定期点検
定期点検
定期点検を行うことができる人は,
①危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)
②危険物施設保安員(←危険物取扱者ではなくても選任できる)
③危険物取扱者(甲種・乙種・丙種)が立ち会った時の,免状の交付を受けていない者
の3者です。 (赤本P69)
施設保安員であれば,無資格者の施設保安員でも点検できます。
また,危険物取扱者でなく,かつ危険物施設保安員でもない者であっても,危険物取扱者の立ち会いがあれば点検ができます。つまり、完全に無資格で危険物施設保安員でもない人であっても、危険物取扱者の立ち会いがあれば点検ができるということです。
そして、この定期点検の立ち会いは、丙種の危険物取扱者でも、することができます。(危険物の取り扱いの立ち合いは、丙種不可)
しかし、無資格の施設保安員が立ち会っても、免状の交付を受けていない者が点検作業をすることはできません。
施設保安員は、無資格であってもなれるので、③の場合の「免状を受けていない者」の中に施設保安員も入るのかと思って解説を読んでいましたが、どうもそうではないようです。
定期点検が必要な製造所等
地下タンクのある施設と移動タンク貯蔵所は、常に定期点検が必要です。
点検回数と記録の保存期間
定期点検は1年に1回、点検記録は3年間保存です
また、定期点検をしたという報告は、必要ありません。