プリンタサーバーを買って、共有に失敗した話は以前書きました。今回、エプソンのLP-7100、キャノンのLBP-2410といったLanポートを持っていない少々特殊な独自のシステムを持ったUSB接続のプリンタでも、Lanに接続して共有することができたので、それについて書いておきます。
事の起こりは、無線Lanを「11n/a」規格にしようとしたことです。coregaの親機子機セットで5,000円弱のものを買ったところ、従来の54Mbpsに比べたら格段に早くなりました。
それに味を占めて、いい親機を探していたところ、Lojitecの「ハイパワーアンテナモデル。USB機器を共有できる「ギガビットルータ」”LAN-WH300N/DGR”」というのを見つけました。これを使って、今回の共有ができたのです。
残念!!
メーカーも売りっぱなしではなく、もう少しアフターサポートのことを考えてほしいものです。
ルーターモードで使う必要があると書いてあるが
似たような機能を持つものには、IODATAや、BUFFALOのものもあります。しかし、ネットで調べてみても、IODATAは評判がいまいち、BUFFALOのは高価だし、プリンタ対応と明記してあるのはLojitecだけだったので、これを買うことにしました。
ただ一つ非常に問題だったことは、このUSB機器の共有が、ルーターモードでのみ可能だと書いてあることでした。実はうちではNTT西日本のWebCaster 110というルーターを使って、ADSL回線からIP電話を使っています。このWebCaster 110は、必ずモデムからすぐのところにルーターとしておいておかないと、IP電話が使えないので、LAN-WH300N/DGRをルーターモードで使うとなると、ルーターを2つ並列につながなければなりません。そんなことが果たして可能なのか非常に微妙だということでした。
以前WebCaster 110を他のルーターの下につなぐことができないかということでNTTのサポートに電話したとき、「それはできないが、WebCaster 110の下にブリッジモードで他のルーターを接続している人がいる」といういうことを聞いたので、だめもとで購入に踏み切ったのでした。
設定が訳がわからん
宣伝文句だけは、
※2010年10月現在:当社調べ。
最短3クリック+無線暗号キー入力のみで、インターネット接続設定が完了します※。
『パソコンからインターネットに接続する』このに特化し、シンプルを徹底した「かんたんセットアップツール」を添付CD-ROMに収録しています。業界一やさしく、最短で、お使いのパソコンからのインターネット接続設定が完了します。
と、きわめて頼もしい限りですが、私の環境下では、自動設定ツールはうまく働きませんでした。
他のルーターの下につけるのではなくて、パソコンに直づけしても、パソコンによって自動設定ツール自体が途中で止まってしまう事が多いし、最初WebCaster 110の下につけようとしていたからか、ブラウザからIPアドレスを直接入力しても、設定画面がでてもこなかったり、本当に訳がわかりません。
その上、ついてくるマニュアルがとてもお粗末で、自動設定ツールがうまく動く場合のことしか書いてありません。
というわけで、パソコンに詳しい人でないと、このルーターを買っても設定できないでお蔵入りになる可能性はかなりありそうです。
本当にストレスたまりまくりでした。
ネットでいろいろ調べて ポートのつなぎ方
ネットのIPアドレスの設定など、基本的なことがよく分かっていないと本当に設定に困ります。さらには、No.1のルーターから出てきたケーブルをNo.2のルーターのどこにつなぐのかといった記述も明快に説明してくれているようなものはわりとないですね。
確信を持ってはいえませんが、どうも、ルーターモードの時はWANポートに、アクセスポイントモードの時には他のパソコンをつなぐのと同じLanポートにつなぐのがいいようですね。
ただし色々やってみて、アクセスポイントモードでWANポートにつないでもとりあえずは動いているようなので、それは絶対駄目とまではいえないのかもしれません。
IPアドレスの振り方
これがまた、説明書などには全く詳しい説明がありません。Lanのことがきちんと分かってないと、ちょっと込み入ったことをしようとすると本当にお手上げです。
今回はたまたま以下のわかりやすい説明を見つけたので、本当に助かりました。リンクだけだとページがいつなくなるか分からないので、引用しておきます。
今回何とかLAN-WH300N/DGR”を使えるようになったのは、planets_toshiさんのこの説明によるところが大きいです。ありがとうございました。
ルータ2側ではブリッジにした上で、WAN側IPはルータ1で割り振られたIPを設定し、
デフォルトゲートウェイをルータ1のポートIPに設定します。
(例:ルータ1のポートIPが 192.168.1.1 だとすると、
ルータ2のWAN側IPは192.168.1.2に、デフォルトゲートウェイは 192.168.1.1に設定)
その上で、ルータ2のLAN側ポートIPアドレスを192.168.2.1 等にすれば、ルータ2側に繋いだPCは
192.168.2.2 等のIPが割り振られ、ルータ1側に繋いだPCは192.168.1.3等が割り振られると思います
アクセスポイントモードでも使えるやん
ELECOMの製品Q&Aに「アクセスポイントモードでUSBプリンタを共有する方法はありますか?」というのがありました。「環境や条件によって利用できない場合があります。」という但し書きはありますが、私の場合、ルーターモードでなくても、これできちんとプリンタの共有ができているようです。
ファイヤーウォールが悪さをしている
以上のような設定をきちんとして、LojitecUSB機器管理ツールからプリンターやスキャナなどが見えるようになったものの、接続をしようとすると「あなたが使用中です」にどうしてもなりません。それで見つけたのがELECOMの製品Q&Aのページです。
・ USB機器管理ツール
C:\Program Files\Logitec\USB Device Manager\Connect.exe
・ ポート番号:19540 (送信・受信) (TCP・UDP)
USB機器管理ツールの方は、管理ツールの設定の時に「ファイアウォールの例外に設定しますか」といったメッセージが出てくるので、それにYesを設定すればいいようですが、問題はポートの設定です。
これはどうも危機管理ツールの設定ではうまくいかないようなので、ファイアウォールの設定画面から設定しなければなりません。
うちで使っているのは、「G DATA インターネットセキュリティ2009」ですから、他のセキュリティーソフトでは、多少事情が異なるかもしれません。
プリンターは快適
設定がようやっと終わって、プリンターは快適至極にネットワークプリンターとして使えるようになりました。
印刷する時だけ接続する設定にしておけば、他のパソコンが接続中かどうかというのをあまり気にしなくて済みます。
他のスキャナやハードディスクなどでは、使う人が接続して、他の人が使っている時には、接続ができませんので、特にハードディスクなどでは、データの共有をするのに、常時色々なPCから参照するという用途には向かないようです。
LAN-WH300N/DGRの接続は安定している
coregaのモデムは何かの拍子に接続できなくなると、WPSで再設定しなければならない場合が時々発生しましたが、LAN-WH300N/DGRの方はそんなこともなく、しっかりした外部アンテナが付いているので、送信パワーもcoregaの内部アンテナのものより強い様です。