プリントサーバーというのは、いろいろと合う合わないがあるのですね。私はプリンタ切り替え器などのように買ってくれば、割合気軽に接続できるのだと思っていたのですが、それはとても甘い考えでした。
実際にはプリンタの仕様によって、使えないものが結構あるようなので、プリンタサーバーを購入する場合には、メーカーの動作確認表を必ず見ておかなければなりません。その表にでていない場合は、購入を見合わせるのが賢明です。
これは双方向通信可能と謳(うた)った製品でも同じことで、「双方向通信ができるから、どのプリンタにでもつなげられる」と思ったら大間違いのようです。
Corega CG-FPSU2が安かったので二つも買ってしまったのです。メーカーの対応表には私の持っているLP-7100がなかったものの、その表に載っているプリンターの数があまりにも少なかったので、他のものは、使えても動作確認をしていないだけに違いないと勝手に思いこんでいました。エプソン製プリンタ対応と書いてあるのだから、まあ何とかなるだろうと考えていたのです。
もう一つのcanon LBP-2410は危ないかもしれないなと思いながら、通信販売の送料をまた払うのもうっとうしいので、欲張って二つ注文してしまいました。
ところが、これらのプリンターにはどちらもこのプリントサーバーは使えませんでした。LP-7100はESC/PageS Printing Systemという双方向通信が必須な独自のシステムのようで、コレガの双方向通信を謳った製品でもおそらく使えません。そもそもこのプリンターに問題なく使えるプリンタサーバーというのは一つもないようです。
canonのも、双方向通信が必要なようで、canon純正品以外は使える製品は無いようです。
まあしかし、「清水の舞台から飛び降りる」つもりで、コレガ USB2.0対応プリントサーバ 双方向通信対応モデル [CG-FPSU2BD]を買わなかっただけ、少しはやけどが少なくてよかったかもしれません。これの説明には「プリンタの双方向通信に対応しており、各プリンタメーカのプリンタに付属のユーティリティを活用できます」などと書いてあります。しかし「動作確認済みプリンタ一覧」には、やっぱりそれほどのプリンターの数があるわけでもなく、もちろん私の所有のものなどあるはずもないので、もう一度だめかどうか試してみる気力などとうてい私には起きません。
私の場合は、一応プリンタの共有はできているので、アスロンを積んだディスクトップのパソコンをプリントのためだけにつけていては、電気代がもったいないだろうなというだけで、ほかに不自由は一切無いので。
コレガの対応表は不親切
コレガの対応プリンタの表の中に、エプソンのLP-7100に条件付きで使えると記載されている製品もあることから考えると、表に記載がないのは、使えないからだと考えるのが妥当だと思います。使えないことを確認しているのなら、是非とも使えないと明記してほしいところです。使える製品名だけ並べるのは、「その他のプリンタは検査していないだけだろうと」と私のように甘い考えを抱かせる原因になって、誤解を抱かせるだけです。
他社の対応表の中には、使えないプリンタにははっきりと×して、その理由が明記されているものがあります。プリンタサーバのように相手を選ぶ商品の場合には、是非ともこのような良心的な表示を心がけてもらいたいものです。
どうせ使えないプリントサーバーの導入失敗記録を書いても意味がないけれど
さてこれの導入ですが、私が使っているNTT西日本のルーターWebCaster 110では、このサーバーが使う192.168.1.240というIPアドレスはつないだだけでは、通常使えるようにはなっていません。そこで「ルーター設定>DHCP設定>固定IPアドレスで使用する端末の情報設定」のところで、IPアドレスと、MACアドレスとを入力してやります。すると、インターネットエクスプローラーなどのウエッブブラウザから、このプリントサーバーにアクセスできるようになります。
しかし、そこまでやっても、パソコンのLan接続の画面にこのプリントサーバーが表示されません。こんなことでは、本当にこの器械が使えないのか、こちらが馬鹿で接続できないだけなのか分からないので、まだじたばたしました。それで結局、プリントサーバーの設定画面のNetBueiのところで、ワークグループの設定をして、やっとこのプリントサーバーだけは、パソコンから見えるようになりました。(マニュアルにはそんなことは一切書いていないので、このワークグループの設定は必要なのかどうなのか分かりませんが)
それでもう一度マニュアルの通りやってみて、プリンタが認識されないので、それでやっとあきらめる決心が付いたのです。
付属の設定ソフトを使って、たくさん登録しているはずのプリンタの設定が、なぜか真っ白になること数回。年賀状を急いでプリントした方が、絶対得策なのにここまであがくこと正味3日。くんでいた酒をけつまずいてこぼして、無線式のキーボードの送信部分を水浸しにして、高くついたプリントサーバー導入失敗でした。
さてこのあまったプリントサーバーはどうしよう。