ハイゼットの車検にいろいろなハプニング

ハイゼットの車検にいろいろなハプニング

 久しぶりにハイゼットの車検に行ってきました。今回は事前に自賠責保険の手配もし、自動車税の領収書が無かったのも、市役所に取りに行ってあるので用意は万全です。
 後は、HIDに替えている光軸が、調整なしでうまいこと行くのかと、不測の不備がないかということです。

今回はひやりとすることが結構あった -まずは、目視検査で-

クリックすると拡大画像を表示します まずは目視検査です。レーダーや据え置き式のカーナビは、取れと言われることが分かっていたので、あらかじめ取り外しておきました。
 ところが今回は、ダッシュボードの前に貼り付けてあるモニターやダッシュボード上に固定してあるサーキュレーター(扇風機)まで取れと言います。取れと言われたって、モニターはのりでびったりと貼り付けていますし、サーキュレーターは、内幕を言えば両面テープだけの固定とはいえ、これを取ると修復が大変です。
 それにこれまでどちらも一度も「問題有り」などと指摘されたことがありません。「こんなもの、固定されていて取れません」と必死で訴えて、やっと許してもらえました。
 次に指摘されたのが、窓の左端に貼っていたナビ・テレビ用のアンテナ。吸盤で貼っていただけでは落ちやすいので、両面テープで固定していました。うがしたらせっかくの工作がだめになりそうですが、これはどうしてもうがさなければならないようです。
 フィルムアンテナなら窓に貼り付けてもOKなのに、窓の端に貼り付けてある小さなアンテナにそれほど違いがあるとも思えませんが、吸盤式の貼り付けるアンテナは、やっぱりだめだということなのでしょう。
 最後に指摘されたのが、ドアの窓に貼ってあったクリアの遮光シート。黄ばんでいるからだめだそうです。ただ上からかぶせておいているだけですから、はがせないことはありませんが、結構びったりと張り付いてしまっているので、はがすのは結構大変でした。

排ガスも危なかった

 「やれやれ」と思って次に行ったのが排ガス検査。ここでも一度目でいきなり不合格。ブザーがなります。不合格になっても、ガソリン車の場合ディーゼルとは違って、テスター屋に行って、ねじをちょこちょこといじってもらえばそれだけのことです。ですから、不合格になっても、そう大したことはありませんが、それでもやっぱり手間は手間です。
 もう一度再検査をする前に、あせりながらエンジンを何回かブワンブワン吹かして検査したら、今度は合格のランプが点いてやれやれ。
 この排ガス検査ですが、検査の待ち時間が長いと、アイドリングを続けているうちに、検査に引っかかったことがあります。待ち時間にはなるべくアイドリングをしない方がいいかもしれません。
 今回はほとんど待ち時間がなかったので、それほどアイドリングを続けたわけではなかったのですが。

スピードメーターの検査が動かない

 それで今度は、スピードメーターの検査。40Kmのところでパッシングします。ところが何度やっても認識してはくれません。「さては、HIDにしてHiの光が弱いので、機械が認識しないのか」こんな思いが頭の中をよぎりながら、何度も焦って、40Km、パッシングを繰り返します。
 何度目かにちょっと長めに強くパッシングして、やっと次の検査に移ってくれました。
 後から考えるに、HIDは光のつき始め、かなり暗いので、あらかじめいくらか光をつけて暖めておけば、最初のパッシングでも、うまくいったのではないでしょうか。
 やれやれ。

心配した光軸検査は難なくパスしたが

 心配した光軸検査は、何事もなく難なくパス。
 しかし、今回初めて、「光軸検査の時には、降りないでください」という張り紙が貼ってありました。そんなことを言われても、軽トラックは、人が乗っているか、乗っていないかによっても光軸が動き、検査の合否が変わってきます。私の車は、前回人が乗らない状態で調整してもらっていますから、張り紙どおりにやっていては、確実に不合格になります。仕方なしに、検査になったら飛び降りるしかありません。

 2022年5月の岡山の軽自動車検査協会では、「光軸検査で運転手が降りると検査をやり直します」という張り紙が貼ってありました。ここまで言われたら、乗ったままで検査して、不合格になったら、テスター屋に駆け込んで調整し直してもらうしかないようです。
 無駄な抵抗を試みるなら、運転席の中で、自分の体をなるべく真ん中に移動させておくぐらいのことでしょうか。

所要時間は1時間足らずだが

 検査のラインですぐには窓のフィルムやアンテナははがせないので、ラインを出たところで一生懸命にはがします。岡山の軽自動車検査協会では、それでできたら、検査官を呼べば、検査終了のはんこを押してくれます。
 所要時間はすべて合わせても1時間足らずでしたが、色々あって、今回は結構スリリングな車検でした。

車検後に整備

 とりあえず車検に受かったので、もう5万キロになったこともありますから、ミッションオイルとデフオイルは換えておこうと思います。
 エンジンオイルは、車検に関わりなく3,000Kmごとにかえています。
 次回車検の時は、14年目になりますから、ブレーキホースを一新して、カップキットなども替えた方がよいでしょう。

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