3級FP試験

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こんどは3級FPをやってみますかな

 平成27年12月16日にボイラーの試験が終わったので、今度の受験は、平成28年1月24日のFP3級です。
 FPなんて、何も専門がないような資格で中途半端だろうし、まして、2級をすぐには取れないので、とりあえず3級だし、それほど取りたくて仕方がない資格でもありません。
 でも、行政書士の試験勉強に取りかかる前のつなぎとして、短い時間で取り組むには手頃なので、とりあえず申し込んでみました。
 これまで第2種電気工事士危険物取扱者乙42級ボイラー技士と、試験を受けてきたので、この時期に受けられる手頃な他の資格といっても、思いつく物といったら、ITパスポートぐらいしかないので、それよりはFPの方が使えるかなと思ったからです。
 危険物乙種1~6類は、試験はあっても、2月になって乙4の免状が来ないと他の類の試験免除申請が出来ないので、受けられないんです。
 宅建で民法や税金、宅建業法などはある程度やっているので、3級は合格率が7割近くあるようですし、1月ほどあれば何とかなる様な気がしたのですが、はたして本当に大丈夫でしょうか。2級ボイラー技士の試験が昨日終わって、このホームページの用意をしたり、ボイラーのホームページの整理をしたり、やはり気持ちがふやけています。危険物試験よりこの方、少し疲れてきているのかも知れません。
 はやく気持ちを持ち直して、まじめに取り組まないと。
 FP3級の試験まであと38日

平成27年12月22日、3級FPの試験まであと33日。

 というようななめた記事を書いて、実際 ちょっと音声講義を聴き続けたぐらいで、前回のテストをやってみると、1/3ほどしか正解しません。
 FPは、範囲がやたらと広いし、1ヶ月はとっても厳しかったかなと冷や汗が出てきました。どうなることやら。
 みなさんこれで何で合格率7割にもなるんですかね。

 さらに、冬場は雪も降るので、土曜の夜から日曜日にかけてはこれまでのように勉強三昧というわけにもいきません。本当は、試験のために、スキーをあきらめてしまえばいいだけの話なのでしょうけれどもね

 『うかる!FP3級速攻テキスト』をやっと買ってきました。どのテキストがいいか、本屋で何度も立ち読みしても、「これ」という決断がなかなかつきません。

平成27年12月31日、3級FPの試験まであと24日。

 やっと、テキストの実技試験対策以外の所を全部ざっと読むことが出来ました。
 延々と各分野60~40ページずつも読むのがとってもつらかったです。テスト問題は表面的なところしか問われないのに、細かい知識を羅列する記述が40ページも続くと、途中でテキストを投げとばして捨ててしまいたくなります。
 「不動産」「相続・事業継承」の2項目は、10月の宅建の試験以来対策をしない状態だと、細かいところはほとんど忘れていますが、テキストを読むには、ほとんどが一度は勉強したことがある事柄なので、ストレスもなく、2項目を1日で読めました。
 一応内容については一通り読んだので、これで、過去問を解いてみました。まだ実技試験対策を読めていないので、実技試験の点がかなりやばいですが、なんとか合格点を取ることができるくらいにはなってきました。
 これから追い込みをかけて、合格率70%の試験で落ちることがないようにがんばらないと。
 でも、勉強していて、過去問は解けても、本質が理解できているような気がしないので、ちっとも楽しくない!FP3級は、分野がとっても広いので、本当に内容を自分の物にしようとすると大変ですが、試験は生分かりでも合格点が取れるという、そういう試験だから合格率が7割にもなるんでしょうね。

平成28年1月12日、試験まであと12日。

 今年は、年末年始・連休とこれまで全く山に雪がなかったので、勉強するしかなく、勉強はほどほどには出来たんですが、つまらないことこの上なし。

 昨日までの所で、

テキスト 1回通り通読
学科問題集 2回通り
実技問題集 1回通り
直近過去問8回分 1回通り

が終わったので、テキストの2回目の通読と、学科問題集3回目に入ります。
 やはりテキストの2回目を通読すると、これまで勉強した知識が断片的にでも頭に残っている分、全体の構造が幾分理解しやすくはなっています。テキストを読むスピードも、1回目よりかはだいぶ速いです。

受検票は2016年1月6日(水)に発送いたします。
1月14日(木)になっても届かない場合は、下記宛てにお電話でお問合せください。

と案内にあったので、あまりに遅いため、「きんざい」に問い合わせをしたら、「とっても多くの受験票を発送したため、明日来なければ電話をもう一度してくれ」とつれない返事。
 それで家に帰ってみると、やっと受験票が来ていました。
 かなり遠くからでも、普通郵便は翌日には届くことと、詳しく聞きもせず、「明日電話してくれ」というような対応であったことを考えると、どうも今日ぐらい届くことを予測していたような匂いがします。ああいう対応をされると、「発送自体が予告よりもだいぶ遅かったのじゃあないか」と邪推したくなります。
 それにしても、受験票の学科と実技、それぞれに写真を貼れというのはどうにかなりませんかね。
 こちらは、学科・実技で1回の試験ととらえているのに、主催者側は、学科と実技を全く別の試験ととらえているということなのでしょうか。受験番号まで全く違います。

平成28年1月24日、FP3級の試験当日。

 きんざいの個人資産相談業務を岡山で受けた私の受験場所は、岡山駅西側のママカリフォーラムというところでした。
 会場には試験40分前にしか入れず、早めに試験を切り上げて出てきても、受験生はたくさん居るのに、5人掛けの椅子ぐらいしか休める場所はありません。1回の試験が終わってさっさと帰れるのならそれでもいいのですが、学科試験が終わってから、2時間近く午後の試験まで待たなければならないFPの試験では、これは結構つらかったです。
 でも、会場準備が早くできたからということで、午後は、1時間半前の12時頃には入室させてもらえたのは、救いでした。
 問題を解くのにかかる実際の時間は、学科・実技合わせても練習なら40分ほど。本番で慎重に何度も見返しても、学科1時間程度に、実技30分ぐらいです。ちょっと、試験時間が長すぎます。
 学科は1時間経過したところで退出可でしたが、実技は早退不可で、1時間ずっと試験終了時間まで待たされました。
 さっさと早退しようともくろんでいたのに、当てが外れました。
 試験終了まで受験生を縛り付けておくことに、何の意味があるんでしょうか。

 学科試験は、過去8回プラス市販問題集をやっておいたぐらいでは、あまり見たことがないような問題が数問出ていて、「思っていたよりも少し難しかったかな」という印象でした。
 ほかの国家試験などでも、過去問を解いている時よりも、本番ではやはり1割減ぐらいの点数しか取れません。同じ問題を何べんもやった問題を解くのとは違い、初めて見る問題を解くので、やはりそれぐらいの難しさを感じるものなのでしょうか。

 FPの試験は、これまで受けてきた危険物乙4や、ボイラーの試験などとは違い、やはり女性比率が結構高かったです。そういえば、宅建は覚えていないけれど、どうだったんだろう。
 電卓は、インターネットでも書かれていることを参考にしてか、簿記にも使えるようなきちんとした電卓を持っている人がやはり比較的多かったような気がします。自分が実際に使ってみても、新たに購入した0キーの他に00キーがあったり、MC・GTキーがあったりする12桁の電卓は、安物の電卓などとは違い、とても使いやすいです。

 また、学科試験と実技試験とで、受験番号は全く違ったんですが、よくは覚えていないけれど、ほぼ同じ席だったような気がします。

平成28年3月3日、10時にやっときんざいの合格発表。

 インターネット上で合否が確認できます。FPの試験なんてマークシートだし、宅建のように毎回合格点が変わるわけでもないのに、何でこんなに合格発表に手間取るんですかね。受験料もたかがマークシートなのに、学科・実技でそれぞれ別にしっかり取るし、嫌ですね。

FP3級合格発表
FP3級合格得点

 不合格や欠席はこちら。

 ちなみに、合格証書が届いたのは3月7日。相変わらず遅いです。合格証書と合否通知書とが同封されていました。
 FPの場合、受かっても落ちても、得点をきちんと教えてくれるのはgoodです。得点は、自己採点の結果と全く同じでした。






 今回の3級FP試験の、きんざい、並びに日本FP協会の合格率はこうなっています。
  2016年1月24日実施 3級ファイナンシャル・プランニング

実施団体 科   目 受験者数 合格率
きんざい 学科 30.455 55.9%
実技 個人資産相談業務 17.474 57.3%
日本FP協会 学科 16.583 68.6%
実技 資産設計提案業務 15.783 81.6%


FP3級合格証書

 毎回似たような数値です。学科は同じ試験のはずなのに、何でこんなに差があるんですかね。それにしても、実技で学科以上に合格率に差があるのは、やはり問題の難易度の差なんでしょうか。
 どこまで難易度の差と考えればよいのか判断に迷います。確かにきんざいの実技は、日本FP協会より5問少ない15問ですし、結構難しいです。でも、出題が固定されているので、しっかり勉強さえすれば、対策は立てやすいです。
 日本FP協会の試験をよく見ていないので何とも言えませんが、日本FP協会の方の対策の立てやすさはどんなんでしょう。
 2級は今持っている参考書が日本FP協会対応になっているので、日本FP協会で受けてみることにしましょう。受験場所も、駅から少し遠くなるとはいえ、歩いて行ける範囲内ですし。

3級FP取得までにかかった費用

項  目 費 用 備  考
受験準備参考書など 7,236円
受験料 6,000円 学科+実技
受験写真代 45mm×35mm2枚
電卓 CASIO DF-120GT 1,973円 簿記検定でも使える
合 計 15.209円+α
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