サーバーバックアップ
サーバーのバックアップ
1つ2つのWordPressをインストールしているだけで、画像をさほど使ってはいないホームページなら、バックアップするのもさほど大変ではないかもしれません。しかし、大きなサーバースペースを使うようになってくると、ローカルの環境でバックアップを取ることは難しくなってきます。
しかし、ある程度バックアップも取っておかないと、これまで書き溜めていたページの情報が、何かの拍子に飛んでしまった時や、ついうっかりしていて何ページか削除してしまった時などに、復元のしようがなく、お先真っ暗の状態になってしまいます。
大きなサーバースペースを使っている場合、もう一つバックアップ用のサーバースペースを借りて、バックアップを取るぐらいしか簡単な方法がありません。xrea<に「Mail & Backup」という年額1,037円のプランが登場したので、すぐに私はこれと契約しました。
XREA・コアサーバーの「サーバー間コピー」法
同じ運営会社のXREA・コアサーバーでの「サーバー間コピー」の方法は全く同じです。ただしxreaは有料プランでのみしかこれが利用できません。マニュアルが用意されているので、そのとおりにすればいいのですが、一部分かりにくいところがあるので、このページを作っておくことにしました。
作業はすべて、コピー先(これからそこにコピーしていきたい所)のサーバーで設定します。
「新コントロールパネル>サイト設定>サーバー間コピー>」で、設定画面が出てきます。
この設定画面で分かりにくいのが、「サーバー間コピーの新規作成」の設定方法です。
「ローカル」のところの「ローカルディレクトリ」に、「データを転送したい本サーバーのディレクトリを指定します。」とあるのは、コピー先のディレクトリです。指定時最後のディレクトリの / は必要ありません。
つまり、その下に設定するコピー元のサーバーから、XREA・コアサーバーのこのディレクトリにファイルを移転してくるために設定するのが、この「サーバー間コピー」のプログラムだということです。この様な設定であるため、他社のサーバーから、XREA・コアサーバーへの移転もおそらくこれでできるのでしょう。
「バリューサーバー」は契約していないので、どの様な設定画面になっているのか分かりませんが、同じ運営会社のXREA・コアサーバーの設定方法が参考になるのではないでしょうか。
コピー先ディレクトリは先に設定
もう一つの注意点は、コピー先ディレクトリは先に作っておく必要があるようだということです。まだ存在しないディレクトリへのコピーはできません。
ディレクトリの移動もできる
コピー元とコピー先のディレクトリをそれぞれ指定できるので、例えば、これまでルートに置いていたディレクトリを他のディレクトリの下に移動するようなこともサーバー間コピーでバックアップを取っていたサーバーからもう一度コピーしてくることで簡単にできます。