メンテナンス・修理

金具取り付け

2021.6.23 

ドライバーの種類が違った

 最近のスキーは、専用金具がついている状態で売っていることがほとんどなので、金具を自分で取り付けることは少ないと思います。ですが、手持ちの金具を別の板に付けたいと思うような場合もたまにはあります。
 それで、うまくいったり、いかなかったり。過去には色々な経験をしましたが、金具の取り付けでどうもしっくりいかなかったのが、どのドライバーを使えばいいのかということでした。
 手持ちの色々なサイズ、メーカーのドライバーを使っても、なんかぴったりとネジ穴にはまっていないような違和感をいつも感じながら、これまでプラスドライバーで作業をしてきました。
 でも、それがそもそもの間違いだったんですね。スキーの金具に使われているネジは、一般的なプラスネジではなくて、ヨーロッパで使われることがあるポジドライブというものなのだそうです。スキーやスノーボードのビンディングだけでなく、ヨーロッパの車などにも使われ、なんと、IKEAの家具に使っているネジは全部ポジドライブなのだそうです。
 見分け方は、+の表示に更に斜め4方向にバッテンがあります。(リンクページに図解あり)
 同じプラス形でも、普通のプラスネジは「PH」や「H」、ポジドライブには「PZ」、または「Z」の記号が記されています。

ポジドライブビット

 これのねじ回しには、ドライバータイプも当然ありますが、安上がりで済まそうとするなら、ドライバービットだけを買ってきて、それを1/4のTレンチなどの取っ手に付けると手軽に使えます。受け手のネジを回す方は、100均のビット式のドライバーでも使えます。
 ドライバービットだけなら、アストロプロダクツでPZ1~PZ3まで、一本60円で販売しています。1/4DR ビットアダプターは150円。
 スキーの金具取り付けで必要なのは、PZ2とPZ3だそうです。後から我が家の手持ちのドライバービットセットを色々と見てみると、PZ2が入っているものを見つけました。100均でセット販売されているドライバービットの中にも、PZ2は入っているものがあるのかもしれません。PZ3はネジ山がかなり大きいですから、流石にないのですかね。

   ポジドライブビット

 色々探していると、ベッセル(VESSEL)に、両頭 コンビビット 2本 ポジドライブ PZ2/ PZ3×110 というのがありました。2本入っているので、これを買って、柄は、手持ちの長柄の合体式ラチェットドライバー と、追加でダイソーの差し替えドライバーというやつを買えばいい感じなのではないでしょうか。
 近所の大きなホームセンターだけでなく、アストロプロダクツでも店頭にはないので、623円で注文(アストロ)しました。
 先に買ったアストロのビットの方は、手持ちの軽い1/4Tレンチに組み込んでリュックに入れといて、携帯用に使うことにします。山はおろか、スキー場でも、ポジドライブのドライバーを置いている所なんて、どこにもありませんからね。

ポジドライブビット 

 左のようなラチェットドライバーも見つけました。しかしこれは、ドライバービットを差し込んで使う分にはいいのですが、ちょっと軸が短かすぎました。
 100均のラチェットドライバーは、どれも差込口が短いので、軸の長さを延長させるために六角エクステンションバーを併用しようとしたり、両頭ビットを使おうとしたりすると、ビットが安定しないので、使い勝手はいま一歩です。

 六角エクステンションバーを使って延長させるためには、サンフラッグ スタビーラチェットドライバーのような、両頭ビットを差し込んで使うようになっている、差し込み部分が少し長いものでないと具合が悪いようです。
 こんなものを持っていれば、ちょっと格好は悪いですが、十分実用にはなります。ちなみに、この製品の裏面説明書には、10cmのロング片ビットで使うことができる旨の記述があります。

ネジ穴をなめちゃった

 以前にも、子供用のスキーの金具を取り付けようとして、ネジ山をなめてしまい、急遽用具店に持ち込んで、取り付け直してもらったことがありました。今回も板だけ買ってきて、手持ちの古いフリッチ ディアミールチターナルを取り付けようとして、またネジ山をなめてしまいました。
 このネジ山の修復、J-Bウェルド AW-20Z オートウェルドというやつを使うといいようです。ちょっと高いですが、金属の補修などにも使え、ねじ切りも可能です。
 エポキシパテ水中用というのを使おうかと考えていましたが、それよりはかなり強度があるようなので、こちらのほうがいいようです。

薄手の板に金具取り付けは要注意

 買った板はアトミックの BACKLAND 78 と 85 ですが、78 の方に古いディアミールを取り付けようとして、間違ってスキーストッパ用の細くて長い方のネジで金具を締め付けたら、ネジが長すぎて、スキーのソールが一箇所少し浮いてきました。
 85の方も古いテレマークのBlack Diamondのケーブル式ビンディング(ピッドブル2)を取り付けた所、これも少しネジが長すぎたようで、後から見てみると、スキーのソールが少し浮いています。
 どれもこれも失敗作です。店屋なら売り物にもならず大損のところ。せっかくの新品の板が、「あー-ーあ!」ですが、自分でやったことなので仕方ない。スキーのソールの方をヤスリで削って、平にすることでごまかすことにします。
 これらの板はとても薄いので、金具の取り付けにはネジの長さを見ておいた方が賢明でした。

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