木のおもちゃ

木のおもちゃ
0系新幹線といすゞ117クーペ
子どもが117クーペや0系新幹線を作ってほしいというので、家にあった切れっ端を使って、ご覧のような簡単なものを作りました。
やっと出来上がって、まあまあの格好のものができたと思ってほくそ笑んで息子に渡した途端に、子ども特有の乱れたタッチで、見事なペイントをしてくれました。
作った当人としては、「はぁ~~!」ですが、息子は喜んだので、それで良しとしましょう。
いすゞの117クーペは、ジウジアーロデザインで販売当時はとてもスタイリッシュな格好で、私は結構好きなスタイルでした。オヤジの話を聞いている息子もこれが結構好きです。
我が家の近くに、いすゞの車をレストアするのが趣味な方がいて、そこには117クーペがいつも置いてありました。その当時にしてもかなり昔のフローリアンという乗用車をベースにしたスポーツカーですから、走りなど全く期待はできないでしょうが、スタイルはずば抜けてセンスがありました。
新幹線が乗っている橋脚は、プラレールのものです。
十手と刀
私自身が父親から十手(じって)を作ってもらったという話を息子がばあちゃんから聞いた時に、「僕にも作って」と頼まれて作ったのが、左の十手です。
父が作ってくれたものは、家の近くに生えていた竹を基に、房もより糸を束ねてからほどいて、とてもきちんとした工作をしてくれていました。
私のは、父の作り方を真似てはいますが、使えなくなった自在ほうきの柄をそのまま使い、房も折り詰めの結びの紐をそのまま使った簡略版です。房をもっときちんと作ったほうがよいと思いながら、結局そのままになっています。
刀は使い込んだものを写真に撮ったので、出来た時の見る影はありません。バンパー用のスプレーを吹き付けて、鍔も木で作っていました。鍔は刀身を通すために大きな穴を開けなければならないので、強度があまりなく、割れてしまいました。
鍔を取り付ける根本のところは、車用に使った銅箔テープを巻いて、少し高級感を出しています。柄と銅箔テープとの間の線が、鍔の付いていたところです。
刀など百均にも売っているので、わざわざ手間隙かけて作る必要はないかもしれませんが、まあ「父ちゃんが作った」というのが、価値というものでしょうか。
スイトン
スイトンについては、別頁で。