ハイゼットの車検

ハイゼットの車検

 例によって8年ぶりのハイゼットの車検記事です。

難燃性の内張りではない指摘

 まずは、ドアの内張りについて、2年前は言われなかったのに、4年前以来2度目で、内張りの難燃性を指摘されました。前回の指摘は、内張りをとにかくうがせでしたが、今回は、内装がむき出しなのは問題がないから、内張りを貼っているボードそのものを外せばよいということでした。それを外すと、パワーウインドーのスイッチなど固定されないで、ブラブラの状態になってしまいますが、それでもよいそうです。
 それで、そういう風にして、一応難燃性はパスしました。 

ヘッドライトが壊れていた

 今回の大問題は、右ヘッドライトの枠自体が壊れていたことです。
 HIDに変えている私のハイゼットでは、カットオフラインがはっきりしてはいないので、例によって下向きでは×で、上向きは左は合格したものの、右が不合格でした。検査員から、「ローのカットオフラインが出ていないから、ハイで調整したほうが良い」というアドバイスを聞いて、早速テスター屋に行って調整を依頼したわけですが、そこでは調整しきれませんでした。
 結局ライトの枠の中で固定されている部分が一箇所外れているようで、それが原因で、ライトがとっても下を向いていたようです。
 これでは、ライトそのものの枠を換えないと、車検には通りません。でも、ここのところは、いつもよく壊れるいわくつきの場所のようです。解体屋に行っても22年も経っている私の車のヘッドライトはありませんでしたし、S200P前期の私の車用のものは、アマゾンなどでもサードパーティーからの新品の出品もありません。
 壊れているかどうか、いつ壊れるかわからない中古でも、ヘッドライトはよく壊れる部分だということで、需要があるようで、オークションでも1万円くらいはします。
 新品を買っても2万5千円くらいのものなので、車検の限定検査証の期限である2週間以内に修理を完了させないといけないという期限の制約もありますので、結局新品を購入することにしました。幸いダイハツに新品在庫があり、連休を間に挟むというかなり微妙な時期ですが、なんとか期限に間に合って、車検を通すことが出来ました。
 しかし新品はやはりピカピカで、ガラスがクリアーなので、左右の目の輝きが全然違っています。

最近はLEDがよいそうな

 テスター屋さんが言うには、最近のLEDはとても良くなっているそうです。明るいしカットオフラインもしっかり出る。私なんぞは、LEDはまだまだHIDに明るさではかなわないのだろうと思っていたのですが、今はそうでもないようです。
 私の車を調整してもらっている時に、検査場で◯が出ている左の調整の時に、上向きで調整していたら、下向きがなんかおかしいそうです。それでも、検査で一遍◯が出たのなら大丈夫だろうということで、そのまま検査に持ち込みました。
 テスター屋さんが言うのに、HIDというのはそんなもんなんだそうです。「LEDにしたら」ということでした。ただ、「1万円以上のものを使うべきで、三千円ぐらいのものを買うと不幸になるよ」と言われました。
 私はややもすると安物を買いがちなので、今度LEDにする時には、気をつけようと思います。
 おなじHIDでも、私がハイゼットにつけている安物のHIDでは全くカットオフラインがしっかり見えないのに対して、デリカD5の純正下向きHIDの方は、気持ち良いぐらいカットオフラインがしっかり出ます。
 商品は選ばないといけませんが、「値段だけのことはある」ということもあるようです。

限定検査証の期限

 以前の車検で、検査当日検査に受からない時には、受付に戻って限定検査証を発行してもらわなければならないということを学習していました。
 でも、この限定検査証を発行してもらうと、いくら検査期間が残っていても、検査満了期間が、検査から2週間に短くなってしまうようです。限定検査証を発行してもらうと、再検査料が若干安くなり、再検査の予約不要、更に期限以内なら、検査も不合格になった部分だけで良いというメリットもありますが、車検の有効期限が2週間以上残っている場合には、このように、有効期限が短くなってしまうというデメリットもあるようです。
 今回のように、部品が期限内に手に入らないことが心配される場合には、あえて限定検査証は貰わずに、知らない顔をして帰ってしまい、後日検査を全部最初から受け直すというやり方の方がよい場合があるかも知れません。

検査料の実質値上げ

 令和3年10月1日以降、技術情報管理手数料400円が追加されたそうです。このお金が、どの検査料にも上乗せされます。
 これは、「自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用」だそうですが、要するに、手数料の実質値上げです。
 私の車の様に、安全性の電子制御など一切関係がない車の車検にも当然のごとく上乗せされます。
 なんだかんだ言っては、古い車を大切にする私のような貧乏人いじめばかり。結局は、高い新車を買って、しっかりカーディーラーを儲けさせて、がっぽり税金を払えよという国の政策の一環です。

ブレーキホース交換は4年後でいいか

 22年経っている車なので、そろそろブレーキホースも換えないといけない時期かと、記録をよく調べもせずに思っていたりしたのですが、前回の8年前の記事を見ていると、そこで交換していたようです。
 それであれば、ブレーキホースの交換は4年後でよいことになります。
 今回は2年間で9千キロほどしか走っていないこともありますので、エンジンオイル以外の油脂類は、交換なしで済ませます。エンジンオイルは、車検とは関係なしに五千キロ毎の交換です。

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