NECなんか大・大・大嫌いだ

 注文していたNECのノートパソコンが来ました。何とWindowsのバックアップCDは付いていないし、インストールできるOSは、現にインストールしてあるものだけで市販のWindowsXPをインストールすることもできないらしい。ましてや次のWindowsにも当然移行できない。
 こんなのパソコンじゃあない。PC9801から撤退するときのやり方と言い、DOSV互換機を作りながら、敢えて非互換部分を作って売っていた姿勢といい、PC9801以降のNECにはなにかいやらしさを感じてはいましたが、これほどのものとは想像すらできませんでした。

カタログの作り方が無責任だ

 市場に出回っているカタログはどうか知りませんが、インターネット上で公開されているNEC PC直販サイト NEC Directのカタログは不親切すぎます。
 上に書いたようなことは、詳細カタログを読んでも私は気づきませんでした。
 既にインストール済みのWindowsしか使えないことは、確かに※の補注で書いてありました。でも、※の参照先が、下のどこを探してもないんです。それで「まあいいや」と思ってしまうのですが、実は、この※に直接リンクが張ってあってそこを見ると確かに一番目に書いてあります。このリンクがめちゃわかりにくい。
 二つめのバックアップCDが付いてないことなどどこにも書いてありません。「付属と書いてなかったら付いてないのが当たり前じゃあないか」で通用するのでしょうか。WindowsXPとしきりに書き散らしておいて、ハードディスクに入っているだけで、バックアップCDを「いるのなら自分で作りなさい」なんて、自由度の多いパソコン使用者が何をやるか分からないことや、パソコンが壊れやすいことを全く考慮していなさすぎです。
 この機械のWindowsのバックアップは、どうもハードディスクの中を3つに領域分割して、普段使わない方の領域に保存しているようです。ですから、一応普段使うWindowsとは隔離されているとはいえ、誤ってファイルを消したり、ハードディスクの一部分がおかしくなっていたりして、ファイルが一つ読めないなんてことは、かなりハードディスクの信頼性があがっているとはいえ、充分ありえます。
 パソコン初心者で、何がなにやら分からないうちにバックアップもせずに使っていて、いざどうにもならなくなったときにバックアップしようとして、ハードディスクの中からでは、どうしてもバックアップできないことが果たして本当にないでしょうか。
 Windowsを全く変更できない仕様というのは、何も分からない初心者を対象にしているとしか思えません。それなのに、バックアップCDもつけないとは、自分の都合だけでユーザー無視にもほどがあります。
 たぶんそれで何かあったら、次のパソコンを買い換える気にさせるほど高額な修理賃をユーザーに請求するんでしょう。

結局売った後のサポートをしたくないだけじゃあないのか

 
 機械そのものを独自に変えるほどNECが本気を出しているとも思えないのに、市販のWindowsさえインストールできないのはなぜなのか。NECにどうしても聞いてみたい気持ちです。
 で、その怒りを感じながら、今こうやってバックアップCDを作っている間につらつら浮かんできたことは、結局ディバイスドライバーを後から出てくるWindowsに合わせて作り直すサポートをしたくないんじゃあないかということです。私がメーカー製パソコンを嫌いな一番の理由が、とりあえずこみこみで売っておいて、それに不満なら、新しくハードごと買い換えなさいというような態度です。今回のこのNECのパソコンはそれの究極の姿です。
 もともとメーカー製はそのような姿勢で作られているので、Windowsがバージョンアップしたときでも、せいぜい次のものまでディバイスドライバーを用意するぐらいで、すぐに対応を打ち切ってしまいます。それをはじめから「インストールしてあるもの以外は使えない」と言い切ってしまえば、後のサポートが全くいりません。
 「本当は使えない」ではなくて、「使わせない」なんです。
 しかしそれでは、昔あったワープロ専用機と全く変わりません。
 そんなものを目隠しされてかわされたのかと思うと全くうんざりです。

バックアップCD9枚焼くのに疲れた

 バックアップCDを焼いていると、昔一太郎Ver5の頃、海賊版を作るのに、フロッピーを20枚くらい焼いていたのを思い出します。正規版を買って、こんな思いをしないといけないとは、全く情けない限りです。
 やっぱりヒューレットパッカードにすべきでした。
  

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