今年の車検は結構しびれた

今年の車検は結構しびれた

ヘッドライトの検査が下向きだけになった ハイゼット

 ハイゼットの車検に行って、車検時の光軸検査が、上向きでの測定を認めない、下向き一本になっていました。
 私のハイゼットは純正のH4ハロゲンバルブから、カットオフラインのはっきりしない安物HIDに取り替えているので、絶体絶命です。
 右側は、前回の2022年の車検時、壊れていることが発覚してランプのハウジングを新品に交換していたので、レンズがクリアーで、同じHIDでも特に問題はなかったのですが、左の昔から交換していない黄色くくすんだレンズの方が問題でした。テスター場に行って、カットオフラインがはっきりしないのをとにかく調整してもらって、「これでだめなら、純正のH4バルブに戻して検査し直すしかないね」といわれながら、今回はなんとかしのげました。でも、今後もこんなことを繰り返さなければならないと思うと、ぞっとします。
 近い内に、カットオフラインがしっかり出ているという謳い文句のLEDに取り替えてみようと思います。

デリカD5

車検のラウンド変更を受け付けない

 今回、ユーザー車検の予約が午前に取れず、岡山の陸運局の午後の枠を申し込んでみました。ところが朝行ってみると、枠の変更を一切認めてくれません。検査証の印刷が受付機では枠のちょっと前からしかできなくなっているし、受付の若いお兄ちゃんも、「午前は枠がいっぱいです」の一点張りで、けんもほろろです。ユーザー車検の枠がとても少ない上に、こんなお役所対応をされては、ユーザー車検などやってはいられません。特に3月4月など予約がなかなか取れない超過密状態ですから。
 なんとかしてくれー!(本当は業者用の枠の予備がないはずはないんですけれどもね。)
 午後は仕事があるので、諦めて出直し。

準備不足

 最初に行ったときには、12ヶ月点検のシールを剥がすのを忘れているし、ヘッドアップディスプレイのフロントガラスに貼ったシールもそのまま、その上、ユーザーズマニュアルは家に置忘れていました。
 2回目に行ったときにも、荷物は積んだまま、3列シートのヘッドレストも家に置忘れていました。
 このヘッドレスト忘れは、致命傷になりかねないところでした。気づかれないで今回は助かりました。
 そういえば、いつもは用心して持っていっている、助手席のサンバイザも今回は忘れていました。ネットでは、「サンバイザモニターは車検ではだめだと指摘される」と紹介したものがあります。岡山の車検場で、これを指摘されたことはないとはいえ、難燃性のビニールの内装材の件もありますから、いつ突然指摘されないとも限らないところです。

荷物を下ろさせられる

 それで1週間後に出直したデリカD5の車検ですが、今回もやっぱり大変でした。
 デリカD5は、冬場は雪道に出かけていくので、車検では、これまでもブレーキでさんざん苦しんできました。ですから、テスターに入る前から、「今回もだめかなあ?嫌だなあ。」と弱気になってしまいます。
 それで、ラインに入って、最初の検査の所で、「積んでいる荷物が多いから、下ろしてきてくれ」と言われてしまいました。結構待って、「やっと順番が回ってきた」と思った矢先の後回しです。
 それで、荷物を下ろして、もう一度並び直しです。

ナンバー灯・ハイビーム左不点灯、サイドスリップ不適合

 ナンバー灯の右が不点灯、サイドスリップ不合格、極めつけは上向きのヘッドライトが切れているようです。
 その上、私が並んだ4レーンでは、スピードメーターが計測不能で、もう一度、1~3レーンに回ってくれということでした。デリカは岡山では3か4レーンに並べという指示があったけれど、4はスリップ対応機能がついた車では、スピード計測ができないようです。
 というようなわけで、2回レーンに入っても、検査が1回通りも終わっていない最悪の状態です。

ハイビーム左不点灯をどうしよう

 ナンバー灯は、T10のウエッジ球を持ってきていますから、取り外し方さえ分かればどうにかなります。(マニュアルを忘れずに持ってきておいてよかった!)
 ちなみに、カバーをマイナスドライバーなどで左に寄せてやると外れます。
 サイドスリップは、テスター屋に持っていけばすぐに調整してくれます。今回は、岡山の陸運局手前に3年ほど前にできたという場外テスター屋に持っていきました。2,700円也。
 問題は、ハイビームです。よく見ると、HIDのバラストが1本断線していました。めぼしい交換部品はあまり中身を見ずに持って来てはいたのですが、予備のバラストも用意してあるはずが見当たらない。
 仕方なく右はHIDのまま、左だけ、ハロゲン球を取り付けて、とりあえず1回目の検査完了を目指しました。
 でもこれだけ右往左往したので、9時開始直後からレーンに入っていたのに、3回目にレーンを出てきたときには12時直前で、もうちょっと遅ければ、検査証を午前中には受け取れないところでした。仕事が午後にはあったので、とても危なかった。
 ヘッドライトは、左右色違いは認められないそうです。ケルビン数は4300Kで同じとはいえ、HIDとハロゲンとでは光量には相当な差があるはずですが、今回は不問でした。だいぶん長いことしげしげと眺められてはいましたが。
 ラッキー!

カメラの表示を要求された

 今回の車検で気になったのは、車載の前方や側方のカメラの表示を要求されたことです。これまで要求されたことがあったかどうだったか、記憶にありませんが、今回特に印象に残りました。
 このようなカメラまで、発売当時に搭載されていたからという理由で、映らなければ車検を通さないというような姿勢で車検をされるなら、販売時点では、そのようなオプションを搭載しない方が、結果的に車を長生きさせることができるかもしれないということはありそうです。
 バックカメラなどの装着は、 新型車は2022年5月から、継続生産車(既存モデルの新車)は2024年5月から義務化されたということで、それ以降生産される車については、それもやむを得ないのでしょう。しかし、以前はオプションでしかなかったようなものまで、発売時に搭載されていたからという理由で、もし車検に不合格になるようなことがあれば、これは由々しき問題なのではないでしょうか。
 カメラなどの電子機器は、車の機能的な部品よりも遥かに寿命が短いはずですから、車を短期間で使い捨てにさせる、メーカーを儲けさせようとする体質は、これからもどんどんと強まっていきそうです。
 メーカーも、これらの部品を、車維持には欠かせないと考えて、「古くても在庫しなければならない」というような姿勢にはならないでしょうから、高価なものを作ってはすぐに捨てさせる政略はどんどんと強まっていきそうです。 

デリカD5のヘッドライト修理

 バラストさえ取り替えれば終わりだと高をくくっていたヘッドライト修理も、蓋を開けてみればかなり大変でした。
 バラストを取り替えただけでは点灯しないので、バナーも取り替えて点灯したので、それをヘッドライトユニットに取り付けようとして、うまくいかず、バナーは取り付けられない、バナーの覆いの蓋もきちんと嵌ってはくれない、それで曲がりなりにも取り付けて、いざ点灯しようとすると、またまた、点灯しない。
 それで、ヘッドライトユニットを取り外してから、交換しようと思っても、配線のソケットがどうやって外せるのか分からない。
 そんなことを繰り返して、バナーが悪いのやら、バラストが悪いのやら特定できずじまい。
 もう仕方がないので、休みの日に腰を落ち着けて取り掛かることにして、やっとのことでユニットを取外して、取り付け直してみると、結局バラストだけの交換で左側はOKでした。
 ところが、やっとできたと喜んでいたら、今度は異常なかったはずの右側が点灯直後に不点灯に。
 これはどうも電力不足が原因のような気がしてきたので、以前リレーを挟んでいたはずなのに、なぜかリレーが取り付けられてはいなかった(昔車をぶつけたときに、車屋がHIDを取り替えたことがあったので、その時に取り外したか)ので、それをリレー経由にしました。それでも、状況がまだ改善しなかったので、今度はこちらのバラストも交換して、やっと修理完了と相成りました。
 ついでに、55Wにしていたフォグランプのバラストも35Wの小さいものに取り替えておきました。

ナンバー灯もLEDに

 どの車だったか、ナンバー灯の球切れも以前注意されたことがあったので、デリカのも、ちょっと明るめのLEDに交換してみました。これが車検時にOKかどうかは次回の車検の時まで据え置きです。

デリカは今度はブレーキホースを変えるぞ

 デリカは今年で13年経ちました。前回の車検時、ブレーキのローターなど大掛かりな修理をしてはいますが、ブレーキホースは交換していないようなので、今回はホースの交換を依頼します。(前回交換していたそうですす。)後は、クーラント、トルコンオイル、デフオイル交換くらいですかね。

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