ATOMIC BACKLAND 78 85

ATOMIC BACKLAND 78 85

2021.12.28 

ATOMIC BACKLAND 78 157cm

 これまでどのスキーを選んでよいかわからず、ゲレンデ用のスキーにフリッチ ディアミール チタナールを付けて山用に流用していました。しかし、ゲレンデ用のスキーは、特にカービングになってからは重すぎます。
 それで、ATOMIC BACKLAND 78 157cm や 85 158cm が安くなっているようなので、2本買って、一本は山スキー用、もう一本はテレマーク用の板にすることにしました。
 最初、85の方を山スキー用にしたいと思っていたのですが、私がこれまで使ってきたディアミールのスキーストッパーは78cmまでなので、この金具を流用しようとすると、山スキー用には78しか使えません。
 それで、78の方を山スキー用にしたわけですが、結果は、いま一歩でした。
 とっても軽いので、ザックに付けて山を登るのはこれまでの苦労が嘘のように快適です。
 しかし滑りの方は、お世辞にも良いとは言えませんでした。ゲレンデの硬い所で滑るとスキーの先がブルブルと震えて、全く安定しないので気持ちよく滑れません。ゲレンデスキーでは165cm位が手頃な長さなので、山用には、滑りの快適性よりも取り扱いやすさを優先するなら 157cm ぐらいが一番いいだろうという判断をしたのですが、これがちょっと短すぎたのかもしれません。
 もしくはロッカーの形状が、どうしても安定性を欠くものなのかもしれません。

幅が狭すぎるから安かった

 ATOMIC BACKLAND 78 157cm や 85 158cm が安くなっていたので飛びついてしまったのですが、結果から言えば、78 や 85 というのは幅が狭すぎるので不人気だったため安くなっていたようです。今どき山スキー用には100cm前後の幅が人気のようですね。
 ゲレンデスキーの78ぐらいでも、私は新雪の滑降に不自由してはいないので、新雪の滑りやすさのためだけなら、78ぐらいでもいいとは考えるものの、硬いバーンで直進安定性に欠けるのはなんとかなりませんかね。
 同じスキーでも少し長さを変えればマシなのか、そうではないのか。判断に苦しみます。
 幅の太さは直進安定性にはあまり影響を与えないような気はしますが、実際の所どうなのですかね。

テレマークに革靴はやっぱり厳しい?

 ATOMIC BACKLAND 85 158cm を革靴のテレマークで滑ってみて、やっぱりスキーの先端がブルブルして安定しないし、革靴なのでエッジなどは全く効かないしで、滑っていて怖くてまともには滑れませんでした。
 カービングになる前の190cmの板のテレマークなら、大股開きの不格好でも、新雪や急斜面でもなんとか不安なく滑れていたのに、今回の BACKLAND 85 は、緩斜面でも不安定で、全く滑れるようになる気がしません。
 カービングに革靴は、やっぱり無理なのですかね。短いのも安定性に大きく影響するような。
 それで、この板は、山スキーで使えるように金具を変えます。これを山スキー用にしても、直進安定性はやっぱり期待できそうにはないですが、テレマークの金具を付けたままこのままお蔵入りさせるよりは、この85の方の滑り心地も試してみたくはあります。
 今まで持っているディアミールのスキーストッパーは78cmまでなので、ストッパーは諦めて、流れ止めの紐にするか、金具を新調するかは悩ましい選択です。
 最近、山スキーの金具だけを売ってくれない店が多いのも困ったものです。

ATOMIC BACKLAND 85 158cm を山スキー用にした

 ATOMIC BACKLAND 85 158cm に Tecton12 を取り付けて、山スキー用にしました。ATOMIC BACKLAND 78 157cm よりは滑走時スキーの先端がブルブル震える感じが少ないですが、ゲレンデで滑るときにはやはり、エッジに乗って切れていく感覚というのは全く無いです。
 山での不整地滑走を重視してロッカーが入っている板は、販売文句に「ゲレンデの硬い斜面でも快適に滑れる」と書いてあっても、所詮こんなものなのか、メーカーや板が変わればもう少しマシな板があるのか、もっと違う板を試してみたいところではあります。
 まあしかし、そうそう板ばかりを買うわけにもいかないので、78 よりも、当面はこれを山スキーで使っていこうと思います。

シールは昔の60幅でもなんとか使える

 シールは昔の60幅の狭いものでもなんとか使えます。左右をシールが板の外側に沿う様に貼り付けます。
 流石に斜面が急になって、シールを張っていないところが斜面に付くと少し苦労をしますが、なんとか使えないことはありません。

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