10月頃ですか、パソコン屋をうろついているとき、NTT西日本のWebCaster 110の中古があり、衝動買いをしていました。これはIP電話機能付きの無線Lanルーターで、一つ無線Lanアクセスポイントがついています。
それで今回ノートを買って、これの無線機能を使おうとしたわけですが、これがなかなか、やっぱり右往左往でした。
安ければやっぱり買ってしまうわなあ
Nekoが契約しているインターネットプロバイダのぷららは、IP電話の契約自体は無料なので、「IP電話をつかってみたいなあ」と思っていたところでした。ところがご存じの通り、IP電話アダプターはとても高価です。電話などほとんどかけないNekoにとって、特別の設備投資が一切いらない、ぷららの市外通話3分21円に契約しておけば、そこまでの投資をしてIP電話にするメリットというのはまったくありません。
まして、IP電話機能付きのモデムなど、1年に一回以上通信スピードが上がって、モデムをどんどん替えなければならない現状では、レンタルならいざ知らず、購入など自殺行為です。それで購入をためらっていたのですが、モデムとは一応別装置なのと、無線Lanが使えるようになるなら、無線Lanのルーターを買うだけでもお金がかかるし、いずれ無線Lanも使う機会があるだろうということで、買ってしまっていたのです。
カードが1つだけじゃあうまくいくはずがない
上の写真を見れば無線カードが2つ写っているし、NTT西日本の購入ページには、「カードが2つないと無線Lan機能は使えません」と書いてあるので、私のようにカード1つだけをルーターとノートパソコンとにあちこち差し替えて、動かない動かないと騒ぐような間違いはしないでしょうが、ルーターや無線Lanカードの説明書自体には、「2つないと使えません」とは一言も書いてありません。
そこで私は愚かにも、ルーター本体にLanカードを差し込むのは、Lanカードを簡易設定するためで、設定した後は、その設定したカードを抜いて、ノートに差し込むのだとばかり思っていました。
それで何度やっても無線信号を探すパイロットランプがピコピコするだけで、一向につながる気配がありません。それにルータのエラーメッセージを見てみると、何か分からないエラー表示がでているので、「これは、何か無線をつながなかったときには分からなかったエラーがあって、壊れているに違いない」と判断しました。
それからNTT西日本の修理窓口を探すべく、ホームページを探していて、初めて、「カードが2つないと無線Lan機能は使えません」という記述に出会ったのです。
要するにこのWebCaster 110の無線機能を有効にするには、本体に取り付ける送信用のカードと、ノートに取り付ける受信用のカードがいるのでした。
さてそれからどうするかですが、本体に取り付けるカードは付属のルーターを設定するソフトで設定しなければならないので、NTT純正でないと取り付けるのは難しいかもしれません。しかし、ノートに差し込む方の受信用のカードなら、通信規格が一応標準化されているようなので、他社の安いカードでもなんとかつながらないかと思いました。車でも何でもそうですが、独占企業の純正部品というのは高すぎます。WebCaster 110のカードも8,400円もします。そこでとりあえずBUFFALO(メルコ)のAirStationWLI3-CB-G54Lというカードをだめもとで買ってみることにしました。
結果的には、暗号化の設定で、「TKIP + PSK 」ではなぜかうまくいきませんでしたが、「WEP」では動いているので、とりあえずこれで良しとします。
「TKIP + PSK 」でなぜかうまくいかなかったのは
「TKIP + PSK 」でなぜかうまくいかなかったのは、やっぱり知識不足だったようです。今日12月31日に大掃除をしていて、昔買ったままそのことすら忘れて一度も見ていなかった『PC Japan 2005 9月号が出てきました。これの「これなら分かるネットワーク&セキュリティ」という記事を読んで、もう一度設定をやってみる気になりました。
要するに無線Lanの暗号化の方式として、基本的なWEPとその弱点を強化したWPAがあること。WPAの暗号化方式はTKIPというのを使うが、これにも認証サーバーが必要なEPAと、必要ないPSKモードがあること。暗号化方式にはTKIPのオプションとして、暗号化を強化してハードウエアーで行うAEPというのがあることなどです。
WebCaster 110の取り扱い説明書を見ていると、PSK(事前共有キー)に適当な文字列を入力しておけば、キーリフレッシュタイマの時間毎に暗号を変更するようです。
それで、WebCaster 110の設定をそれにして、AirStationWLI3-CB-G54Lの設定をClient Manager2からWPA-PSK TKIP にして、暗号化キーの所に先の事前共有キーの所に入れた適当な文字列を同じように入れたところ、やっと正常につながりました。
結局私は、WPA,PSK,TKIP,WEPと言った言葉の関係がよく分かっていなかったということです。ですがもう少し、それらがどんなものかの違いの説明は、やっぱりしてほしいところです。