どーだ!軽トラにウッドステアリングだぜ
何もしないと物寂しくなるときがあって、「小人閑居して不善を為す」。軽トラ(スズキキャリー)に安物のウッドステアリングを取り付けてみました。
ハンドルを取り付けるボスの説明書にも、スズキのものは、同じ年式でも種類がいくらかあって、はずして見てみないと適合するものを確定できないと書いてあったりするので、ハンドルだけ先に買って、ボスをなかなか買えないでいたのですが、オイル交換のついでに業者にボスは無いのと出来心で言ったところ、なんとあるじゃあないですか。ものすごく年季の入った箱入りの新品です。
返品可だというので、少々値切って持って帰り、いざ取り付け。バッテリーの線を外してから、ホーンのカバーをはずします。後は、シャフトに大きいボルトでハンドルを留めていただけなので、すんなり取り替えることができました。
失敗したのは、だいたいの位地でこの辺だろうとハンドルを取り付けてみると、一つ位置が左気味になっていたようで、直進しているときに、ハンドルがまっすぐにならなかったこと。取り外すときにゆさゆさやった関係で、タイヤが動いたのをいい加減に取り付けたのですが、やっぱりきちんとまっすぐにしてから抜くべきでした。
まあしかしこんなのは、もう一度取り付け直せば済むことです。素人はやり直しなどの時間は目をつぶってしまえるのです。
操作性に関しては、もともとの大きいキャリーのハンドルを35cmのものにしましたが、心配したほどハンドルか重くなることもなく、手触りもとてもよくなりました。
ただ、ちょっと気になることは、ボスが少し高すぎて、ハンドルの高さが1cmほど高くなってしまったことです。ヘッドライトのスイッチがロービームなのに、純正のハイビームよりももう少し低い位置になってしまいました。
これは私が買った会社のこのボスだけの問題なのか、それともボス交換をすると、どうしてもこういうことが起こってしまうのか。どうなのでしょうか。
ボスは一応適応車種が書いてあり、操作性に関係の深い安全に関わる部品なのだから、もうちょっと気を配ってもらいたいものです。
もちろん、ボスだけの問題ではなく、ハンドルの深さが最終的なハンドルの高さに影響するのは分かります。しかし、私の買ったハンドルは、輪の部分がほとんど立ち上がっていないのに、先述のような状況です。もう少し気を配らなければならないのではないでしょうか。
妻には、10万円ほどのトラックに、ハンドルの見かけに1万円もかけたと笑われました。