Googleﾀｸﾞﾏﾈｰｼﾞｬｰの設定
Googleタグマネージャーの設定
Webサイトを設定する場合、アクセス解析など様々なタグをページに挿入しなければならない場合に遭遇します。そのような場合に、タグを一括して管理できるのがタグマネージャーです。
といっても、私の場合は、一括して管理しなければならないようなタグは、アクセス解析ぐらいのものですから、大したものではありません。私がこれを使おうと思うのは、WordPressで使っているテーマ cocoon でアクセス解析をする場合に、タグマネージャーを設定しておけば、cocoon側では一切タグを入力せずに、タグマネージャーのIDだけの入力で済んでしまうからです。
設定の仕方でつまずいたところ
たとえば、ドメイン毎にアカウントを作って、解析したいページごとにコンテナを新設します。そのコンテナに、埋め込みたいタグを設定していきます。
タグの新設には、「新しいタグの追加」から、「タグの設定」と「トリガー」とを両方設定しないといけません。
「タグの設定」は、右上の鉛筆マークをクリックすると、予め用意されたメニューが選べます。詳しくは他の方の説明に委ねます。
「トリガー」は、上のタグが発効する条件を決めます。多くの場合は、「All pages」でよいはずです。
これで、「現在編集中」の所の「ワークスペースの変更」の数字が変わるのですが、これで設定できたつもりになってはいけません。私がつまずいた所はここで、タグマネージャーでの設定は、とりあえず作業領域としてワークスペースで設定を保存しておいて、これを公開することで初めて設定が有効になるという点でした。
「公開」を押すと、「バージョン名」というのを入力しないと変更が保存できないので、訳が分からずそのままこのページを閉じてしまったりしがちですが、ここの名前は「設定１」でもなんでも適当につけて、さっさと保存してしまいましょう。
元の画面に戻って、「現在公開中のバージョン」の所に、設定したタグが表示されれば、それで初めて設定完了です。
AMP用 google analytics の設置
コンテナの設定で、ターゲット プラットフォームとしてウェブを選ぶと、google analytics は、「ユニバーサル アナリティクス」でも「GA4」でもどちらでも選べるのに、AMPを選ぶと、「ユニバーサル アナリティクス」しか選択肢が出てきません。AMPではおそらく、「ユニバーサル アナリティクス」しか使えないのではないでしょうか。
令和3年12月現在、何も指定せずに google analytics を新規に登録すると、「GA4」しかできないので、プロパティーを新規登録するときに、「詳細オプションを表示」して、「ユニバーサル アナリティクス プロパティの作成」をONにしておきます。それで、「ユニバーサル アナリティクス」と「GA4」とをどちらも作ることができます。
元々「ユニバーサル アナリティクス」しか使っていない場合は、そこの「GA4 設定アシスタント」から、新たに「GA4」のプロパティーも連動させて作ることができます。
cocoon への設置
タグマネージャーの設置は、普通なら <head> や <body> にコードをそれぞれ貼り付ける必要がありま。しかしcocoonの場合には、それらは一切せずに、「Cocoon 設定>アクセス解析・認証>Googleタグマネージャー設定」でタグマネージャIDを入力すれば、それだけで設定完了です。
cocoon への google analytics 設置
cocoon への google analytics 設置については、別頁で。