室内円筒錠取り外し
室内円筒錠取り外し
築40年にもなる家ですから、室内のドアに取り付けられている円筒錠が引っかかるような感じになって、回りにくくなることがあります。
このような場合は、早めに取り外して、可動部分にグリスを塗っておくと、動きがスムーズになって復活します。
この円筒錠の取り外しですが、ノブが取り付けられている付け根の辺りに小さい穴があることが多いです。その穴を千枚通しのような細いものでつつきながら、ノブを引っ張ると、抜けます。
久しぶりにこれをやってうまくいかないので、どのような構造になっていたかな、と思って見てみると、この穴の中に、ちょっと出っ張ったものがあって、それを押さえることで、ノブの引っ掛かりが外れるようになっていました。
千枚通しでこの穴をむやみと突いてうまくいかなかったのは、出っ張りではないところをつついていたからのようです。千枚通しのように先が尖りすぎたものは、出っ張りを的確につつくという用途には、あまり向かないかも知れません。
ノブが抜けてしまえば、ドアノブ付け根のところのカバーはかぶさっているだけなので、マイナスのドライバーなどでこじれば簡単に取れます。そこに取り付けネジが露出しているので、そのネジを外すと、ドアノブの交換もできます。
交換用のドアノブはドアの幅、ノッチ取り付け部分の大きさ。ドアの端から、ノブ中央部分までの奥行きなどを測っておいて、同じ寸法のものを取り付ければ、円筒錠から、ノブ式の錠にも簡単に交換可能です。
鍵穴にはシリコンスプレー
このHPの鍵修理の所で何度も書いていますが、ノブの内部の可動部分には、グリスをしっかり吹き付けておけば鍵が復活するのですが、鍵穴にCRC55やましてグリスなどは絶対に吹き付けてはいけません。最初は動いていても、これらの油にゴミなどがついて、鍵をだめにしてしまいます。
鍵穴には、鍵穴専用のシリコンスプレーなどを吹き付けます。これは100均にも売っています。
