ベランダ屋根修理

ベランダ屋根波板修理

台風で波板が吹き飛んだ

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 令和5年夏の台風で、ベランダの屋根の波板が粉々になって、我が家の近所に散乱してしまいました。築45年以上経っている家の、ガラスネツト入り塩ビ波板ですから、こうなっても致し方がないのかもしれません。
 耐用年数は巷では5年ぐらいと言われているようなので、昭和40年代に建てられた家の波板がこれまで壊れずに一応機能していたのは、むしろ驚異的なのかもしれません。
 取り外した波板を触ってみると、手でちょっと曲げたくらいでも、バキバキッと折れてしまいますから、台風の風で吹き飛んで粉々になったとしても、驚くにも値しないくらい脆くなっていました。

年も押し詰まってやっと修理した

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 年末になって、山に雪もなし、時間(心)に少し余裕が出たので、やっと改めて壊れ具合を確認してみると、上の写真のような見るも無惨な有様でした。こんな状況を確認してしまっては、修理しないわけにはいきません。
 どんな工作をしているのか、様子がよくわかりませんから、とりあえず壊れた波板を全部取り外してみます。
 取り外しは、120cmの脚立を使用すれば、屋根が元々破れていますから、さほどの苦労もなく丸裸にできました。
 使用波板は9尺9枚で、左から順に施工しているようです。屋根への固定は、25mmのL字型の金属製のワンタッチフックを使用していました。

実作業時間は1日半ほど

 ポリカーボネートの波板やフックの市場調査のため、ホームセンター何店舗かを回るのに時間を費やしたため、初日は2枚ほどしか施工できませんでした。
 材料費は、波板9枚で25,000円ほど、フックは140個使用で、30個入りのパッケージを5セット、約5,000円ほどです。
 以前使ったことのある波板切りのハサミを、別の遠い場所に置いたままにしていたために、取りに行くよりも買ったほうが安く、一家に二つあってもあまりこれからも使う見込みもないのに、やむなく無駄な買い物をしてしまいました。
 波板の長さは、屋根に取り付けてあったものは、271cmでした。九尺の波板は273cmあり、私のセキスイハイムの初期型の屋根のベランダには、そのままではちょっと長すぎて、うまく取り付けることができませんでした。3cmカットして、270cmで、ちょうどよいくらいの長さになります。
 フックを通すための穴は、フックの直径が3mmちょっとなので、4mm弱のドリルを使いました。
 この太さのドリルで直接孔を開けるのは、刃がぶれてうまくいきそうにないので、先に2mmのドリルで穴を開けておいてから、二段階で穴あけしました。

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 以前、RYOBI(現Kyocera) 12V のインパクトドライバーとドリルドライバー、照明の3点セット(コンボキット)を買っていて、これまでインパクトドライバーしか使ったことがなかったのを、今回初めて、ドリルドライバーも使ってみました。
 インパクトドライバーにもドリル刃を付けての2本使いは、今回のような用途にはとても便利でした。

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最後の1枚だけは2階の屋根から

 8枚目まではベランダから作業ができたのですが、最後の1枚だけは、下から足場を確保できなかったので、2階の屋根に上らざるを得ませんでした。屋根自体は、私の家はまっ平なのでどうということはないのですが、長いはしごを伝って2階の屋根まで上がるのは、やはりあまり気持ちの良いものではありません。長いはしごは、持ち運びもとっても重いですし。
 上の左側の写真は、屋根の上から撮ったものです。

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