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HAIK(QHM) 無料でも使える、ホームページ作成超便利ソフト

Quick Homepage Maker

 このホームページを作成しているソフトが、とても簡単にホームページを作成できる、なかなかすぐれもののHAIK(旧Quick Homepage Maker)というソフトです。
 一度設置さえしてしまえば、ワープロ感覚でホームページをすぐにいくらでも作ることができ、記事の追加・編集が簡単にできる手軽さがある外、今どきの時世に対応して、パソコンでも、スマホでも、それぞれの機器に応じて、表示を切り替えてくれるレシポンシブデザインにも対応しています。

手軽なホームページ作成ツールと言えば

 手軽なホームページ作成ツールと言えば、各ブログサービスが提供しているものがあります。しかしこれは、記事を時系列に沿って新しい方から並べていくブログを作るのには使えても、記事を思う順に配置しようとすると、途端に難しくなります。
 それに、見出しを付けたり、フォントの色を変えたりしようとすると、やはりホームページを制御するためのhtmlの知識を学ぶ必要が出てきます。
 それが、HAIKだと、たとえば、見出しとか表とか、ごく簡単なそれ専用の記号(元作成者の亀田さんはこの記号のこととを、「おまじない」と呼んでいます)をその部分に書き込むだけで、ホームページを作ることができますから、そんな困難さがありません。
 ですから、これを使えば、ホームページビルダーやブログソフトで、解説本片手に「動かない動かない」と腹を立てつつえっさえっさやっていたのがウソのように、簡単にそれらしいページができあがります。
 たとえば、上の「手軽なホームページ作成ツールと言えば」という見出しです。これ、本当は、

 **手軽なホームページ作成ツールと言えば

と入力しているだけなんです。それで、このようなきれいな見出しができてしまう。
 これ、Quick Homepage Makerじゃなかったら、普通は、

 <h3>既存のホームページテンプレートとは違う</h3>

というように書かないと、このようには表示してくれないところなんですけれどね。

 このように、複雑なHTMLの知識などほとんど無くても、専用の簡単なおまじない(タグ)で文章を打ち込んでいくだけで、今あなたが読んでいるこのようなページがほぼ自動でできあがってしまうのです。しかもそれが、HTMLの正しい文法に従った形で出力されるので、検索エンジン対策にもなっています。
 そして、携帯でも見やすいように表示が切り替わる、レシポンシブデザイン対応です。

htmlを使いこなせる人でも、やっぱり手軽だ

 このようなシステムですから、ホームページビルダーを使って、バリバリホームページが作れる人でも、WordPressなどのような本格的なホームページ作成ツールを使いこなせる人でも、ちょっとしたホームページをちょこちょこっと作るのには、やはり、とっても便利なのです。

北摂情報学研究所がサポートをやめた

 ただ残念なことに、Quick Homepage Makerを開発していた北摂情報学研究所が、開発権を他に譲り渡してしまいました。
 これの有料版は、ソフトのインストールまでほぼ自動でやってくれるシステムがあり、ビデオマニュアルなどのサポートもしっかりしていたので、それこそ70歳の人でも、ちょっと本気になれば、どうにかホームページができるような感じでした。
 しかも、一度購入してしまえば、後はアップデートにも追加のお金がかかりませんし、いくつでもホームページを作ることが出来ました。
 ところが新しい開発者になったおかげで、これらのサポートを継続して受けようとすると、月額2,875円(税別)の会費を払い続けなければならなくなりました。
 年払いにしても、34,500円近い金額を毎年払い続けてまでホームページをこれで作ってみようかと思うユーザーがどれ程いるでしょうか。
 開発者が変わって、サポートや開発の質、スピードも低下したようですし、初心者にそんなにお金を払わせてまで、これを勧めるメリットは無くなったと言わざるをえません。
 元開発元である北摂情報学研究所では、HAIKからWordPressへの移行を勧めており、移行ツールや、使い易いKANSOというテーマも提供していたので、HAIKを使っていた人の中にも、WordPressへ移行する人もたくさん出てきています。
 しかし、現在でも、無料のHAIKは継続配布されているので、インストールの手間さえ面倒な処理を済ませれば、使い勝手の手軽さは健在です。まだまだ、十分に、存在価値があるソフトだと私は思います。

無料版のHAIKをつかうためのHP

 このホームページは、元々、参考資料の少ないOpen Quick Homepage Maker(Open QHM)を使う方のための手助けにしようとして、作ったものです。
 HAIKになって、使えなくなった機能や、ほかにも説明した方が良い使い方などもありますが、HAIKや、Quick Homepage Makerを使っている方にとって、いくらかは役に立つ情報が含まれていると思います。
 HAIKは、GPLというオープンソースの規約に則(のっと)って作られた「PukiWiki(ぷきうぃき)」を基本に開発しているため、基本部分はやはりオープンにする義務があります。
 しかも、元々の基本機能がしっかりと作り込まれているので、今配布されている無料版でも、インストールさえ出来てしまえば、かなり使えるソフトであることに変わりはありません。

HAIKの作りは新しい

 令和元年8月になって、遅ればせながらHAIKをかなり本気で触ってみて、その新しさに驚きました。
 見かけだけが変わったのではなくて、設計思想自体がとても新しいものに変わっています。システムだけはHAIKに移行しても、私の様に、今でもまだQHM時代の古いスキンを使い続けていらっしゃる人がたくさんいると思います。その方たちはぜひ、一度HAIKの新しいデザインに触れてみることをお勧めします。
 新たなことに踏み出していくのは、かなりエネルギーが必要ですが、それだけの価値はあると思います。
 北研時代の元々野暮ったいお仕着せのデザインが、もっと野暮ったく見えてきますよ。

気が向いたら投票してね

令和元年8月HAIKについては、数字を初期化しました。

Open-QHMの情報公開度(保存データ)
もう十分827
よく公開している430
まあまあこんなもの482
不十分570
出し惜しみするな441

フリーのユーザーが増えたんじゃあないかなあ

 上のアンケートを見て、つくづく感じることは、以前は北研の有料会員が多く見に来ていて、最近はフリーのユーザーが増えたんじゃあないかなあ、ということです。
 今現在、管理者が変わって、以前よりも圧倒的に使用情報が公開され、フリーのソフトとしては、かなり良い方なんじゃないかなあ、と私などは思うのに、アンケートの結果では、情報公開への満足度は、北研時代の方がダントツに高いのです。
 北研時代は、有料のサポートこそ、ビデオマニュアルで充実していましたが、無料のサポートなどはひどいものでした。その時代、「もう十分」という方が多くて、「有料会員が結構多いのじゃあないかなあ」と思っていたのが、図らずも、管理者が変わったことによって、裏付けられた格好です。
 今は、月々の契約料が発生して、サポートも悪いらしく、有料会員としては使いにくいのでしょうが、無料で使い続けるなら、かえって使い易くなっていると、私は思います。
 最大の問題点は、管理者が無料のHAIKの存在を、完全に隠してしまったので、HAIKという優れたソフトがまだ存在していることを、世の人たちが、全く気付かなくなってしまったということでしょうか。

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