札者がいるのに出品を取り消すと、ペナルティが課金される。ところが、終了間際に全部の入札を取り消してしまってから終了時間になると、落札されないまま出品が終了して、ペナルティを支払うことも、悪い評価を受けることもなく、商品を安く売ることをしなくてすみます。
 そんなに最低落札価格を設定したいのなら、開始価格を上げればいいだけなのに、客引きをするために、開始価格を下げて、目先の安さを際立たせ、こんな小手先を弄する。
 そんなカスみたいな出品者がカメラのカテゴリーでも複数存在するということが分かり、勉強になりました。(後に他のレンズでも同様の事態あり)
 ちなみに私が7500円ほどで落札できそうだったこの商品、次に出品されたときには、「現在 14,800円 即決 15,800円」になっていました。

ジャンク出品

 「ジャンクであることを了承してください」という出品が結構あります。確かに、手持ちのバッテリーがないなど動作に必要な部品がないため、出品時に動作確認ができず、ジャンクで出品するということはあるとは思います。
 でも、パソコンのCPUなど、同じ商品を多数出品しているような業者なら、そのCPUを検査できるマザーボードの一つぐらい持っていると考える方が妥当なのではないでしょうか。それなのに、ジャンク出品。
 先日、「Intel CPU Core i7-4790K 4.00GHz ジャンク分解品」というのを落札して、結局、動きませんでした。確かに送られた商品は、それらしい外見をしている。しかしその気になってよくよく見ていると、「動作品」と書かれている出品物と、送られてきたものとでは、CPUの印刷パターンが微妙に違う。その上、本当にもっとよく見てみると、一部が少しだけ欠けた部分がある。当然、出品商品の写真のパターンは、正規品のものであるし、かけなどもどこを見てもありはしません。
 その後買った、違う出品者の「動作品」と書かれていたものは、ボードに載せ替えただけで、当然のごとくあっさりと再起動しました。
 CPUなんてまともな使い方をしていたら、そうそう壊れたりはしません。Intel CPU Core i7-4790K は、8年ほど前の製品でありながら、完動品なら、未だに1万円前後で取引されているため、ジャンクで売っても、結構な儲けになるので、どうもこの業者は、動かないのを承知で、「ジャンク」と称してどんどん怪しい商品を売りさばいているフシがあります。

商品詳細

  • 中古ジャンクパソコン分解品です。動作は通電起動一切未チェック、ジャンク品として出品します。
  • 中古品のため、傷、剥げ、汚れなどがあります場合が御座います。ご了承ください。
  • 記載いたしました事項以外にも見落とし等があります場合が御座います 事をご了承下さい。
  • 掲載画像の物が全てとなります。
  • ジャンク品のため、動作保証はございません。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。

 悪い評価を入れても良いのだけれども、こんな出品者は、こちらの正当な評価に対しても、報復で悪い評価を返してくることが目に見えているので、高い勉強料であったと思って諦める他ありません。こんな注記のある商品は、「動かないと言っているのに、希望的観測で動くと期待して買ったお前が悪い」と言っているようなものなので、入札しない方が無難なようです。
 CPUで高い勉強料を払って後、Nikon D200 を落札しようとしてよくよく見ていると、ここにもジャンク出品が結構あります。かなり古い製品でありながら、 D200 も根強い人気があり、類似商品に比べて比較的高額で取引されているので、同じような怪しい取引があるのだと思います。
 先の「バッテリーが無い云々」の話もこれを念頭に置いたもので、個人ならいざ知らず、同じ商品を何個も売っている中古カメラ業者なら、バッテリーが無いなどというのが本当かどうか、かなり怪しいと言わざるをえません。きちんと動作するものなら、他のカメラのバッテリーを使って検査してからバッテリー無しで出品する方が、儲けが大きいはずだからです。
 だから、このような出品をするカメラ業者も、多くの場合、不具合をごまかして売ろうとしている魂胆が見え見えです。

家庭商品の出品は個人でも怪しい人達が結構いる

 「家庭商品の出品者は、個人出品の場合でも信頼が置けない人が多い」というのが、個人的な印象です。
 以前、「数回しか着ていません」という子供の七五三用の服を落札したことがあります。来たものを見てみると、生地が擦れてテカテカ光っています。どう見ても着倒しています。
 おそらく、(中古で買って、「私は、)その後数回しか使っていません」ということなのでしょう。カッコの部分は説明ではっきりと言っていないだけで、嘘ではないというつもりなのでしょう。
 もっとひどいのもありました。「あまり使ってはいません」という体重計を買った所、送られた来たものを見てみると、ボコボコになっているし、第一ペンキを塗って補修した跡まである。これをクレームで返品しようとすると、ゆうパックに連絡して、「運送のときに不都合があって、商品が破損したのではないか」と苦情を言ったらしい。後に、郵便局の方が聞き取りに来られたので、そうではなくて、発送した元の商品自体に問題があるのだと説明をしました。とんでもないツワモノのおばちゃんが居るものだと感心します。
 このようなことがあるので、私はそれ以来、家庭用品の出品者たちをあまり信用してはいません。
 カメラ部門での個人取引ではこのようなことはこれまでなかったので、「出品者の信用度は、ジャンルによって異なっている」と思っていたのですが、それも今回の学習によると、個人出品者の話で、業者(まがい)の出品の場合は、上記のような注意が必要なようです。
 噂によると、車のジャンルなどではこのようなごまかしが結構あるという話をよく聞きます。

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