2級FP試験
今度は2級FP
平成28年12月3日、2級FPの試験まであと50日
平成28年11月27日に危険物乙種第3・5類の受験が終わったので、今度は、平成29年1月22日の2級FPを受けてみることにします。
今年1月3級受験の時に、『FP2級集中合格講座』を買っていたのだけれど、200ページほど読んでみて、やっぱりこれだけでは自分には使いにくいような気がするので、3級の時と同じシリーズの『うかる!FP2級・AFP王道テキスト』を買ってきました。
ユーキャンの『FPの学校 2級・AFP きほんテキスト』とよほど迷ったのだけれど、やっぱりこちらの方が分かりやすいように思います。今回もこれで挑戦します。
しかし、1年も経つと3級の時頭に入っていたこともすっかり忘れてしまっていて、1からの出直しです。
やはり2級は難しいのかな。練習問題をやっても、生分かりだとさっぱり正解しない。
平成29年1月7日、2級FPの試験まであと15日
日本FP協会から受験票到着。
今回の受験場は、なんと、ノートルダム清心女子大学裏の岡山進研学院でした。思っていたのとは全然方向が違っていました。
でも、地図で見ると、最初感じたほどは遠くないのかも。
今回は3級の時より2週間も早く勉強に取り掛かったのに、勉強の進み具合は、かなり遅いです。
なんとなく集中できずに、勉強しないままぐずぐずしていることが多い上に、年末年始とスキーに行って、ぼうずが宿題をしている傍らで、酒を飲んで、ぐうすかぐうすか寝ている体たらく。
現在のところで、テキスト1回通読。学科問題集2度目を、第3章「金融資産運用」まで。実技編は1回通り。
過去問の形で通しでは問題を解いてはいないけれど、このままでは合否線上を漂う微妙なあたりのような。
何とか確実に合格ができるところまでラストスパートをかけないと。
今日から始まる3連休が勝負ですな。
遊びに行きたいのはやまやまなれども、自滅したくはない。雪もない。ぼうずは冬休みの宿題で忙しく、遊びに連れ出せるはずもなし。
平成29年1月22日、FP2級の試験当日
日本FP協会の2級の試験を、岡山進研学院で受けてきました。
「試験開始の20分前までに必ずご着席ください。(30分前より入室ができます)」とあるので、「あまり早く行っても居り場所がないのかな」とはなんとなく思っていましたが、「30分前より入室」というのは、「必ず来なさいという指定時間(20分前)、つまり、説明が始まる時間の10分前」のことでした。
どんな人でも、本気で試験を受けようと思ったら、説明開始10分前になど、遅刻が恐ろしくて行きません。
それなのに、説明が始まる前10分でなければ、教室にも入れないというのは、何という、受験生のことを無視した、とんでもないやりかたでしょう。
あまりにもなので、あきれ果ててしまいました。
FP協会には、今後は、せめて説明が始まる30分前には教室に入れるようにしてもらいたいです。私も、上の受験票の記述を読んで、「説明開始の30分前には教室に入れるのだろう」と当然のように思っていました。最近いろいろと資格試験を受けてきましたが、ここまでお粗末な受験生対応は見たことがありません。
後日、書店に置いてある日本FP協会の紙ベースの試験要綱を見たところ、試験日程として、「9:30より入室できます。9:40までに必ず着席してください。」と明記してありました。
午後の控室については、午前の試験を回収するときいったん教室を出た後、午後の集合時間の10分前までに会場を開ければよかったので、それまで、ゆっくり試験会場で食事をして、勉強することができました。
受験生は、女性比率が結構あって、若い人がやはり多かったです。でも、中には私のようなむさくるしいおじさんも混ざってはいましたが。
自分のことは棚に上げて、「こんな人がFPなんか取って、どうするのかな」と思わないでもなかったです。
みんなが持っている参考書は、各人各様で、「これが多い」というものはなかったですね。本当にバラバラ。
試験は、まあいつも通りの難易度ですかね。それほど難しかったとは思わないのに、自己採点をしてみると、学科がめちゃくちゃ間違っていました。学科・実技ともきんざい発行の問題集を3回通りやってはいたものの、老齢厚生年金と障害厚生年金や遺族厚生年金などとの併給についてなど、「よく聞かれる論点でも、自分はよくは分かっていないなあ」と思いながらも、とことんわかるまで追求するほどでもないぐらいの突き詰め具合なので、やはり、最後の詰めが甘かったです。
前回の過去問題を初めて解いた時には、それでもまあまあの点は取っていたけれども、結構分からないなりに解いていたところが当たっているような具合で、「ちょっとやばいかも」と何となく感じていたのが、もろ、試験本番で出てしまいました。
なかなか宅建の時のように、「とことんやらねば」というような気持ちにはなれないまま、最近本試験に臨んでしまいます。
「このままでは絶対にやばい」という危機感がわかないから、まあそれで安心してしまっている面もあるのでしょうが。
今回も、試験は終わったけれど、自分がよくわかっていないところがありすぎて、あまり気持ちがいいとはいえません。
ちょっと情けないです。
合格基準6割というのは低すぎるのでは
第2種電気工事士の時にも思いましたが、6割正解で合格というのは、基準が甘すぎるのではないでしょうか。
ファイナンシャル・プランニングは、電気工事などとは違い、間違ったところで、命に危険があるわけではありませんが、それでも、このストレートな問題で、6割しか正解できないような生分かりの人が、他人の相談に乗れるような大きな顔をしてもいいというのはどういうものかと思います。
私の場合、後から答え合わせをしてみると、「ああそうか!」と自分が見落としていた問題点に気づく誤りが多すぎて、いっぱい間違った結果、学科は60点満点中、41点(正答率68%)しか取れませんでした。
この点ぐらいでは、とてもじゃあないが、自分の人生設計についてでさえ、もう一度調べ直さないと、何も分かってはいません。
ですから、7割正解で合格でも甘すぎる感じで、大手を振って他人の相談に乗るなら、やっぱりせめて8割正解ぐらいは、欲しいところではないでしょうか。
でもそうすると、合格率は一体何%になるのでしょうか。
あまり合格率が低くなると、みんな嫌になって受験しなくなりますから、資格試験の商売が成り立つためには、やっぱり6割正解で合格ぐらいにしないといけないんでしょうかね。
2級FP試験の合格率
今回の2級FP試験の、きんざい、並びに日本FP協会の合格率は以下の通り。
2017年1月22日実施 2級ファイナンシャル・プランニング
実施団体 | 科 目 | 受験者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
きんざい | 学科 | 40.855 | 23.1% | |
実技 | 個人資産相談業務 | 18,659 | 38.9% | |
日本FP協会 | 学科 | 21.626 | 39.4% | |
実技 | 資産設計提案業務 | 17.308 | 63.9% |
2級FP取得までにかかった費用
日本FP協会は、免許証などの証明書類を持参すれば写真は不要でした。きんざいの方は、学科・実技で2枚必要だったのに比べればよかったです。