Tecton12

フリッチ Tecton12 金具取り付け

2021.1.26

Tecton12購入

 ATOMIC BACKLAND 85 158cm を革靴のテレマークで滑ってみて、スキーの先端がブルブルして安定しないし、革靴なのでエッジなどは全く効かないしで、スキーが短かすぎるのも手伝ってか、不安定すぎて怖くて怖くてまともには滑れたものではなかったので、半日練習しただけで早々に山スキー用の板に転用することにしました。
 私がこれまで持っていた山スキー用の金具 フリッチ ディアミール チタナールのスキーストッパーは78cmまでなので、この板用に使うならストッパーが使えません。そこで、新しい山スキー用の金具の入手も考えますが、ところがどっこい、山スキー用の金具だけを売ってくれる店が非常に少ないのには参ってしまいます。板と同時でないと金具を売ってくれない店が非常に多いのです。
 それだけ山スキー用の金具は、供給が少ないのですかね。
 特にフリッチ Tecton12は、トウピースのテックピンの部分にセーフティー機構がついている唯一の金具なので、売っている店自体が非常に少ないです。(トウピースが共通のフリッチ ヴァイペックEVO 12 というのもありますが。)
 そこをなんとか、ネットで探しまくって、靴をせっかくテックビンディングが使えるK2 MINDBENDER にしたこともありますので、金具を新調して、フリッチ Tecton12 を付けてみることにしました。
 それにしても金具だけで定価 77,000円 は高すぎます。ゲレンデ用の板だったら古いのなら上級者用のが金具付きで買えてしまいます。
 あまり需要・供給がある商品でもないので、値引きなどもほとんど期待はできませんし。

取り付けゲージなど一切ついてはいない

 購入前から分かっていたことではありますが、このTecton12には、金具取り付け用の紙ゲージすら付いてはいません。ディアミール チタナールの時には、紙ゲージが付いていたのに、メーカー側では契約専門店だけに金具を取り付けさせたい意向のようです。
 ゲージは、寸法を測りながら、現物合わせで作成するとして、付属のマニュアル類だけでは、ばらばらで梱包されている金具をどう組み立ててよいのやら、ちょっと困ってしまいました。

 

 まずは、流れ止めの取り付けです。流れ止めを取り付けるプラスチック部分に、流れ止めの鉄をちょっと左右から押し縮めながら、組み込みます。
 次に、セットした流れ止めは、2枚めの写真のように、後ろ側の金具に合わせてしっかりと組み込まないといけません。
 ゲージの作成は、ブーツセンターがきちんとした位置になるように、トーピースの金具位置をあわせて、後ろ金具はある程度調整代があるので、自分のブーツで、ちょうど調整代のまん中ぐらいになるように位置を決定します。
 かなり慎重に位置を検討したはずなのに、最初に作ったゲージは、配置が大幅にずれていて、2回めにもやはり少々間違いながら、なんとかゲージを作成しました。
 それでも、いきなりスキー板に穴を開けるのは、少し不安が残るので、そこら辺に転がっている木片に、作成したゲージで金具を取り付けてみて、その後やっと実際の板に適用しました。
 途中一箇所だけ、さほど大穴を開けたつもりもないのに、すぐにビス穴がバカになるなどのハプニングはありましたが、、J-Bウェルド AW-20Z オートウェルドでリカバリーして、なんとか取り付けることができました。

実は最初1本分の金具しか配送されなかった

 最初、送られてきた金具を見て、唖然としてしまいました。スキー用の金具ですから、2本分が1セットのはずなのに、1本分しか入っていなかったからです。期待が大きかっただけに、愕然として、どうしようもないほどの脱力感に見舞われました。
 しかし、amazonでの注文だったので、最悪返品は可能です。ダメ元で販売元に電話を入れてみれば、もう1本分の片割れも店の展示品として残っていたそうで、早々に商品を送っていただけたので、事なきを得ました。
 しかし、スキー専門店のはずなのに、金具を1本分だけ送りつけてくるこの店は、どういう店なのでしょうか。商品を出品し、1本分だけ発送してしまった人の感覚が、私にはどうにも理解できません。

テックビンディングへの靴の着装はやっぱり慣れが必要

 初めてこのビンディングに靴をつけようとして、前側のピンに靴を固定するのにはやっぱりかなり苦労しました。どこにどうもっていったらうまくピンに靴が固定されるのかがなかなかわからなかったせいです。
 色々やってみると、滑走モードの時には、後ろの金具に靴の位置を合わせてから前のピンのところに靴を持っていけば一発で固定できるようになりました。しかし、登高モードの時には後ろの金具の位置がずれるので、前のピンだけを見ながら位置合わせをしなければなりません。この場合は、やはりピンの固定にはもうちょっと慣れが必要なようです。
 滑走モードから、登高モードへの切り替えをストックなどで簡単にやっている動画を見つけました。これができれば、滑走モードで靴を固定してから、登高モードに移行できるので、トーピースへの靴の固定も苦労せずにすむでしょう。