simフリースマホの設定

simフリースマホの設定

SIMと携帯末端を同時に買えば最初は問題ないが

 私は最初、Fletel Priori3S LTEをsimと同時に契約したので、SIMはもう既にセッティングされた状態で送られてきました。ですから、最初は何もしないでも普通に使うことができます。
 でも、何かわけがわからないことをいろいろとやっていると、やっぱりつながらなくなって右往左往してしまいます。

SIMのサイズ

 SIMのサイズは3種類あり、携帯末端によって使えるサイズが違ってきます。ですから、使いたい末端に合ったサイズのSIMを契約するのが基本になります。
 ただ、simの電気的な接続部分のつくりは、どのサイズのSIMでも同じになっているようで、サイズを小さいものから大きいものに変換するアダプターが何種類か発売されています。
 これを使うと、nanoSIMをmicroSIMに変換して使うこともできるようです。
 Fletel Priori3S LTEに金属製の変換アダプターを使って、FletelのnanoSIMをmicroSIMに変換して使ってみたところ問題なく使えましたし、同じものをNTTが販売しているarp AS01Mでも問題なく使えました。
 逆に、大きいシムを小さく切って使う猛者(もさ)も居るようです。ただ、simは使用期間後返還しないと違約金が発生する業者が多いでしょうから、この場合は素直にSIM交換手数料を払ってSIM交換するほうが無難です。
 このアダプターを使ってのサイズ変更は、たいていの場合やればできることが多いような気がします。しかし、やはり、これは裏技の一種で、公式に認められているやりかたではありません。
 どんな機種に今後変更するかわからないから、とりあえずnanoSIMにしておいて、変換アダプターでサイズ調整しておけばいいというような使い方は、やはりリスクを伴うものであるということは十分認識しておくべきだと思います。それを前提にしてSIMのサイズを選ぶのは、ちょっと危険な香りがします。
 わたしはそれでも、そうしてしまいますが。
 普通の人は、携帯末端をそうそう変えるものでもないので、素直に自分の末端に合ったサイズのSIMを選びましょう。

SIMサイズ変換アダプターを使うなら

 SIMサイズ変換アダプターを使うなら、必ずSIMをアダプターに着けた状態で、外れないようにして携帯に差し込みます。
 アダプターだけを携帯に差し込んだり、SIMが外れたりすると、接点がアダプターの穴に引っかかって、必ず携帯の方が壊れます。
 誤って差し込んでしまった人は、アダプターの下に薄いフィルムのようなものを差し込んでアダプターを引き抜く裏技がネットで紹介されています。
 私は試したことはありませんが、困ったら検索してみてください。

SIM交換は電源を切って

 SIM交換は必ず電源を切ってしましょう。私は最初何気なくFletel Priori3S LTEの電源を切らないままSIMを抜いてしまいました。
 それで、もう一度SIMを差し込んでも通信できませんでした。
 「壊れてしまったか」と随分と焦りました。買って幾日もたたないうちに、馬鹿なことをしてSIMを壊して、無料交換がきかずに、再発行手数料を払わなければならないのは、やりきれません。
 でも、結果的には設定をもう一度やり直すと使うことができたのでやれやれでした。
 今回は、電源を切らずにSIMを抜いても壊れはしませんでしたが、後から考えれば、これは当然とても危険な行為です。
 スマホの待機中は表示がブラックアウトするのでつい油断してこんなことをやってしまいがちです。注意しましょう。

SIMフリースマホの設定

 最初に、アクセスポイントの設定をします。契約時に送られてきた情報に従ってアクセスAPNやユーザー名を入力していくだけです。
 OCNなど、主要なSIM提供業者の情報は、もう既に登録してあって、それを選ぶだけで設定できる場合が多いようです。
 当然Fletelなどのマイナー業者の設定は、登録済みではありません。ですがこの設定は、それほど難しくはないので、登録済みかどうかはそれほど気にする必要はないでしょう。

設定が変わっていると通信できないところがいくらかある

 上のAPNの設定だけですぐに問題なく通信ができるようになればそれほど焦らなくて済むのですが、そう簡単にはいきません。
 他にも設定が変わっていればうまく接続できない項目がいくらかあります。これがスマホ設定初心者にとっては結構トラップになるかもしれません。
 先ほどのSIM交換で壊れたのかと焦っていた時には、なかなか通信が再開しないで、「壊れたのか」と本当に焦りました。
 SIMカードが末端に認識されていれば、設定のSIMカードという所が、差し込まれているスロットルに表示があって、選択可能になっているはずです。
 これをONにできなければ、末端にSIMが認識されてはいません。
 次に、「モバイルデータ」という所がONになっていないと通信できません。これは、設定のデータ使用量→JPDOCOMOの中にあります。
 それから、その下にあるモバイルデータの上限を設定するがONになっていると、上限が0だとやはり通信が再開しません。これはOFFにするか上限を上げるかしないといけません。
 通信を再開できなかった最後の関門がこれでした。
 Wi-Fiの所がONになっていると、家でWiFiが使えるところでは通信できますが、これはSIMを使っての通信ではないので、SIMを使っての通信を試すときには必ずOFFにします。
 「やっとつながった」と思って喜んでいたら、WiFiがONになっていたなんてのも、よくあることです。
 設定→「もっと見る」の中にある「機内モード」はOFFになっていますか。これも、OFFでないといけません。
 以上で、大体引っかかりそうなところは終わりです。これだけやれば、おそらく通信が再開できるはずです。

TUTAYAの設定復元ツール

 TUTAYAのTONEのスマホは、その点あまり訳が分かっていないユーザーでも簡単に復元できる仕掛けが用意されています。
 商品が送られてきた箱にスマホ本体をかざすと、上に書いたような個所を設定し直してくれる様になっています。
 仕掛け自体は、数か所設定を変えるだけの簡単なものだと思いますが、こんな仕掛けも、あればありがたい人は結構いるかもしれません。

その他の問題になりそうなところ

 設定→「音と通知」のところがマナーモードになっていると当然音は出ません。その下の「通知」の中の、「アプリの通知」で、特定のアプリの通知をそれぞれ指定できるので、特定のアプリだけが通知されない時は、それが原因かもしれません。
 ストレージのところで、データをSDカードに移すと、アプリの所でも、データをSDカードに移しておかないと、そのアプリがうまく使えません。

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